散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

すすきの北側に移転

2013年10月13日 20時45分15秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
さて本日の最後は、すすきのの北側に移転してきたバー「Z」。ほぼ開店すぐに入店。新しい店はコンクリート打ちっぱなし+音を吸収するための木の板が設置されており、ちょっとパイプオルガンのような見た目になっている。

最初の一杯はメニューから目に付いたスレッジハンマー。さっぱりと強い酸味のカクテルだ。

2杯目はオーソドックスにマティーニ。グラスが凝っている。



3杯目は何かモルトをと相談し、ラガヴーリン12年のシェリーカスクを飲むことになった。


→ボケボケだ…

これがしっかりしたピート香と華やかな味わいもあって、申し分のない味。しかし、最初にラガヴーリン25年が目に入ったのだが、そちらは高すぎて手が出なかったのが残念でもある。

さて、移転して行きやすくなった「Z」だが、どういうローテーションで通うことにしようか。



本日も早めの帰宅。

大名古屋まつり

2013年10月13日 19時25分08秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
先日、テレビで「お試しかっ!」を見ていて、ちょっと行きたくなっていた名古屋発祥の居酒屋「SY」へ。17時半に入店するも「禁煙席は予約で満席、カウンターと喫煙席が空いています」ということで、カウンターを選択してみた(結果的に、喫煙者が来なかったので良かった)。帰るときには階段に10人ほどの行列ができていたので、札幌では1軒になってしまったこの店だが、なかなか人気健在といえるだろう。

歩き疲れたので生搾りレモンサワーを注文し、最初に到着したのはどて煮、ぞっこんキャベツ。赤みその少しこってりした味とキャベツのバランスがいい。





そしてやっぱりこれだろう。幻の手羽先。かなり胡椒が効いていて、手をふきふき飲み物に手が伸びる。



それからぜひとも食べたかったのが、みそ串かつ。さっきのどて煮より甘くないさっぱりした味付けのように思う味噌だれが、衣に程よくしみ込んでいて、実にいいのだ。



元気サワーというのを注文し、ついでに黒手羽先というのも行ってみた。こちらはウスターソース味なのだが、違和感はない。幻の手羽先がスナック菓子的な味付けなのに比べ、こちらは手羽先も大きめのものを使っているようで、ジューシーで旨みがある。



そして締めにいいものが見つかった。海老天むすと名古屋コーチン入り団子スープである。塩味の天むすを食べ、さっぱりしたスープを飲む。肉団子がこれまた美味しい。





他にもみそうずら卵フライ、山ちゃんサラダ(あ、店名が)、名古屋コーチン入り鶏団子南蛮など気になるメニューもいくつかある。店の人の感じも良かったし、今にして思うと通しがないというのも、ちょい飲みにはありがたい。また行ってみてもいいかなという気になるのであった。

なお、「人類資金」とコラボした「人類チキン」というメニューが期間限定押しで、来店する客にいちいち説明しているのが、ちょっとおかしかった。


日曜日も昼酒よ

2013年10月13日 16時18分09秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
普段は酒を飲まない日曜日であるのだが、明日は祝日とあって変則的な一日。今日も芸術の森帰りに、すすきの駅で下車し「S」に行ってしまった。もう少し客がいるかと思ったが、一番に入店。その後、数人来店というところか。

まずはオリジナルハイボールを注文し、センマイから。葱と辛味噌タレを全部混ぜ合わせて食べる。ちょっとピリ辛、あっさりした味で食べやすい。



続いて鶏もも、つくね。この店はどちらかというとヤキトン中心なのだが、焼鳥もなかなかいけると思う。



飲み物はレモンサワーに切り替えて、希少部位串からのどがしら(下)。鶏柚子胡椒は料理っぽいのかと思ったら、普通にささみ+柚子胡椒だった。まあ、さっぱりしていていいか。



最後も希少部位串のハラミスジ。これは噛みしめるほどに脂分たっぷりという感じで、ちょっとしつこかったかな。



まずは軽くこのくらいにしておこう。

20131013ギャラリー巡り

2013年10月13日 16時06分57秒 | ART
本日は芸森→三越→スカイホール→さいとう→丸井→大通→富士フイルムと7か所どまり。

■札幌芸術の森美術館「高橋コレクション マインドフルネス!」。

まずはエントランスの草間彌生「ハーイ!コンニチワ やよいちゃん」「ハーイ!コンニチワ ポチ」を撮影。基本的に展示室は撮影不可なのであるが、こういう記念撮影コーナーがあるとかなり嬉しい。

 

畠山直哉「Slow Glassシリーズ」:これはボブ・ショウの「スローガラス」をイメージしている作品なのかな?
安藤正子「Light」:子供に金色の毛糸でできた毛布が掛かっている画。金色が光背のようにも見える(手前にあるのだが)。
辰野登恵子「Feb-12-2000」:巨大なピンク色の物体が画面いっぱいに描かれ、圧迫感すらある。

李禹煥「Correspondance」:ベージュ地に灰色の小さな四角。手抜きかと思えるようなシンプルさ。
草間彌生「かぼちゃ」:他の網目状の作品がわりとアバウトな手描きに見えるのだが、これは実に精密に円が並んでいる。
橋爪彩「Girls Start the Riot」:絵具感を極力排除しつつも、バックが黒で古典的な静物画のしきたりを意識した作品。女の子の足が桃を踏んでいるところが、ものすごく気になる。

藤田桃子「タオ」:タオというか「タコ」という感じ。形ははっきりしないが、タコやワニの目に似た部分、また白く人の顔が浮かんできそうな部分がある。
福井篤「大熊猫座」:女性の顔の下にある星座が「大熊猫座」(架空)か? 安易にはくちょう座とかでないのがいい。
落合多武「猫 彫刻」:キーボードの上に猫の彫刻が乗せられており、ずーっと「ファーン」という音が出続けている。葬送のファンファーレという感じ。

川島秀明「bye」:デザイン化された女性の目から涙が9滴。上手い。
塩保朋子「thriving」:真っ白な紙を数枚重ね、そこに小さな穴をあけて水の泡のように見せる作品。わずかな立体感が驚くべき効果を見せる、今展覧会の傑作。
鴻池朋子「ラ・プリマヴェーラ」:人間の脚をもつ昆虫が飛ぶ中、中央の女性の上半身が多くのナイフに分裂して飛び上がるという、ドラマティック作品。

会田誠「紐育空爆之図(戦争がRETURNS)」:こんな有名な作品が来るとはねえ。ゼロ戦がホログラム紙でできており、まず美しいと思ってしまうのも無理ないのでは。

非常に面白い作品が多かったが、作品の解説は全くなし。素直に見れば問題ないのだが、慣れていない人にはどうやって見るのかと悩む人もいるかも。

 



なお、工芸館の「SHIKOKU CRAFT」もついでに見ていくべし。



街中に戻ってくると、空がどんよりしている。



■大丸藤井セントラル「苛原治作品展」。3階のイベントスペースに数点の作品展示あり。いろいろな可能性がありそう。

■さいとうギャラリー「べるぱぴえ展」。
佐藤拓実「電車にて」:電車の窓に多数の目が浮かぶ、不気味作品。
坂みち代「ひとり…(1)~(3)」:子供が一人で公園のブランコに乗る、寂しくも余韻のある作品。

■丸井今井「アート仏像展」。かなりいろいろな種類の仏像が作成されているのだが、興福寺の五部浄(胸から上しかないやつ)、山田寺仏頭など、マニアックなのが多くなってきた。みうらじゅん監修の投入堂蔵王権現というのもあった。

■大通美術館「北海道陶芸会45周年記念」。迫力の作品多し。

麺の日(3)

2013年10月13日 12時09分02秒 | 食べ歩き
昨日から引き続き、また麺類の昼食。後々のことを考えて、カレー蕎麦で控えめにしておくことにした。



麺はまさに機械っぽい仕上がりなのだが、これの美味さは最後のそばつゆとカレーが混じったのを飲むところにある。多少の二日酔いもこれで収まり、よし行くか。