散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

泥酔の後

2015年09月25日 21時09分54秒 | 食べ歩き
酔っぱらってくると、ラーメンではなくカレー的なものが食べたくなる。久しぶりに狸小路近くの蕎麦屋さん「MH」へ。今回は迷わずカレー南蛮を注文。



カレーの味がしみわたる。ところで、この店もちょい飲みを推奨しだした模様。鴨かえし焼き+カキ焼き+山芋の梅肉和え+お酒1品+もりorかけで1450円って、ちょいと試してみたくないか?

 

今日の撃沈コース

2015年09月25日 19時52分26秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
1軒目でビール小瓶と酒1合、控えめのスタートである。



2軒目はいつものバー「C」なので写真なし。ハイボールと余市10年を飲む。余市10年を980円で飲ませてくれるのも貴重だが、マスター曰く「在庫のある限り」なので、そんなに先は無いかも。

3軒目はいつものバー「N」へ。北九州旅行の報告をしておく。1杯目は「秋ですね~」の巨峰+ジンのカクテル。



2杯目は迷ってサウダージ。これほとんどジンなので、この辺から泥酔の香りがする。



3杯目卵リキュールを使い、フェルネブランカ+エッグアップ+ガリアーノ+コアントローのカクテル。卵風味と酸味があいまって、ものすごく大人の乳酸菌飲料という感じ。「ものすごく大人向け」なので、甘酸っぱいと思って注文しないように。

 

瓶についてNさんが「カリメロみたいですね」というので、「カリメロの彼女の名前知ってますか?」と聞いたところ、あっさり答えられてしまったのが残念であった(どうでもいいか)。

北海道大箱居酒屋(3)

2015年09月25日 17時21分23秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈


前回から2カ月以上が経過したこのシリーズ、第3回は狸小路の居酒屋「R」である。ここは昔TVコマーシャルを結構打っていて「刺身がデカい」ことで有名な店である。店の前を通りがかることは良くあり、昼から続けて飲めるようなので、気になっていた店なのである。

この店に来た経験だが、20歳頃に2、3回行ったことがあるのではなかろうか。それ以降はやはり観光客向けの店というイメージも強く、会社の宴会などでもここは使われない感じである。

さて、店内に入り「1人です」というと、同じような境遇の年配諸氏が座る所(カウンターではないが、最大8人くらい座れる席に私も含めて3人が一人酒)に相席となった。飲み物は軽めに黒ビール(小瓶)、通しはホッケ飯寿し。早くも北海道っぷりが発揮される。

 

この店の前にも看板があるように、名物は選べる刺身3点盛り(税込1296円)のようなので、マグロ、ニシン、鯵叩きを選んでみた。果たしてどんな刺身が登場するのだろうか。



ドーン! 見た瞬間しまったという感じだ。鯵とニシンはともかく、マグロがデカい。かろうじて一口で食べられるサイズ(私は顎関節症なので、口があまり開かないのだが)のマグロが5切れ。うーん、そんなにいらないのだが、目玉商品だよなあ。

サービスしてもらいながら申し訳ない感想なのだが、生ものを大量に食べるのって、意外と辛くない? 何とか燗酒も注文して食べきった時にはかなりの満腹感が押し寄せてきた。そのわずかな余裕でもう一品。こうなると肉というのも思い浮かんでくるが、今年まだ食べていないサンマにしよう。



まだ小型サンマかなという感じだが、今の私にはちょうど良かった。焼き加減もとても良いし、焼けたところに内臓を合わせ、大根おろしをつけて食べると申し分ない。

この店、自分に合わせてメニュー構成を考えれば、なかなか使い勝手のいい店ではないかと思う。いももち、ザンギ、鮭ハラス焼きなど北海道らしいメニューもあるし、ぶり大根378円、あら汁108円などリーズナブルなメニューも結構あった。


20150925ギャラリー巡り

2015年09月25日 16時23分03秒 | ART
9月16日にエッセ。

本日はドニチカキップが使えないので、街中中心のギャラリー巡りで、資料館→コンチネンタル→富士フイルム→ART SPACE→kitakara→大通→グランビスタ→キヤノン→大丸→道銀駅前支店→大同→道新→DO-BOX→さいとう→ivoryの15か所。

今週の時計台ギャラリーとギャラリーたぴおは閉廊。平日しか行けないART SPACEとキヤノンギャラリーに行けたのは良かった。特にキヤノンは移転してから初訪問ではないか。

■札幌市資料館SIAFプロジェクトルーム「オト・ナ・コード・モ」。いわゆるコンピュータミュージックのワークショップによる実作展示。中央のツマミで映像と音楽を変化させることができる。コンピュータのゲームと検索以外の使い方をちゃんと教えなければならないのだと思う。

 

■コンチネンタルギャラリー「奎星会2015札幌展」。基本的には「書展」なのだろうが、「絵画」というジャンルに含めて良いものが半数を占める。これはこれで面白い。

■ART SPACE「高橋あおば個展「bouquet」」。
「bouquet 02-08」:細かい模様が増えている。



「grow 02」:これまで青中心だった色彩に広がりが出てきた。但し、まだ模索中のようにも思える。



札幌駅近くの焼肉レストラン「P」が閉店になってしまったのかと思いきや、ビル設備故障による漏電・漏水が発生しているのだとか(店のホームページより)。考えてみれば、アスティ45も結構な年数が経過したのか。




韃靼

2015年09月25日 12時09分41秒 | 食べ歩き
今日は時間があったため、久しぶりに琴似から札幌の中心部まで歩いて行った。途中で昼食。やはり歩いていると軽く汗ばむ状況なので、あまり熱くないものが欲しい。ということで、西28丁目の蕎麦屋「C」で韃靼せいろ蕎麦を注文。



韃靼そばはもっと癖が強いのかと思ったが、それほどではなく食べやすい味だった。蕎麦つゆに大根おろしを落として、少し辛めて食べるのもまたよろしい。



店を出てもう少し歩くと、昼飲みサービス(酒1、ビール1、通し)をやっていた。今日は後で歯医者に行かなくてはならないため、さすがに酒を飲む訳にはいかないのだが、いつもやっているのかな?



歩いて行くうちに出くわした看板。私の頭を「墾田永年私財法」という言葉がよぎった(あまり似てないか)。



今日は平日なので、普段私が出掛ける土曜日には見ない看板が結構ある。次は韓国料理店の看板だが、サムギョプサル専門店の方は理解可能だが、タッカンマリ専門店というのは、割と知られている料理なのだろうか。


2015小倉グラフィティ(2)

2015年09月25日 08時27分34秒 | 写真館
小倉の商店街にて。通り過ぎる女性に「気持ち悪っ!」と言われていた。そもそも動くのか?



食堂にも行ってみたかったね。



「カレレが出来ております」と書いてあるのだが、ローカルB級グルメ?(ま、カレーだろうな)



お土産品。焼きうどん、ラーメン2種、焼きラーメン、辛子明太子。



ふぐかま、焼きカレー、ボルシチ、九州醤油、堅パン。



けずりかまぼこ、ふぐの味噌汁。


2015小倉・門司・下関グラフィティ

2015年09月25日 08時04分58秒 | 写真館
工事君。



小倉駅のうどん店。具が充実している。蕎麦の方が10円高いのはなぜ?



門司港駅にて。焼きカレーマップもある。

 

税関のイメージキャラクター「カスタム君」。こういうの、いちいち必要なの?



生猿回しを初めて見る。



味のあるラーメン店。



ゆるキャラ競争に登場したバナナマン。



九州最北端の駅めかり駅。その線で行けば、北海道最南端の駅も売りにしていいのか。



下関といえば。



下関でも猿回し。手を出すとどういうことが起きるのか。



この人たち、どこにでも行ってるね。意外な遊び人?



「お前、小次郎やれよ」「お前こそ小次郎やれよ!」、そういう話ではない。



小倉駅のラーメン店。旅先だと何でもうまそうに見える。


2015小倉グラフィティ(1)

2015年09月25日 07時44分40秒 | 写真館
「有能な人はやらないポイ捨てを」。



小倉には立ち飲み屋さん多し。ここは(中が全く見えず)入れなかった。



駅から2、3分の所に「-君と僕の情報発信基地-薔薇族専門映画館 男が求める究極の美学ここにあり」ってあるんだけど、どのくらいのニーズなの? その趣味がない人はどう思っているの?



ストリップ場もあり。



「七転び八起き」、さらにその字が転倒しているとなると、一体どういう意味なのか。



とても入りづらい食堂街。



この道を行けばどうなるものか、「くればわかる」。



「当たらないけどスッキリする占い」「困ったことは起こらない」→「あなたの人生はこの先良いことばかりですよ!」



「軽いむかつかない揚げたて天ぷら」→「もたれない」位にしておきませんか。



飛雄馬、そんなに頑張らなくていいんだ。

 

「少なくとも1万円は覚悟して下さいね」by 店主。



珍しいフォルムの歩道橋。



小倉と直接関係あるんだっけ?



気持ちを落ち着けて、一杯どう?


2015太宰府・久留米・小倉グラフィティ

2015年09月25日 07時34分48秒 | 写真館
だざいふ遊園地。名前といい色彩といい、違和感が強烈。



九州国立博物館のトイレにて。英語、中国語、ハングルで説明があるが、日本語は不要なのか?



お弁当の店でバイキンマンのキャラクターはいかがなものか。



何だかんだ言いながら、まだオバマ大統領なんだよね。



食堂街のショーケース。こういうのにしびれる。


夏休みだから

2015年09月24日 13時30分43秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日明日は仕事という人も多いだろうが、私にとっては遅い夏休みなのである。ということで、琴似をぶらぶら歩いて、八軒の回転すし「H」へ。

さて、先日下関で行った回転すし屋のことを思い浮かべたのだが、この店は刺身がないのか…。空揚げをいきなりというのも何だしな。最初から寿司で行くかと思ってメニューを見ると、平日15貫780円とか、驚くべきセットがあるな。



まずはドリンクを頼んで(夏休みだから)、光4貫セットを注文。





左から鰯、鯵、サンマ、鯖。出来れば種類を多く食べたい人にとっては嬉しいセットである。続いて貝の5貫盛りを注文。貝となると、ドリンクもこちらではあるまいか(夏休みだから)。





左から赤貝、ホタテ、黒ミル貝、つぶ、ホッキ。まあ、それなりという所か。

追加でタラ白子、アン肝、縁側の軍艦3貫セット。こちらもまあ、それなり。



締めに穴子とかんぴょう巻きを頼んだが、こういうシンプルなものの方がいいかも。

 

ちょっと食べ過ぎた感もあるが、まあいいか(夏休みだから)。


2015福岡グラフィティ

2015年09月24日 10時38分14秒 | 写真館
今年の夏の旅行で撮影した写真を適宜アップしていきたい。まずは福岡市編から。

ふくおか官兵衛くんと長政くん。



北海道にはない糸杉。本物を見るまで「ゴッホの描く木って、情念に燃えているようだ」と思っていたりした。



大濠公園にあった足つぼコース。ここを靴を脱いで歩け、と!



大阪ほどではないのだろうが、看板は少し派手。



なぜにサザン通り。



大自然。



タコス食わせろ、メキシコに帰りたいとのこと。



力強く、漢字で。



創業昭和21年。行ってみたかった。



最近、ケンミンショーで紹介されていた天ぷら店。次々に揚げたてが出てくるのだそうだ。



太宰府編に続く。

小旅行(5) 札幌琴似

2015年09月23日 21時51分08秒 | 飲み歩き・琴似界隈
ということで、今一つ空回りしながら札幌に戻ってきた。途中の電車は客が少なくノーストレス。さすがに連休の最終日とあって、あまり出かける人は多くない模様。

さて琴似に戻り、食事は済んだので一杯引っかけていこう。いつものバー「D」に行ってみたが「ガーン」、本日休業とのこと。連休最終日だし、大体ここは休みを取らな過ぎだしな。斜め向かいのバー「M」も休みとあって、これは猛烈にいやな予感がしてきた。食べずに飲める店がないのではあるまいか。

いやな予感を抱えつつ、地下鉄の琴似駅方面へと歩く。全く行くべき店が思いつかない。そしてある通りまで来たときに横を見ると「そうか、開いてたか!」。割と良く行く居酒屋「D」が開いているではないか。今日はバー使いをさせていただこう。

ということで店に入る。本日の営業は22時までということだが、まだ1時間以上あるし、全く問題無しだ。最初にミニビールを頂き、通しは鮭のつけ焼き、白子焼き、かまぼこ入り卵焼きである。



さあ、マスターに洋酒をお願いということで、1杯目はオールドパー12年の90年代ボトル。オーソドックスさに少しだけ華やかさが加わっている。

2杯目はラガヴーリンダブルマチュアード1989。そもそも好きなラガヴーリン、しかもその濃い奴ということで、申し分のない味だ。ここで少しおつまみ追加ということで、パテ・ド・カンパーニュ、鶏ハム?、チーズ等を頂く。



3杯目はレジェンド・オブ・キューバン・ラム Pre-1962。ラガヴーリンの後で、全く物足りなさを感じないラム酒というのは凄いのではあるまいか。これは力強さと熟成の良さを兼ね備えた酒だ。



マスターに北九州旅行の話を聞いてもらい、チーズケーキの締めも登場し、予定外の一日だったが、何とかこれでおさまりがついた。ちなみにこれだけ飲んで、勘定は普通のバーの半額強という所だと思う。ありがとう、マスター。


小旅行(4) 岩見沢

2015年09月23日 19時15分12秒 | 食べ歩き
滝川でしばらく列車を待ち、折り返して岩見沢に移動。今日は岩見沢の洋食店でオードブル等をつまんで一杯やろうという狙いなのである。目的の洋食店の明りがついているのを確認しつつ、その他の店の空き状況を確認しながら街を歩く。

さて、いよいよ、と満を持して洋食店に向かったところ、衝撃の「本日16時より貸切」という表示が!! まあ、今日は親族か仲間うちで集まる人もいるんだろうな。それにしても、ガッカリだ。

20分後に札幌方面への列車があるので、移動するかとも思ったが、それじゃあまりにも負け犬だ。再び岩見沢の繁華街を歩きながら「今日は焼肉だな」とふと思い、目に付いた「G」に入って見ることにした。

幸いこちらは先客が何名かいるものの、それほど混雑していない(混雑しているときの1人焼肉はスペースの関係上気まずいことがある)。座敷に上がり、まずは何よりもビール。そして上サガリ、上ホルモン、上ミノ、キムチを一気に注文する。

まずホルモン、そしてサガリ。

 

ミノは厚みがある。キムチとタレも到着。

 

そしてそれを一人焼く。慣れているので全く寂しくはない。どういう順番でどういう量で焼き、ビールを飲み、キムチを挟むかという焼肉・鉄板経営で大忙しなのである。



今回は珍しく飲む方向よりはご飯が食べたくなってきた。ジンギスカンを追加して、ご飯小を注文。



最後はご飯に焼き上がったジンギスカンを乗せ、残りのタレを回しかける(ああ、血圧が)。しかし、それが旨い。この店のご飯は単独でも行けるくらい美味しかったので、締めのジンギスカン丼も非常に旨かった。



連休最終日の今日、休みの店も多いようだし、札幌に戻るかな。

小旅行(3) 滝川

2015年09月23日 15時45分11秒 | ART
滝川に到着。何度来ても滝川駅前の商店街は悲しくなるのだが、あるお店で20時以降はバーになるという表示があった。なんだか楽しそうだが、滝川に20時までいる訳にもいかない。



ということで、目的は滝川市美術自然史館「英遠と万寿三 創作のひみつ」である。

 

岩橋英遠「木1・2・3」:現実にないような枝の線。抽象画に近づいている。
岩橋英遠「北の海(陽)」:自然は限りなく大きい、ということを描きだそうとしている。
岩橋英遠「燿」:雪と沈む夕日、空が真っ赤に染まっている。上手い。

一木万寿三「雪上剪定」:江部乙の果樹園を経営していたころの作品。明るく突き抜けた感あり。
一木万寿三「雌阿寒青沼」:山は横から雄大に見え、沼は上空から丸々と見える。
一木万寿三「トドの碑」:トドワラだろうか、緑の空をバックにあたかも人間のように見える。ユーモラス。
一木万寿三「蝶と立像」:孫娘と蝶の標本を描いた作品。全く同じ標本が現在も残っており、隣に展示されているのが興味深い。

見終わり、駅へと戻る。おや!? 駅前のロータリーにあった彫刻が無くなってしまっているようだ。撤去されたのだろうか。

 

青い空が何かむなしい。



そして滝川駅の待合室には確か蕎麦屋さんがあったと思うのだが、そこも閉店しているのであった。


小旅行(2) 岩見沢

2015年09月23日 14時02分07秒 | 食べ歩き
森林公園駅からとりあえず江別へ移動。江別から岩見沢に移動。電車はまあ空いている。



岩見沢に到着し、まずは昼食だ。今日は食堂っぽい店ということで、迷わずこの店のイメージが頭に浮かんだ。「N」食堂へ初めて入って見る。4人がけテーブルはそれぞれうまっているため、ちょっと困ったなあと思いつつ座敷の4人がけ席を利用させてもらうことにした。

 

この後の様子を見ると、客は自分でカウンターに水を取りに行き、ついでに注文するというシステムの模様。それを把握する前であったが、たまたま店の人が来てくれたので、王道のカツ丼を注文することにした。

先客にほとんど料理が出ていなかったので「こりゃ長くかかりそうだ」と思ったが、意外にてきぱきと料理が出はじめて、私の所にもほどなくカツ丼がやってきた。丼とお椀の二つの蓋をとる。



お椀は味噌汁ではなくお吸い物のよう。出汁の香りが良く出ている。これをちょっと飲んでからカツ丼を食べると、まさにこれが食堂のカツ丼。甘辛く味は濃いめ、汁気も多目。卵のとじ加減はかなり良いが、カツはしんなり気味。いや、ご飯との一体感があるからそこがいいのである。

かきこむようにして食べ、漬物を食べ、お茶でほっと心を和ませる。もう100円安ければ完璧なのだが、良い食堂のカツ丼にであった。

この後、道に迷いつつ、岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館へ。



常設展では「松島正幸の世界<こころの旅路ヨーロッパ>」が開催中。彼の日本をテーマにした作品はどちらかというと端正な印象だが、ヨーロッパをテーマにした作品は濃厚な感じがする。

2階では企画展「岩見沢の美術 セレクト5展」が開催されている。

生田直弘「キューブ「風車」」:キューブを棒状に変化させ、さらに回転して作り出す形だろうか。
今橋香奈子「サクラウタ」:物語に登場する女性を描いているような作品。
尾形香三夫「練上皿「ふたつの世界」」:グレーのさざ波が皿の上を走っているよう。タペストリー作品に近いか。

佐藤宏三「「午後」石狩川河川敷」」:馬の親子を中心にドーンと描いた作品。
下田徹「追憶O」:水の流れるチューブのような爽やかさと、生命のひそんでいる黄身の悪さが同居している。
宮地明人「そこに在るということ」:こちらは物語を極力排し、それでいて人は存在しうるのだよという作品に見える。

駅に戻る。駅前横丁では、かつて私が訪問した居酒屋「Y」が閉店になっていた。岩見沢駅2階で「深呼吸 佐藤千穂絵画展」を見てから、滝川へと向かう。