散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20141129最近読んだ本

2014年11月29日 23時50分15秒 | 読書
■「ナミヤ雑貨店の奇跡」東野圭吾
そっと手紙を投かんすると相談ごとにのってくれるという雑貨店の話。ハインラインの幾つかの作品を思い出した。

■「HO 2015年1月号」
路地のみ、小屋のみ、人情酒場特集。

■「東京路上探検記」尾辻克彦、赤瀬川原平
再読。

■「最後の深淵の騎士 ペリーローダン485」フォルツ
主要人物の登場なし。深淵の騎士というのもいま一つ分からない。

■「Bocket第1号」山田航責任編集
すすきの、鴨々川界隈のムック。

■「今日から地球人」マット・ヘイグ
リーマン予想を証明してしまった科学者を抹殺するために、別の星から地球に侵入した宇宙人の物語。しかし、地球の常識が理解できず、ドタバタ騒ぎへ。

以下、図書館の2冊。
■「架空の球を追う」森絵都
いくつか印象的な短編あり。

■「会社が嫌いになったら読む本」楠木新
「会社のことが嫌いになっても、仕事のことは嫌いにならないでください!」という本ではない(いや、意外とそうかも)。

20141129ギャラリー巡り

2014年11月29日 16時00分02秒 | ART
本日は丸井→ARTスペース201→さいとう→スカイホール→創→11コンセプト スペラレ→鴨々堂→三越→富士フイルム→大通→グランビスタ→道新→時計台→たぴお→大同→エッセ→大丸→資料館の18か所。回るギャラリーを書いた手帳を忘れ、記憶と野生の勘に頼らざるを得なくなるという失態。

■ARTスペース201「札幌市立大学写真映像部SEED 僕の私の五臓六腑」。
岩田翔星「flyout/mosaic」:ものを分解したり破壊するシーンのスロー映像を交えたビデオ作品。結構面白い。

結構早い時間に行ったところ、椅子で女子学生が寝ていて、私に気がついて目が覚める。1分くらいたって「おはようございます…(小声)」というので、笑いそうになった。

■さいとうギャラリー「Saki個展きのうのゆめ」。こまごまとしたものの描写に良い所がある。少しの違和感を交えた作品で、ありそうといえばありそうだが、楽しめた。

次の写真は「木下弥八郎顕彰碑」らしい。札幌じゃ有名なの?



■ギャラリー創「時を刻む建築-コンクリートブロックの魅力」。正直なところ建築模型にもコンクリートブロックにも興味が無いのだが、面白かった展覧会。建築家が建てた住宅の竣工時の写真と現在の外観写真に加え、5年ごとにどんな家族構成だったのかが記録されているのだ。例えば最初は家族4人でも、やがて子供たちは独立し、別の家で子供が生まれ、最近は老夫婦二人暮らし、何ていうのが見て取れる。最高齢は102歳の方がいるようだし、男女二卵性の双子(双子でなくても誕生間隔によっては同じ年になるケースもあるが)と思われるケースもある。家には人が住むという当たり前のことを視覚化した作品である。

 
→写真右は水産加工の「久米商店」が閉店になったのを確認したので掲載。

中途半端な位置にいたので、徒歩ですすきの駅まで北上。途中のお寺を撮影。

 



■ギャラリーたぴお「林教司個展」。見ようによっては厳しいが、私にとっては心和む抽象画を見る。

■ギャラリーエッセ「おつむてんてん~てきぱきなんて、できません。~」。
長屋舞子「朝食」:布で作った立体的なトーストの上に女の子を眠らせ(シルクスクリーン)、チーズや目玉焼き、ベーコンなどをトッピングした作品。布モノは割と苦手なのだが、これは何だか面白い。
長屋舞子「卒業アルバム」:3年2組の男女似顔絵をシルクスクリーンで。なぜか男女ともに4人がアルバムから脱落して、小さな四角の形で枠外にでている。どこか意味深である。

■札幌市資料館「斎藤由美子水彩画展」。何気なく見ると自然な植物の画にも見えるのだが、次第にある種の怖さが感じられる作品であった。
「ひみつの花園」:鉄柵からこちら側に草むらが伸び、可憐な小さな花が咲いている。しかし、ちょっと目を離して振り返ると、ぐっとこちらに接近して、あっという間に包囲されてしまいそう。そんな「だるまさんころんだ」状態が感じられるのは植物に生々しさを感じさせる所があるのだろうか?



■その他
→11コンセプトスペラレはセキュリティロックがかかっており、関係者が来ないと展示会場が見られないというありさま(土曜日だから?)。展示会場には私に全く何の関係もないおしゃれ家具が沢山あった。
→鴨々堂周辺にて。
 



■気になるニュース
→丸井今井美術工芸ギャラリーが2015年1月6日に営業終了する模様。

給料日後

2014年11月29日 15時53分31秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
本日は西11丁目の居酒屋「O」へ。以前にも「給料日後は不調なんです」と言っていたが、今日も静かな状況。しばらく他の客が来なかった。

最初はバイスサワーでスタート。結構この味が気に入った模様、



つまみはピリ辛メンマ、エリンギとレンコンのきんぴら、マカロニサラダと久しぶりに3種盛りにしてもらった。このお得な3種盛り(何と280円)にしてしまうと、結構腹いっぱいになるので、最近はあまり頼んでいなかったのだ。



いずれも酒に合う味付け。次の飲み物は前割り焼酎をロックで飲む。

最後は紫尾の露をお湯割りにしてもらい、ちくわ磯辺揚げを注文。ねっちりとした歯ごたえのちくわに、塩気がちょうどいい。





他の客が数人来たところで、切り上げることにしよう。まだ4時頃なのだが、日が暮れるのは実に早い。

 

60年を超える味

2014年11月29日 11時42分42秒 | 食べ歩き
今日は大通周辺に到着したころに腹が減ってきた。昼食は久しぶりに4プラ地下の「N」に立ち寄って行こう。ナポリタン、オムライスと懐かしの味がある中で、今日は久しぶりのカツライスだ。これには「昭和24年からの味 N特製ソース」とキャッチコピーがついているのである。



サラダとソーダ水が到着。たまに飲みたくなるメロンソーダである(普段の私は水かお茶しか飲まない、健康志向のような人なのだ)。

 

そしてカツライス登場。ご飯+カツ、そして目立つのが全体にかかったソースだ。



味や色からしてケチャップを使っているのは間違いないだろう。しかしピリッとする隠し味が…、一説にわさびだというのだが、本当だろうか? 揮発性で後を引かない辛さなので確かに可能性としてはあるが、辛子ではないと否定することもできないような味だ。

クラシックな洋食を久しぶりに食べて満足した。ギャラリー巡りを続行しよう。