散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

結局、ここへ来る

2019年03月30日 21時09分28秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
すすきのに移動しての2軒目は、気になる立ち飲み店があったのだが、大人気らしくかなりの混雑。ま、いつものコースへということで、バー「N」へ。1杯目はまだ寒い札幌であるが、そろそろ春のイメージで桜マティーニを注文する。私がこの季節に毎年1杯だけ飲むカクテルである。



これ見た感じはほんのりピンクだが、アルコール度数はえげつないことを注意しておこう。

2杯目はアドヴォカート+抹茶リキュール+バニラウォッカ+牛乳のカクテル。予想通り乳製品と抹茶の相性は良い。もっとも酒というよりは、スイーツ的な味である。



3杯目はグレンリベットサイファー。何が入っているのか秘密のウイスキーということだが、なかなか上質な味。



さっきの日本酒も効いてきて、かなり酔っぱらって来たかなあ。ということで、まだ時間も早いのだが帰ることにしよう。

塩分過多

2019年03月30日 18時22分25秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は1軒目が予約満席で振られ(札幌でも有名な居酒屋である)、そのまま札幌駅ビルにある居酒屋へ。まだ18時前なので、夕酌セットというのにしよう。1杯目はオレンジハイボールを選択。通しにかぼちゃとクリームチーズが来た。



夕酌セットとくれば、アテ5種盛りだ。今日はチャンジャと大根、きびなごとアスパラ、じゃこおろし、塩辛、もずく酢がやって来た。



これはどう考えても酒だよな、ということでセットに含まれる3種飲み比べを注文。結構な種類の中から3杯選ぶことができ、岡山の冬の月無濾過生原酒、埼玉の神亀、広島の雨後の月無濾過原酒を選択する。



これで大丈夫。塩辛はかなりの塩分だが、酒に合わせるとピッタリだ。チャンジャもどちらかと言えば辛いのだろうが、塩気もある。他の3種はまあまあさっぱりつまみかな。

量的には少ないので、牛すじ煮込み、カンパチの和え物のようなものを追加。牛すじ煮込みはいろいろな部位を使っており楽しめるのだが、かなりしょっぱいね。



カンパチは味が最初からついているのでどうなるかと思ったが、これはちょうど良かった。しかもカンパチの新鮮さが感じられる歯ざわりだ。



酒ももう少し飲みたくなり、今度は熊本の香露を燗でもらう。穏やかな感じで美味い。



最後にホタテとセロリの梅和えを食べて終了。ちょっと全体的に塩気が強すぎるが、まあこんな所であろうか。それから夕酌セットを頼んでいるのに、通しの料金が別にかかるというのも今一つだな。



この後、すすきのへと向かう。

20190330ギャラリー巡り

2019年03月30日 17時28分55秒 | ART
3月29日に北のモンパルナス。
本日は資料館→かでる2・7→富士フイルム→らいらっく→三越→SONY→スカイホール→さいとう→ivory→HOKUBU→道新→大通→エッセ→エルプラザ→大丸の15か所。

かでる2・7へ向かう途中、ニトリ文化ホール前を通る。私にとっては「厚生年金会館」なのだが、もう立入禁止になっている模様。私はコンサートなどではここに来たことはないが、大学の入学式がここだったのである。但し、猛烈な二日酔いだったため、コーラを飲んで我慢していたことしか記憶には無い。

 

■かでる2・7「明治からつなぐ地質の知恵」。モデルを使った川による地形の生成、地震、液状化などの展示があったが、想像以上に見に来ている親子連れが多く、早々に撤退する。



南区小金湯から発見された、大型セミクジラの化石。推定15m前後で、当時、こんなに大きなセミクジラがいたという証拠はこれが初めてのものらしい。



かでる2・7の2階にあるカフェで昼食を取ろうかと思ったが、こちらも意外な大混雑で断念。またいつか行こう。

■スカイホール「清水良洋個展」。かつて自動車メーカーに勤めていた人の自動車を中心に描いた作品展。フランスやイタリアのクラシックな未来カー、メーカー勤務時代のレンダリングなど、なかなか面白い。
「日野ルノー」:道端でランチを食べる、牧歌的な時代の車によるピクニック風景。
「車輪の夢」:自転車のタイヤ2個の上に寝そべる女性。シュールレアリスム絵画の趣。

■HOKUBU記念絵画館「感覚とは何か」。
佐藤アキラ「夢」:群青展でも個人の本棚を写した写真があったが、それに似た写真があった。棚に見えるのはジョージ・オーウェル、カート・ヴォネガット・Jr、スティーヴン・キング、ウラジミール・ナボコフ、ハリイ・ハリスン、R・A・ハインライン、ジェイムズ・ブリッシュ、P・K・ディック、アルフレッド・ベスター、ハーラン・エリスン、アイザック・アシモフなどそうそうたるメンバーだ。ま、ちょっとSF本道というよりは、文学寄りの棚だなとは思うのだが。

小島新太郎「音」:ざらっとした背景に左側を向いて立つ女性を描いた、今風リアリズム作品。女性は声を発するようでもあり、作品そのものは静寂が感じられるようでもある。
伊牟田經正「胡桃と蝶」:これも静かな雰囲気を醸し出す静物画。

いつものようにコーヒーと茶菓子を頂いて、少しのんびりする。



紀伊国屋書店に立ち寄ってから、飲み屋へと向かう。

ビビンバ

2019年03月30日 12時00分45秒 | 食べ歩き
かでる2・7の近くで昼食場所を探してやや迷走したが、無事にビルの飲食店街でビビンバ(表記がこれで良いのかどうか)の店「Z」を発見。珍しさもあって、すーっと引き込まれるように入ってしまった。



店内はカフェのような感じ。店の方2名は韓国の人だと思われる。ランチは2種類しかなく、その中でオーソドックスなビビンバセットを注文する(もう一種類はチーズダッカルビビビンバ)。お、何かジュウジュウと焼いている音がするな。

ということでやって来たビビンバセット。石鍋ではなく金属のボウルに入っているが、これが熱い。たちまち焦げ目がつくほどではないが、器は手を触れられないくらいには熱くなっているのだ。



ここにコチュジャンを入れ、全体を均一にまぜる。日本人としてはこのまま少しづつ崩しながら食べたいような気もするが、ここは韓国式の食べ方にならうことにしよう。入っている具材はナムル(青菜、ぜんまい、もやし、人参、大根)、海苔、そぼろ、卵黄と卵白は細切りにしてある。

全体を混ぜてから、一口味見をしてコチュジャンを少し上に追加する。これでちょうど良い感じになり、本格的に食べ進むが、なかなか食感にバリエーションもあり、健康的な美味さがあるね。セットについてくるのは味噌汁、サラダ、キムチ。味噌汁は韓国風スープにしてくれた方がより嬉しいが、キムチがあるのはいい。これで少し味に変化をつけ、あっという間に食べ終えた。

ビビンバの美味さ、熱さの追求、店の人も感じよく、良い昼食だった。この辺はあまり通らないところなのだが、今一度来てみても良いと思う。ランチメニューが2種類のみというのはちょっと寂しいかもしれないが、ビビンバだけでも悪くない。