散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20141124最近読んだ本

2014年11月24日 21時29分22秒 | 読書
■「旨い定食途中下車」今柊二
再読。

■「死命」薬丸岳

■「トラップ・ハウス」石持浅海
卒業旅行でトレーラー・ハウスに泊ることになった主人公たち。しかし、気がつくと外への扉があかず、室内には危険な仕掛けがされている。犯人の目的は一体何なのか? 石持ロジックが楽しめる作品だ。

■「ホテル・ピーベリー」近藤史恵
最大3か月、1回限りの宿泊しかできないというハワイ島のホテル。謎めいた人たちが集まるホテルで、人が死んだ。単なる事故なのか、それとも裏に何かがあるのか。

■「天使は探偵」笠井潔

■「パラークシの記憶」マイクル・コーニイ
父系、母系でそれぞれ祖先の記憶を保持し続ける種族たち。しかしその惑星には過去に経験のないほど気温のさがる「冬」が訪れようとしていた。過去の経験を使うことしかできない人々にはなすすべがないのだが、主人公は種族を救うことができるのか。

■「スノーホワイト」森川智喜
全ての質問に答える鏡を使って、主人公は探偵業を行っていた。他の探偵が主人公に嫉妬し、命を狙われることになるが…。全く童話かよ、と思ったら意外な方向に話は転じ、ミステリーとして十分に楽しめる作品であった。

以下、図書館の1冊。
■「住育のすすめ」竹島靖
家に関する選択をする際に、家族で一読する価値はあると思う。

体のだるい休日

2014年11月24日 12時07分58秒 | 食べ歩き
2日間ほどやり過ぎたので、今日は基本的に休養日だ。とはいえ、たまった処分本を売り飛ばしに琴似へ(どうやっても家のスペースに限界があるのだ。本当に本キチなら、大きな家に引っ越すんだろうけどな)。

今日は祝日の月曜日だから、日曜日には開いていない店に行こうと思っていたのだが、何と最近、日祝休日になってしまったらしい。何たることだとガッカリしつつ、琴似の定食店「O」へ行き、カツ重を食べる。

カツは厚めでしかし柔らかい。ツユの量もちょうど良かったが、玉葱の歯触りが残り過ぎではないだろうか。もう少ししんなりと、ツユと卵になじんだ玉葱が好みだ。



味噌汁と漬物付き。ご飯は多目にしてもらったが、まあちょうどよいくらいであった。

後志巡り(11) 小樽の最後はいつもここ

2014年11月23日 21時50分24秒 | 飲み歩き・北海道内
さて、小樽の夜を締めるのは、恒例のバー「A」だ。先客1名の所に入店し、最初の一杯はいつものジンフィズ。濃いめである。



チーズやクラッカー等の通しを通しを頂きながら、マスターが今日見せてくれたのはコーヒーと紅茶のリキュールである。小樽のコーヒーショップの方が、試作品として作っているらしい。これはちょっと珍しいカクテル行こうかなとマスターと相談し、コーヒーリキュール+ブランデー+コアントローのカクテルにしてみた。



これはなかなか大人の味わいだ。これにコーヒー豆チョコレートがよく合うのだ。

3杯目は紅茶リキュール+ダークラム+ミルクのカクテル。こちらはロックスタイルなので少し抑え目だが、アールグレイの香りが結構はっきりとする。



しかし、段々限界が近づいてきた。何しろ午前中から飲んでいるからな。ということで、最後は軟弱に竹鶴ピュアモルトのソーダ割りを飲んで終了。去年の鮭トバ(脂の質が良いせいか酸化していない)を頂いたり、周りのおじさんと会話したり、ジュークボックスのレコードを聞いたり、いつ来ても確実に楽しい締めが約束されている店なのである。

近くのバス停に向かうものの時間が合わず、結局小樽駅に行って、駅内でガラスアート展を見る。次の写真は川田伸行、川田由香里の「ninguru」。



バスに乗り途中で少しうとうとするが、無事に自宅近くのバス停で降りることができた。これで今年の後志巡りも終了。明日は完全休養としよう。

後志巡り(10) 炭火暖かい…

2014年11月23日 18時37分47秒 | 飲み歩き・北海道内
昨日の倶知安に比べ、余市も小樽も寒いような気がする。17時になって、ろばた焼き「T」に入店。宴会も入っているらしかったが、少したつとカウンター12席が満席になり、その後来た客を断っていたので、危ない所だった。

寒さに燗酒を注文。通しはホッキひもとトビッコの和え物。目の前に炭火があるので、体が徐々に暖まってきた。



焼き物を待つ間、酒にはあんきも。これは非常に柔らかく、口どけがいい。



続いてこの季節の小樽は蝦蛄だ。



そして大物の塩鯖焼きが到着。炭火なのでいい感じに焼けているし、少し塩気がきついかもしれないが、酒のつまみにはこうだろう。大根おろしをたっぷりあえて食べて見た。中骨の周辺もパリパリと旨い。



さらに燗酒を追加したが、最後はちょっと暑くなってきて梅サワーに切り替えた。肉ものを少し食べたく、ラム串。これがちゃんとラムの香りもしながら、柔らかくいい味。



最後になす焼きとしいたけで締め。こちらは家でやるには非常に面倒くさい、なす焼きが秀逸であった。

 

思ったほど勘定も高くなく、まずは終了。


後志巡り(9) 美術館文学館

2014年11月23日 16時21分07秒 | ART
さて、市立小樽美術館に行き、まずは市民ギャラリーから。続いて1階から3階まで順番に回る。

■小樽美術館「中村善策コレクション名作選「信州」」。
「村の散歩道」:濃い青空に木々の緑を重ねる。また橋と道のカーブに木の枝がキューンと交差する、チャレンジ作品。

■小樽美術館「伊藤英二 木のおもちゃ展」。木のおもちゃは良いのだが、子供たちの遊技場が半分ある。子供たちは無邪気に遊んでいるのだが、「もしかして変質者」という目を母親たちに向けられるのも辛い。なるべく子供の方は見ずにそそくさと展示物を見た。

 



■小樽美術館「幻視者・一原有徳の世界5 ミニアチュールによる版のいろいろ」。
「金属のパイプLENほか」:パネルに入った18枚のミニ版画作品。パイプ上で表現された世界には、恐ろしく冷たく奥行きのある感じがする。
「有機質の波OUMほか」:丸い波のような形とパイプ、自由螺旋を描くパイプ。これらの小作品セットはいくらくらいするのかなあ? ちょっと欲しくなった私である。

小樽文学館の企画展はあまり興味を引かれないため(俳句展)、マンガを読みながらコーヒー休憩。「愛しのバットマン」を読んだが、これなかなか面白い。



これはもしかしてキャラクター版文学館館長さん?



旧手宮線沿いの店には、不思議な飾りがあった。

 

後志巡り(8) 小樽昼飲み

2014年11月23日 15時00分24秒 | 飲み歩き・琴似界隈
昼食が終わり、バス時間まで少し時間をつぶす。



ここから小樽に向けてバスで移動だ。



小樽に到着するとほぼ14時。ちょっと待ってから駅前近くのバール「C」へ。今日は体調も悪くないし、昼下がりの一杯をやって行こう。というところで1杯目は季節のお勧め柚子のジントニックから。香りよくさっぱり。

つまみに自家製ポークジャーキーを頼んだので、2杯目は赤ワイン。ポークジャーキーは洋風スルメというか、程よい味付けがいい。



3杯目にブロンクステラスのライム少し多目ということで、多少控えめにしておいた。



美術館巡りの話を聞いてもらったところで、今日も小樽美術館に行くか。


後志巡り(7) 駅前中華

2014年11月23日 11時34分46秒 | 食べ歩き
余市の街中はマッサン一色。



ぜひ余市で昼食を取って行こうということで、店を探すが、日曜日とあって閉まっている所が多い。何とか観光地として盛り上げるためには、3連休の中日の日曜日は店を開けてほしいものだが、店の事情もあるだあろう。

駅前まで戻って来て、暖簾の出ている中華料理店「A」を発見。早速入って見よう。



よくいえば老舗、悪く言えば古びた(同じか)店構え。私は空いていたカウンター隅に座り、炒飯を注文。後で気がついたが、店の真ん中辺の壁には、メニューにない品物が書いてある模様。気が効かないともいえるが、あまりこだわりの無いおおらかな感じもする。

ちょうど開店して客が店に詰めかけたところだったのだろう。順番に料理が出ていくためにややしばらく待ったが、私の炒飯がスープとともに到着した。早速食べて見ると、ご飯がふんわりした優しい炒飯。味付けもそれほど濃くなく、良い感じだ。





食べ終わって店を出る頃には、待ち客も出ているほどで、地味ながらも地元の実力店という感じがした。またいつか来てみたくなると思う。

後志巡り(6) 余市へ

2014年11月23日 11時34分08秒 | 飲み歩き・北海道内
割としっかり睡眠時間がとれ、体調も悪くない朝を迎えた。何人かの顔色が青ざめているが、そりゃ自業自得ってもんよ。私は軽くカレーヌードルでの朝食。



今日の倶知安の天気は良好。羊蹄山も姿を現してきた。

 

倶知安駅まで送ってもらい、バスの時間を見るが岩内行きのバスはちょうどいいのが無い。携帯電話を紛失して、大騒ぎしていた奴のせいである。諦めて余市に向かうことにした。

約1時間で余市到着。駅の階段や壁には謎の「ソーラン武士」が…。



 

駅前に出ると、熊とニッカウヰスキーの石像があった。昔からあるようだが、気がつかなかったなあ。



街中には「連続テレビ小説「マッサン」の舞台 北海道余市」というのぼりが立ちまくっている。今、余市編に入ったんだっけ?
 


そして余市に来たら、ニッカ工場見学しかないだろう。



余市の駅前にも随分人がいたが、工場見学者もとにかく多い。何度も来ていて、案内してもらう必要が無い私は、竹鶴正孝とリタ夫人が住んでいた家で、中村善策の絵画を撮影。



その後は有料試飲コーナーへ。有料試飲では余市1980'sを注文。これが15mlで1500円と相当な値段なのだ。私の行くバーでは1杯(30ml)5000円と言っていたから、ここで飲んでいくしかあるまい。

 



早速飲んでみると、口中に入れ飲み込む前から、程よいスモーキーな香りがしている。そしてぐっと飲むと、高いアルコール度数の刺激はあるものの、バランスの良い甘みと香り。最低でも25年以上のモルトを使っているだけあって、やはり素晴らしいウイスキーである。

その後、激込みの無料試飲会場で余市10年と鶴17年を飲む。

 

飲む順番としては、逆順にすべき(1980'sを最後)であっただろうと思いながら、売店でシングルアップルブランデー弘前12年を購入。売店も大混雑で、売れ行きもよさそうだ。

 

後志巡り(5) 早く寝ろ!

2014年11月22日 23時57分00秒 | 旅日記
宴会を終了し、コテージに戻ってきたのはほぼ23時。まあ、少しは飲むかと赤ワインに手を出す。



こんな時間になると思わなかったから、酒もつまみもたっぷりあるよ。どうするのだろう。と言いつつも、明日の予定もある私は24時頃逃避して就寝。

この会合で飲みすぎた次の日は必ず体調が悪化するのだ。

しかし、この日は徹夜組が数名。特に某氏の声が大きく、眠れない被害者が続出したらしい。私は耳栓を持っていたので何とか眠れたのだが、それでも声が聞こえていたもんなあ…。

後志巡り(4) さらば名店

2014年11月22日 22時59分24秒 | 飲み歩き・北海道内
その後、やっと今回の合宿メンバーと合流。まずはホテルようていで温泉に入る。そこからコテージにチェックインした後に、1次会の場所となるカフェ&バー「S」へ。



最初は看板と店名がいかがなものかと思われたこの店だが、思えば4年連続の訪問となるのだ。まずはおつまみをつまんで、乾杯を待つ。そしてこの冷えっ冷えのビール。旨くないはずがない。

 

チーズや野菜がたっぷりのナチョス(皿に取り分けたので、かなり崩れた)。



シーザーサラダ。



エビとイカのマリネはあまりにピンボケだったのでカットして、牛の赤ワイン煮込み。これは酒がすすむ。



濃厚カルボナーラ。日本人なら締めにパスタだ。



さらにチョコレートケーキでダメ押し。



飲み物はビール→ハイボール薄め→ジンソーダ割り。この店のハイボールは相当濃かったりするので、控えめにしておいた。チャレンジで「濃いめ」と言っていた人は、その威力を思い知ったようだ。

ただ、残念なことにこの店は年内で閉店するのだそうだ。来年から宴会はどこでやるのだろう…。「もう閉めちゃうので」ということで、我々のメンバーの「日本酒濃いめで」とか「焼酎濃いめで」という頭の悪そうな注文に対しても、かなり上等な地酒・地焼酎を出していただいた。

さらに宴会の時間は約4時間…。全く申し訳ない限りである。

後志巡り(3) 蕎麦屋のラーメン(6)

2014年11月22日 15時23分29秒 | 食べ歩き
天気が良くなったかなと思ったら、小雨が降ったりする中を、倶知安駅前まで戻ってきた。朝食兼昼食が10時半頃だったので、小腹が減ってきた。ということで、駅前の老舗蕎麦屋「KM」を12年ぶりの訪問。前回は蕎麦を食べたのだが、今回は蕎麦屋のラーメンにしよう。

この店、以前は食券機で食券を購入する仕組みだったのだが、どうやらそれが壊れてしまったらしい。カウンターで注文すると、小さな謎の食券をテーブルに置いて行った(写真ピンボケ)。



待つことしばしで、ラーメン登場。具はチャーシュー、海苔、ナルト、メンマ、わかめ。さらに左下にはニンジンとピーマンを炒めたもの。「お野菜食べなさい」という母親的愛情具材なのだろうか?



それから写真には写っていないのだが、お盆にふたを開けた状態の胡椒瓶が乗ってくるのだ。「必ず使うこと!」という意思を感じたので、最後の方でちょっと使ってみた。

このラーメン、海鮮よりの香りが少し変わっていたが、割とオーソドックスな味であった。しかし値段は思ったよりも高い…


後志巡り(2) 倶知安にて

2014年11月22日 15時05分35秒 | ART
札幌-小樽間は電車の本数も多いし、車両編成数も多い。しかし、小樽-倶知安間は本数が少ないため乗る人が少なく、大混雑。私はそれを予想して、時間の余裕を持って小樽に行ったので座ることができたが、座れない客多数。さらにスーツケースを持っている人も多いので、大変なものである。

それでも2両編成だったから、少しはマシなのだろうか(昔は1両編成だったような…)。とはいえ、余市で大量に下車し、混雑は収まった。残った人たちは、私の印象としては東洋系の外国人が多い模様。

倶知安でも数人が下車(後はニセコに行くのか?)。私もここで降りて駅前を見回すと、おや、昨年来た食堂の雰囲気が変わっている。どうやら洋食店になってしまったようだ。



まあ、身内が後を継いで業態を変えた可能性もあるが、もはや珍しくなりつつある駅前食堂が無くなってしまったのは非常に残念である。

駅前通りを歩く。さすがに札幌に比べると残雪も多い。



倶知安の公民館前にある本田明二「慈愛」。前回見たときは作品名を失念してしまったのだが、何とか今回記録することができた。



そして溶けかけた雪の中を2キロほど歩き、小川原脩記念美術館に到着。



前庭に立っているコンクリートのプレートは、過去の積雪量を示すものである。手前のは多分2008年度の記録228センチを表している。



さて、今回の開催されている展覧会は「羽山雅愉展」「小川原脩自伝風な展覧会-定番作品展-」であった。



■小川原脩記念美術館「羽山雅愉展」。
「黄昏・小樽99」:小樽運河の風景。空には幻想的な雲や月が昇っている。
「夏の終わり」:赤い海の前に熱にあぶられて踊るようなひまわり。小川原脩のシュール植物がにも似た雰囲気。

■小川原脩記念美術館「小川原脩自伝風な展覧会-定番作品展-」。
「造園地帯」:緑の山のふもとに、遺跡のような白い壁。ちょっと不思議な風景だ。

今回でスタンプが4つたまり、記念品として絵葉書を3枚頂いた。さらにロビーでコーヒーを飲んでくつろぐ。



少し天気も回復してきたようだ。倶知安駅前に戻ろう。


後志巡り(1) まずは病院から

2014年11月22日 11時58分43秒 | 食べ歩き
本日は倶知安に行く予定で出発。天気はあまり良くないが、そのためかそれほど寒くない。



しかしその前に病院で定期健診&薬を出してもらう。昨日飲みすぎた割には、数値は完全正常。薬って恐ろしいかも。

朝食抜きだったので、とてつもなく腹が減った。ちょうど10時過ぎということで、札幌駅の「SZ」へ。赤ワイン(この店に来ると、基本的には飲むのだ)、グリーンサラダを注文。サラダにはクルミが入っている。



メインはミラノ風ドリア。変わらない味だ。



この後、本屋に立ち寄ってからJRで出発。

久々の中国料理

2014年11月21日 23時21分21秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日は会議の後、久しぶりに中国料理の「TH」へ。飲み物は最初ビール、その後は芋焼酎水割り。食べ物はとてもお得なコースに身をゆだねる。

・きゅうり・クラゲ・チャーシューの冷菜
・ジャガイモ・鶏肉のサラダ
・ワタリガニの醤油煮→旨い
・アワビ入りの海鮮炒め物(八宝菜)→具が贅沢
・豚肉のから揚げ
・大海老のチリソース
・にんにくの芽と豚肉の炒め物→好みの味付け
・麻婆豆腐
・五目チャーハン→パラパラで上出来
・自家製水餃子
・自家製焼餃子
・杏仁豆腐

と途中で食べきれなくなった。それからザーサイが美味しく、最後まで何となくつまんでしまった。

で、私は翌日病院の検査だというのに帰りきれず、創成川沿いの店でジンバックなどを数杯。ちょっとやり過ぎた。

講義からの

2014年11月20日 20時16分40秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日はある研究会にて1時間以上話をして、何となく内容的にはうまく行った。ということで、社長のおごりで大通近辺の居酒屋「M」へ。飲み物はビール1杯だけと国稀燗、さらに冷たい酒を2杯。

食べ物は刺身盛り合わせ(甘エビ、ホタテ、ツブ、マグロ、しめ鯖、まだあったはず)、出汁巻き玉子、しまぞい塩焼き、ホタテバターなど。

なかなか良かったのだが、写真を取らなかったので簡単な報告で済ませておこう。