散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

お仕事飲み

2015年09月10日 23時19分58秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は終日バタバタ。お客さんにも尽力していただいたので、そのお礼も兼ねて、バスセンター近くの居酒屋「IZ」へ。

刺身盛り合わせ(マグロ上等)、トウモロコシかき揚げ、鮭焼き漬け、イカ焼き等。飲み物はビールから終始赤ワインで。

結構話も盛り上がり、時間も経過した。無事解散となり、私はそのまま放浪へ。結局のところ、西10丁目のバー「K」でフェイマスグラウスのソーダ割りを1杯だけ。

危なく我に返り、帰宅。翌日のダメージもそれほど深刻ではなかった。

年季の入った居酒屋で

2015年09月09日 19時17分47秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は久しぶりに琴似の居酒屋「Y」へ。いつものごとくカウンターに座る。ありがたいことに、さほど混雑していない。

1杯目は梅サワーを注文し、通しはインゲンとジャガイモにマヨネーズ。単にゆでただけの野菜、シンプルでいい。



つまみはそうだなあ、しめ鯖から行くか。鯖はどこで取れたかが書いてあったような気もするが、すっかり忘れてしまった。結構立派な盛り付け。たっぷりある。



続いて、ラムシチューと迷った結果、特製ローストビーフを注文。ソースはほんのりガーリック風味。



続いて肉たっぷりのつくね。これは何となくタレが良い気がする。そして、鶏小肉。いい感じに焼けていて、歯ごたえもしっかりしている。飲み物は燗酒1合に切り替えたところ、結構な量があって満足。

 

ところで、カウンターの端に座っている私の横のテーブルは女性2人組。ずーっと全開で職場の問題点列挙大会。私も特に仕事をしていて楽しい訳ではないが、そこまで不満はない。

カウンターにもう一人いた年配の女性。「ちょっとお兄さん、話しかけてもいいかい?」というので、丁重に「今、人と話をする気分じゃないんですが」とお答えしておいた。話がとてもクドそうだったからだが、人間ができてなくて、スマン。

余市

2015年09月08日 19時46分42秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日はほどほどの時間で仕事を切り上げ、すすきのへ。途中、札幌の駅前通りでは工事が始まっていた。先に線路を埋め込むという工法なのかな。



バー「N」に入店。カウンターにちょうど余市ヘビリーピーテッドがあったので、これを一杯頂くことにしよう。



ノンヴィンテージだが、割としっかりした味。2杯目はフェルネブランカ+ゴディバ+知多+マリーブリザールのカクテル。今日はフェルネブランカにチョコレートリキュールを合わせて見ようという作戦である。

 

ベースに「結構、軽すぎるんです」という知多を贅沢に使ってしまうという荒技である。このウイスキー、グレーン原酒のみで作られており、お勧めの飲み方はハイボールなんだとか。まあ、このカクテルに使うと、ウイスキーの味が全くしないね。

3杯目は「ウイスキーらしいカクテルを」とお願いし、ハイランドパーク12を使ったドライロブロイを飲む。これはもちろん分量が多いせいもあるが、ウイスキー味で満足である。

帰りに狸小路を歩いて西11丁目に向かったところ、西10丁目の床屋「I」が閉店になっていた。開店から37年とのこと。自分の店を持つ前に修業時代があると考えると、一人の人でやる場合、40年くらいというのが店の寿命なのかもしれない。


20150906最近読んだ本

2015年09月06日 23時45分05秒 | 読書
■「忘却のサチコ3」阿部潤
旨そうにものを食べるということでは、なかなかの主人公である。

■「恋愛偏愛美術館」西岡文彦
いやいや、大変な「愛」ばかりだ。

■「ヨハネスブルグの天使たち」宮内悠介
やはりSFの最先端(とされているもの)には、もうついて行けないということを認めなくてはならないのか。

■「このミステリーがひどい!」小谷野敦
そりゃ、ミステリーファンだって分かっているのである。そこをスルーしないで真面目に捉えてしまうとこういう本になるのだが、逆説的な愛を感じないこともない。

■「さらば新宿赤マント」椎名誠
シリーズ最終巻。

■「黒百合」多島斗志之

■「プリズムの瞳」菅浩江
人間型ロボットのビイシリーズは、かつての能力を失い画を描くだけの存在となっていた。しかし、ビイに会いに来る人間たちはそれぞれの心の中を押しつけた結果…。人間が何らかの思いを抱くほどのレベルには達したというロボットの設定なのだろうが、そんなに熱くなるかね?

■「貯金兄弟」竹内謙礼、青木寿幸
浪費家の兄と貯金魔の弟。二人で生きて来たのだが、人生観の違いから仲たがい。果たして幸せになるのはどちらなのか。

琴似新店開拓

2015年09月06日 18時38分45秒 | 食べ歩き
今日は面倒だから夕食も外で食べていこう。ということで、最近琴似にできたインドカレーの「M」へ。開店したばかりなので、先日は昼見ると満席だったのだ。今回はカウンターに空きがあり、メニューからスパイシーラムマサラ(中辛)とプレーンナンを注文。



カレーにはラムと野菜がかなりたっぷり。もう一段階辛くした方が良かったかもしれないが、なかなかスパイシー。脂の感じが少ないので、非常にすっきりしていいと思う。

ナンは残念ながら熱々とは言い難い状態。開店したばかりなのか、店内オペレーションに改善の余地がありそうだ。



単品のインド料理もいろいろあるので、いつかインド飲みをしに来たいと思う。それからビリアニも一度食べてみよう。



帰りがけに閉店していたラーメン屋さんの戸を見ると、近日中にステーキとハンバーグの店が開店するのだそうだ。最近の琴似界隈は新店の開店ラッシュである。

とりあえず帯広(5)

2015年09月06日 15時16分53秒 | ART
本日は帯広美術館→百年記念館→帯広市立図書館→帯広市民ギャラリーの4か所。

■帯広美術館「勅使河原蒼風の眼と美の潮流」。
勅使河原蒼風「散歩」:スマートな鉄製の像。
勅使河原蒼風「現代人」:何だかわざとゴチャゴチャさせているような、わざとらしさを感じる。
勅使河原蒼風「ククノチ」:木と言うよりも岩に見えるようなダイナミックな作品。

勅使河原蒼風「エッフェル塔」:紙をちぎって作ったエッフェル塔の貼り絵なのだが、わざわざダイナミックに見えるようにした、あざとさを感じる。
勅使河原蒼風「八雲」:縄文の森に踏み込んでしまったような畏怖、一つの生命体を見るような思いをさせる大彫刻。これは素晴らしいと思う。裏に回ると見える木の継跡さえ、良く見えるほどだ。
勅使河原宏「竹」:すっくと立ち上がった竹の字。これはこれで良いのでは。

伊東深水「菊を行ける勅使河原霞女史」:伊東深水に描いてもらうとは歴史上の人物のように思えたが、すでに私も生まれている時代なのであった。勅使河原霞と言う人が2代目なのだが、家元をついで1年で死を迎えるとは、何とも言えないことである。
作者不詳「縄文広口壺」:そりゃ作者不詳に決まっているだろ!
作者不詳「弥生式土器壺」:弥生式なのだが、肩口の所に縄目のような文様があるのだ。不思議だ。

俵屋宗達「狗犬図」:送達得意の画題か。
白隠「達磨画賛」:飄々とした線が秀逸。達磨の横にらみの眼もいい。
作者不詳「生花図屏風」:花をドーンと真ん中にすえた屏風。

作者不詳「椿図屏風」:椿を18種取り揃えた、六曲一隻の屏風。椿は種類が多いんだよね。
福沢一郎「風景」:謎めいたシュール風景。私にはタンギーを思わせる所があった。
イサム・ノグチ「私が作ったのではない世界」:丸い円盤状の台の上に小さな三角形の立体が載っている作品。どことなくモエレ沼公園を想像させられるのだが…。

草間彌生「ぶどう」:これだけのサイズの草間作品には、さすがに圧倒させられる。
今井俊満「東方の光」:全体に空間を描ききったというか、力の場・うねりを描いたというか、何とも言えないパワーにあふれる大作。
今井俊充「紅葉図」:こちらは金色、茶色、オレンジ色を繊細にちらした紅葉の図。

元永定正「作品」:暗い青の背景から色彩が湧きでてくるような作品。これは私の好みだ。

勅使河原蒼風に関係するというだけの、少々脈絡がないとも言える展示品だが、そう滅多に見られない作家も多く、帯広美術館としてはいい展覧会をセレクトしたのではないだろうか。

 

関連してか、コレクション・ギャラリーも「花・彩る」と題して花に関するコレクション展。小規模ではあるが、なかなか見ごたえのある作品があった。



■百年記念館「ちょうちょ展」。いまや虫が大嫌いな私であるが、それなりにもちろん面白い。



曇りの帯広はちょっと涼しいくらいだ。

 

駅近くまで戻ってきた。



市立図書館では農業に関係する写真展、市民ギャラリーでは「総合美術協会展」を非常に駆け足で見て、札幌行きのスーパーおおぞらに乗り込む。今日は体のダメージを少なくするため、早めに帰るのだ。

幸い帰りは隣に座る人もなく、読書2冊。途中、いい具合に仮眠もとれた。

これにて慌ただしい帯広詣では終了。

とりあえず帯広(4)

2015年09月06日 13時08分27秒 | 食べ歩き
さて、浮世の義理も果たして、昼過ぎに帯広駅に到着。相変わらずイベントで大混雑の状況。あまりこういうイベントには関係なさそうな蕎麦屋さん「M」へ。2回目の訪問。

予想通り先客4名ながらも、割と落ち着いた状況で、私は親子を注文。しばしマンガを読んで待っていると、店の前の道路から「ドン!」という大きな音がした。本日の駅周辺は道路も混雑気味のためか、車の接触事故が起きたようだ。しかし、そういう時に席から立ち上がり、店の扉を開けてまで覗き込む男(65歳・推定)というのは、どういうオッチョコチョイなのかね? その妻(63歳・推定)も店の人に「いや、すごい音したね!」と何回も話しかけているし…。

ま、幸い店の作り手は交通事故の影響も受けずに私の親子蕎麦を作ってくれた。これ実に何ともない蕎麦なのだが、そこがいいんだよね、という感じ。通常の蕎麦よりも鶏肉の出汁の分、味わいが出ているのだった。



今日はあまりのんびりしている暇がない。食べ終わって、帯広美術館へと向かう。


とりあえず帯広(3)

2015年09月05日 21時01分20秒 | 飲み歩き・北海道内
本日2軒目は久しぶりのバー「K」へ。先客3名だが、落ち着いた状況である。1杯目は季節のフルーツからということで、プラム+ウォッカ+カンパリのカクテル。



プラムの味が素晴らしく生々しいのだが、それがふっと消えそうになるときにカンパリの苦みが姿を見せ、実に後口のいいカクテルとなった。これ、カンパリを使うセンスが素晴らしいと思う。

2杯目は「苦いカクテルを」とお願いし、ピンクジン。とは言ってもタンカレー10を使っているので、決して苦いだけではない味がする。



3杯目は「ウイスキーらしいカクテルを」とお願いすると、ボウモアを使ったロブロイが登場。そりゃ、ウイスキーの味もしっかりしているよ。



相変わらず相性のいい店である。結構飲み過ぎていると思うので、ここで宿泊場所へ移動。


とりあえず帯広(2)

2015年09月05日 19時08分37秒 | 飲み歩き・北海道内
人込みを避けるように街中に出て、夕食としよう。

地方都市の寿司屋さんや天ぷら屋さんはメニューに鰻があったり、懐石風のコースを出したり、法事に使えるオールラウンドな店で場合がある。私も2回ほどランチにきた天ぷらの「H」で、夜のメニューを見ているとかなり充実していたので、居酒屋使いをして見ようという計画なのだ。

まずはビール小を頼み、貝の酢の物から。使われているのはホタテとホッキ。酢の物といっても家庭の味ではなく、出汁が強めで酸味は少ない。飲めそうな位の味付けなのだ。非常に食べやすい味わいだ。



続いて前菜盛り合わせ。これが酒飲みにはたまらない品ぞろえだ。竹の子木の芽あえ、キノコのピリ辛和え、冷奴、ツブ煮、ゆり根梅和え、松風焼き、ホタテ玉子焼き、魚の南蛮漬け、もずく酢、ホタテのフレーク状のものと来たので、これは酒にせざるをえまい。八海山を頼んで、片っぱしから食べる。



続いて食事代わりの蟹シュウマイ。せいろの手前の方はもう食べてしまっているのだが、なかなか蟹感あふれるシュウマイ。野菜が添えられているのもいい。



そしてやっぱり天ぷらを食べないと行かんわね。天ぷら盛り合わせを頼むと、海老・ホタテ・魚(何だろう、光りものっぽかった)・アスパラ・舞茸・白魚かき揚げとたっぷりだ。海老はもちろん旨かったのだが、アスパラが素晴らしい揚げ具合だった。それから最後に回したので若干冷めてしまった舞茸だが、なかなか旨かったので、最初に食べたらもっと良かっただろう。



最初は割と席にも余裕があったのだが、この辺から込みだして待ち客も出てきた。私ももう十分満腹なので、そろそろ出ることにしようか。しかし、他にもやまべ天ぷらとか、豚天とか、旨そうなものがあったな。


とりあえず帯広(1)

2015年09月05日 17時02分03秒 | 旅日記
今週末は帯広詣でである。慌ただしく昼食を取り、市内中心部のギャラリーを巡った所で札幌駅へ。普段はとかち切符という少々お得な切符を買ってスーパーとかちに乗るのだが、今回は時間の関係上スーパーおおぞらに乗車。

 

札幌駅を出た時は空いていたのだが、南千歳でかなりの人が乗り込み、結果的にはほぼ満席。まあ、指定席を取った時に通路側だったので、分かっていたことではある。

車中では本を2冊読み、少しうとうと。しかし、帯広終点ではないため、どうにも不安で目が覚める。やや中途半端な感じで帯広に到着。



帯広駅周辺はとかちマルシェとやらで大混雑。あまりこういうイベントを好まぬので、ちょっと迷惑気味か。

20150905ギャラリー巡り

2015年09月05日 13時28分59秒 | ART
本日は大丸→道銀駅前支店→大同→クロスホテル→たぴお→時計台→道新→さいとう→三越→らいらっく→富士フイルム→大通→道庁赤れんがの13か所。

札幌はにわか雨が降るなど、天気の変化が激しい。

札幌駅前


富士フイルムフォトサロン前


大通


今日はあまり余裕がなく、感想なし。三越恒例の「美術特選会」をやっていた。

道庁の赤れんが庁舎には北海道博物館赤れんがサテライト室ができた。



国宝の中空土偶(レプリカ)が展示されている。



それから樺太の写真を見ることのできるモニターがあった。写真の数もかなり多くて、見ものである。



早く北海道博物館に行かねばと思っているうちに、「夷酋列像展」が始まってしまった。

焼そばづく

2015年09月05日 11時23分32秒 | 食べ歩き
今日は時間もないし、夕食も早目になる可能性が高いので昼食を控えめにしておきたい。どうもいま一つ絞りきれぬまま、定食の「H」の店の前でメニュー写真を見てしまう。ここは結構ボリューム多目だしな、と思っていた私に「焼きそば」の文字が飛び込んできた。そうだ、これがあったか!

ということで先日の日曜日に続いて、ソース焼きそばだ。しかも値段は550円と私の希望価格に近い。しばし待つと、具もそれなりに入った焼きそばがやってきた。ちょっと薄味、キャベツと豚肉と玉葱、ピーマンの具が入っている。



うんうん、焼きそばはこれでいいんですよ、という味だ。味が薄味なのは良かったのだが、それであれば卓上にウスターソースが欲しかった。残念ながら卓上にあるのはフライ用の中濃ソースだったのだ。そこだけが残念であった。

味噌汁付きなのも良かった。


プレッシャーに勝った

2015年09月04日 01時01分02秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
かつてないプレッシャーの中、一仕事。練習の時をはるかに上回る調子の良さでクリア。しかし、クリアした時点で燃え尽き、東京からやって来ていた偉い人との飲み会へ。

1軒目は2条市場のそば、寿司「N」へ。ビールがウマイ。刺身盛り合わせ、ステーキ刺し、鯨ベーコン、トウモロコシかき揚げ等を食べる。重鎮2名に今日の仕事をほめられた。全く珍しいことだ。

しかし途中で別の会合に顔を出さねばならず、大通の居酒屋「I」へ。サラダ、焼き物セット、刺身盛り合わせ等を食べて、無事打ち合わせ終了。やっぱり顔を合わせると話が早い。

さっき飲んでいたメンバーに電話をすると、2つに分裂しながらまだ飲んでいるとのこと。2条市場付近に戻り、焼鳥屋「M」へ。この辺からもう何を食べたのか思い出せない。かなりお下品な話もしつつ盛り上がる。私はまあ異性関係の話をしないのだが、さすがに今日は調子がおかしくなっているな。

最後に一人でバー「N」に行き、余市のシングルモルトハイボールに余市のシングルモルトをフロートするという、現時点の私にはあまりにももったいないハイボールを飲んで終了。



家に帰って我に返ると1時。早く寝よう。

20150902最近読んだ本

2015年09月02日 23時49分54秒 | 読書
■「ようするに怪異ではない ある夏の日のがらんどん」皆藤黒助

■「青春探偵ハルヤ」福田栄一
貧乏暮らしから探偵稼業に手を出す主人公。ドラマ化されるというので、ライトな作りかと思っていたら、なかなかしっかりした着地。面白い。

以下、図書館の6冊。
■「終活がわかる本」福田淳一
全く葬式に興味が持てないのだが、やらなきゃいいというものでもないと。

■「下ネタの品格」文藝春秋編
本当に下ネタを語らせると、その人の品格が丸分かりになるという、素晴らしい本。特に女性3人組の下司っぷりが存分に発揮されたパートなど、見事だと思う。

■「ああ、禁煙vs.喫煙」姫野カオルコ

■「オチケン!」大倉崇裕
名門大学の弱小オチケンで起きるミステリー。良くできている。

■「会社の個人情報対策」弁護士法人クレア法律事務所

■「竹鶴政孝とウイスキー」土屋守
竹鶴威による政孝の思い出話が実にいい。