20141105最近読んだ本

■「モナミは世界を終わらせる？」はやみねかおる

■「宰相の二番目の娘」ロバート・Ｆ・ヤング
アラビアンナイトの世界にタイムトラベルした主人公は、シエヘラザードと間違えてその妹を誘拐してしまった。さらに時間の壁を乗り越えて、自分の時間に戻れなくなってしまうのだが…。タイムトラベルものというよりは、ラブストーリーか。

■「めしばな刑事タチバナ１５」坂戸佐兵衛、旅井とり
今回は「ふりかけ」だけで７話。つい食べたくなり、家にあったふりかけを全部繰り出してしまった。かなり地域性のある食品のようだが、旅先のスーパーでも着目したことが無かった。

■「サンリオＳＦ文庫総解説」牧眞司、大森望
文庫本以外の棚にあまり行かないので、危うく見逃すところだったがいい本が出た。文章を寄せているライターはサンリオＳＦ文庫２セット全そろいの人から、全然読んでない人までいる模様。私は１４８冊持っている（当然、読んでいる）ので、結構なものなのかもしれない。しかし、まさか全部まとめて廃刊になると思っていなかったので、出版当時あまりお金の無い大学生だった私はとても出たものを全部買うということはできなかった。

■「コロヨシ！！」三崎亜紀
なぜか高校３年間しか許されないスポーツ「掃除」。どうやら戦前・戦後の動乱期に問題視され、限定した形で封印されてしまったようなのだ。ある種の古武道のような印象を与える描写で、なかなか面白い。

■「凍りついた空」ジェフ・カールソン
エウロパで生命体が発見された。接触を試みるも、非常に攻撃的な生命体で知性の有無は不明。地球側も知的生命体としてコンタクトしようとする派と、単なる動物として遺伝的に利用しようとする派に分かれ、大混乱。