散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

春の東京(7) モヤモヤモランディ

2016年03月25日 13時09分54秒 | ART
東京ステーションギャラリーの「ジョルジョ・モランディ終わりなき変奏」へ。

「静物」:ほとんどの作品が「静物」というタイトルなので、実際どれのことか分かりにくいが、最初の方にあった油彩の大きめの作品。地味だなあと思ったのだが、後の作品に比べると色彩がクッキリしているということが分かった。
「コーヒーポットのある大きな静物」:物体の表面をすべて線描の濃淡で表現している。
「静物」:三岸好太郎の「コンポジション」(青系統の色彩のやつ)を思い浮かべる。

「5つの器のある静物」:またやけに細かく描いた線描表現の版画。油彩作品との関係性がわからない。
「風景」:急に風景と建物のモチーフが登場。
「フォンダッツァ通りの中庭」:建物の上部と屋根と空。この構図はよくわかる。

「花」:そして突然花のモチーフに変わる。

全体としては、怒られるかもしれないが誰にでも描けそうな絵画という感じがする。また、非常に地味で、テーブルの上のものを描いた具象作品というよりは、形のエキスだけを抽出した抽象画と言ってもいいように思える。ずっと見ていくと、新しい形や新しい色が登場して、熱心なファンであれば微妙な変化を楽しめるのかもしれないが、初めて見る人間にとっては、相当モヤモヤした画風である。誤解が生じそうだが、「ものすごく地味な笠井誠一」というか、そんな風にも感じた。

ステーションギャラリーの階段室。

 

美術館を出ると、駅構内が見渡せる場所にでる。




春の東京(6) ザッツ雑

2016年03月25日 11時05分11秒 | 食べ歩き
6時半に軽い朝食だったので、すでに腹が減ってきた。上野から東京駅に移動し、何か食べる場所を探すが、11時前とあってままならない。八重洲方面に出てしまえば、たくさん店はあるような気もするが、何とか駅につながっている飲食店街で、店を発見。

冷たいそばにポークカレー丼(小)を合わせたセットにした。



ご飯の盛り方がちょっと雑だな。しかもこれで620円だから、駅そばというカテゴリーとしては少し寂しい気分だ。幸い、蕎麦湯はポットに入っていたが、熱々であった。


春の東京(5) カラヴァッジョ展

2016年03月25日 10時32分27秒 | ART
北海道の人間にとっては「今日は何か特別なイベントがあるのでしょうか?」と聞きたくなるような混雑の京浜東北線に乗り、上野に移動。ちなみに、品川以降はそれほどの混雑ではなかった。

上野駅構内でチケットを購入し、国立西洋美術館「カラヴァッジョ展」の行列に並ぶ。開場15分前で、そうだなあ、50番目くらいかな。天気が良く、日差しがきつくなってきたので、少し暑い。それから上野公園内は花見客なのかな、平日の朝の割には人が多い。



9時半開場し、そのまま展覧会場へ。結論から言っておくと、平日のせいか、大きめの画が多いせいもあってか、非常にスムーズに見ることができた。そして、カラヴァッジョ展の名に偽りなく、11点の作品が来ていたので満足である。



カラヴァッジョ「トカゲに噛まれる少年」:少年の顔は痛みに歪んでいるだけではなく、左右の目に段差がついており、また指も不自然な曲がり方をしている。何か病的な感じも受ける作品だ。
カラヴァッジョ「ナルキッソス」:光と闇の表現が少し見て取れる。ナルキッソスがうつる水面の方が暗く描かれている。
バルトロメオ・マンフレーディの追随者「ブドウを食べるファウヌス」:体に光が当たり、顔が暗く描かれているせいで、狂気の香りがする。

カラヴァッジョ「果物籠を持つ少年」:果物のみずみずしいリアルな描き方に対し、意図的に少年を控えめに描いた作品。
カラヴァッジョ「バッカス」:今回の白眉か。ブドウの房が髪飾りのように頭に乗ったバッカス。日本髪の女性のようでもあり、全体的に中性的で、かつなまめかしさが漂っている。赤のワイングラスをこちらに差し出す構図が、何かを訴えているかのよう。左下のデキャンタグラスの精密な描写も素晴らしい。
作者不詳「カラヴァッジョの肖像」:この肖像画は結構有名な作品かな。ワイルド、職人、チョイ悪などの言葉が思い浮かぶ顔だ。

ラ・トゥール「煙草を吸う男」:富士美術館の作品で、札幌にも来たことがあるので久しぶりに見るな。カラヴァッジョとその影響を受けた人たちが、どちらかというとドラマティック・神秘的な描き方なのに比べ、これは同じ光と影を使いながら、現実感のある作品。
カラヴァッジョ「メドゥーサ」:盾にキャンバスを貼り、そこにメドゥーサの生首を描いたという悪趣味作品。しかし、これは良いね。欲しい。
オラツィオ・ボルジャンニ「ダヴィデとゴリアテ」:体の大きさの違いと、ゴリアテの力感を表現した作品。ダヴィデの顔が必死すぎて歪んでいるのだが、ちょっとやりすぎでは。

マッシモ・スタンツィオーネ「アレクサンドリアの聖カタリナの頭部」:白く血の気のない女性の首を描いたもの。耽美というか、こういう方向の作品のはしりのように思える。
カラヴァッジョ「洗礼者聖ヨハネ」:ごく普通の青年、ヨハネである。
カラヴァッジョ「法悦のマグダラのマリア」:2014年に発見され、カラヴァッジョの真筆として認められ、展覧会では世界初公開作品なんだとか。法悦というより、顔色が悪く死の淵にいるという感じもする。背景の黒、顔の白、ひざ掛けの赤と色彩の対比がスゴイ。

タンツィオ・ダ・ヴァラッロ「長崎におけるフランシスコ会福者たちの殉教」:登場人物の顔(特に悪役)がちゃんと日本人っぽい。
カラヴァッジョ「エッケ・ホモ」:静かな人間イエスを描いた作品。ただし、左の眉がぐいっと持ち上がっているところは、行き場のない思いがあるということだろうか。

カラヴァッジョの描く聖人は、どちらかというと神秘的というよりは、一人の人間という感じに見える。「バッカス」のように謎めいた雰囲気を描くのも、あくまで神秘というよりは、それぞれの人間の複雑さを表現したものという感じがする。ある程度の作品数を見たので、人間カラヴァッジョに少しでも触れることができた思いがした。


→ブサイクな人は顔ハメ禁止。

春の東京(4) 自由時間

2016年03月25日 08時19分21秒 | 旅日記
さて、今日は仕事を休んで自由な日である。もちろん、昨日、帰ろうと思えば余裕で帰れる状況だったので、宿泊費は自費なのである。4時半に目覚め、しばしうとうと、ついに限界がきて6時起床。老人の朝である。

着替えをして、ロビー階に降りる。今回は仕事+1日なので、スーツ姿のため朝は少々面倒である。サービスの新聞を入手して、朝食会場へ。あまり混雑しているようなら、外に食べに行こうかと思ったのだが(蒲田は朝食をやっているチェーン店などがとても多い)、それほどでもなかった。

パン2個、ゆで卵、コンソメスープ、オレンジジュース、コーヒーという簡単な朝食。ま、こんなもんだろう。



食べ終わって部屋に戻り、新聞を読んだり身支度をしたり。このままいくと眠くなりそうだが、何とか8時半に出発。

 

天気もいいし、気温も東京としては低いらしいが、私には何の問題もない。

春の東京(3) 中華小皿

2016年03月24日 20時05分46秒 | 食べ歩き
蒲田に戻り、まずはホテルにチェックイン。不要の荷物を置いて、蒲田の街に出る。地下鉄で移動する間に、すっかり酔いが回ってきたので、前回も行った中華料理店「K」へ。今日も他の客が1名しかいないが、大丈夫なのだろうか?

まずはティーサワーを注文し、通しは前回と同じポテトサラダ。ティーサワーは結構甘かったので、好みとしては失敗だった。



つまみはピータン豆腐と餃子からスタート。

 

昔は気持ち悪くて食べられなかったピータンだが、最近は大好物になってしまったみたい。今年食べるのも4回目かな? それからこの店では外せないのが100円(税別)の羽根付餃子。そんなに期待してもいけないのではあるが、決して悪くない。いや、この値段で文句を言うやつがいたら、人間としてダメだと思う。

さて、もう一品。前回も野菜炒めが結構な量で(300円なのに)、それで終了したんだよな。紹興酒(なみなみ)を頼み、今回は豚ガツの四川風炒め物にしてみよう。やってきた品を見ると、やっぱり結構たっぷりだった。



食べてみると、ピリッと唐辛子の効いた甘辛い味付けがいい。油を上手く使っているせいか、ピーマンも青臭さがなくて、すいすい食べられる。そしてポイントはやはりメインの豚ガツだ。ちょうど良い歯触りで、酒のつまみとしてピタリ。

しかし、腹がいっぱいになってきて、これ以上は食べられない。もう1品注文できると、バリエーションとしても文句がないのだけどなあ…。通しのポテトサラダはなくてもいい、というと申し訳ないので、中華風の通しにしてくれると嬉しいんだけどなあ…。

いや、文句を言ってはダメだ。これでいいのだ。

この後、缶酎ハイ的なものを買い、シャワーを浴びて23時就寝。早起きだったので、倒れるように寝る。

春の東京(2) はい、仕事終わり

2016年03月24日 18時47分45秒 | 飲み歩き・東京
午後もみっちり会議があったものの、ちょっと早めにすべて終了。さて、ここから自由時間なのである。木曜日なのに明日はどうする気だって? そりゃあ、年度末有給取得強化月間だから、休みを取るのだよ(誰と会話してるんだ?)。

さて、昼食がなかなかのボリュームだったので、まだ腹が減っていない。ということで神田に移動し、最近お気に入りのバー「H」へ。1杯目は爽やかにテキーラトニックから。暑くはないが、足早に歩くと服装の関係もあって少し汗ばむくらいの気温ではあるのだ。



2杯目は「ミントとディタで」とお願いし、ディタ+GET27+ペルノー+レモンのカクテルが登場。ペルノーの風味とライチの甘味がいいバランスである。



3杯目は珍しくスタンダードカクテルのサイドカー。スタンダードでもアレンジをしているとのことで、ブランデー+グランマニエ+生オレンジというレシピのため、かなりフレッシュな感じ。



勢いに乗って、4杯目にラガヴーリン16を飲んで終了。今日も楽しかった。



ここでホテルに移動したいところだが、山手線・京浜東北線が人身事故のため運転見合わせ中らしい。地下鉄で神田から日本橋、そして蒲田へと移動。また蒲田に宿泊したのだが、今回はぜひ蒲田というよりは、予算に見合うホテルが他のエリアでは取れなかったというのが主な理由である。

※追記
そういえば、蒲田に移動する電車の中で、元プロレスラーの木村健悟氏を見かけた。花粉症なのか、風邪なのか、マスクをしていたが、私の目はごまかせない(ごまかそうという訳じゃないか)のである。ちなみに、確認のためWikipediaを見てみると、現在、品川区議会議員で、大変いい人のようだ。

春の東京(1) 札幌は冬

2016年03月24日 12時29分04秒 | 食べ歩き
今回の東京出張、かなり早朝の出発となった。5時半起床で、6時に家を出る。JRで新千歳空港へと向かう。一旦、雪はかなりとけたのだが、また少し降り、見た感じは真冬である。東京用の薄いコートなので、少々寒い。



羽田空港からモノレールで有楽町へ。その後、本社へ行き(場所は伏せておこう)、午前中の会議は終了。割と会社の社食というのも嫌いではないので行ってみたが、ちょうど12時ピッタリだったので大混雑。ならばと、少し散歩がてら外出することにした。



当然のことながら、雪は全くないなあ。

月島をぶらぶら歩き、昼食の場所を探すがどうもタイミングが合わずに迷走。自分を見失いかけた時に、静かな居酒屋「W」が目に入った。店の扉を開けると、先客は年配の紳士1名。うむ、ここでいいんじゃないかな。

本日のランチはマグロ丼、豚バラ丼、カキフライ、カレイの煮付けから、マグロ丼を選択。やってきたのを見ると、そう、これはいい感じだ。



マグロはたぶん冷凍だとは思うんだが、舌触りは悪くないし、おかずが足りないという心配を全くしなくてよい量なのだ(むしろ、マグロが余りそう)。熱々の味噌汁に、切干・揚げ・野菜の煮物、ヒジキと炒り玉子、漬物2種と、おかずが余りそうなほどの勢いだ。

ちょっと怖い顔だった(失礼)お母さんも「足りないものがあったら、何でも言いなさいね」ととても良い感じの方だった。多分、イントネーションからして韓国の方かな? 先客も私のあとに来た客も、注文はマグロ丼だったので、人気の品なのかもしれない。満足。



会社に戻る途中、種類はオオシマザクラだったが、桜を見ることができた。


出張前夜

2016年03月23日 19時08分08秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日の会議も円滑に終了したので、ちょっと飲みに行くことにしよう。明日は早朝から東京へ行くので、軽めにしておこうと、すすきののバー「N」へ。1杯目は突然思いついたテキーラトニック。ゴールドテキーラを使ったせいか、妙においしい。



2杯目はミントリキュールシリーズから、ボウモア12+GET27+ゴディバ+ベネディクティンのカクテル。ウイスキーをベースに甘味からミント風味まで、全体的にスムースな味。



3杯目は久々にアクアビット+サーウォルツ+ライムのさわやかにしてスパイシーなカクテル。



今日は3杯で終了にしておくのが良いだろう。

20160321最近読んだ本

2016年03月21日 22時14分39秒 | 読書
■「名画の謎 旧約・新約聖書篇」中野京子

■「国語、数学、理科、誘拐」青柳碧人
学習塾を舞台にした、謎の誘拐事件モノ。子供たちが「なぜ勉強するのか」に悩む場面が多いのだが、まあ、一定の知識を取得するまでは悩まなくてもいいと思う。

■「深紅の碑文 上下」上田早夕里
環境の激変から地上に住む人類と、海に住む人類の資源争奪戦となった地球。この先、さらなる大激変が予想されるため、他の惑星へと地球の生命を送り込む計画が進むが、一方で資源の無駄だと反対運動も巻き起こる。確かに、このまま行くと、人類は地球という閉鎖環境から出られずに滅びる可能性も十分あるわけだ。

■「恋するタイムマシン」機本伸司

■「ドゥルシネーアの休日」詠坂雄二
ヒドイね。

■「たまこ定食2」野崎ふみこ

■「野武士、西へ」久住昌之
2年がかりで東京から大阪まで散歩(もちろん歩いて)するという話。全行程一辺には行けないので、旅の前後は新幹線などを使いまくるという、ある種ファンタジックな散歩である。

■「ワスレロモノ」森川智喜
人の記憶を盗んで宝石に変えてしまうという指輪を持っている主人公。悪意の天才探偵と遭遇するが、勝負は果たしてどちらが勝つか。

以下、図書館の1冊。
■「複合被曝」垣田達哉

締め焼鳥

2016年03月20日 21時15分58秒 | 飲み歩き・琴似界隈
狸小路を歩いたものの、結局どこにも入れずじまいで琴似に戻る。1軒目の店でそれほど食べたわけではなく、ちょっと何か食べたいんだよね。ということで、結構久しぶりの「HK」へ。グループ客が結構いたが、入口そばのカウンターには誰もいなかった。

ハイボールを注文し、まずはつくね、鶏もも。ちょっと高めの銘柄鶏のほうを頼んだので、鶏ももは結構美味い。



次は豚バラとうずら卵。



最後に鶏スープと焼きおにぎりを注文した。ここでスープが熱々ではなかったことだけが心残り…



これで本当に帰宅しよう。


傑作カクテル

2016年03月20日 20時17分51秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
2軒目は久しぶりにバー「ng」へ。まだ時間が早いせいか、前客はなし。オーナーT氏には久しぶりに会ったような気がする。

1杯目はちょっと落ち着いて、ジンフィズから。しっかりした味がいい。



2杯目は「ミントとディタで。一度試したら、相性が良かったので」と無茶振りをしてみると、ミントリキュール+ディタ+ポワールブランデー+貴腐ワイン+レモンという凝ったカクテルが出てくる。



おお、これちょっとすごいね。全体的にブランデーに貴腐ワインの甘さで下地を作り、その上にディタの香りが乗り、最後をミントの爽やかさが締めくくるという何ともよくできたカクテルだ。これを作りながら、T氏が自分の初めて作ったオリジナルカクテルの話をしてくれたが、これがまたいい話だった。

3杯目はウイスキーカクテルで締めくくろうと、ロブロイを注文。使うウイスキーがジョニーウォーカーゴールドにタリスカー少量と、これまたたまらない贅沢感である。



結構酔っぱらってきた。それではこの辺で。

いつの間にか雪が少し積もっている。


こりゃ満員だ

2016年03月20日 18時31分22秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
17時近くになり、今日は行ってみたい店があったので、すすきの方面へと足を向ける。私は普段の日曜日は酒を飲まないので、すすきのがどんな雰囲気なのかよく分かっていなかったのだが、結構人がいるようだ。

17時ちょっと前に、行ってみたかったもつ専門店「MA」へ行くと、ちょうど予約らしい客がどんどん入っていくタイミングだったので、気後れしてしまった。悩みつつ、そのブロックを一周し、もう一度行ってみると、あっという間にかなりの混雑状況だ。恐る恐る扉を開け、「1人」というと店員さんから、「奥の方、どうぞ」と、ちょうどカウンターに1席隙間があったので、入ることができた。

ちなみに17時10分過ぎには、「今、満席ですので」とお断りが始まっていた。危ないところである。(札幌のローカル番組に出たりして、今相当な有名店なんだよね、ここ)

飲み物に燗酒(菊正宗)を注文し、最初はもつ煮込みから。



辛いスープに大葉、そして柔らかいもつ。もつの量がもうちょっとほしいが、北海道内では屈指の美味さだと思う。

続いてレバーパテ。今にして考えると、もっとダイレクトな内臓料理にした方が良かった気もするが、まあ、レバーパテも好きなのだから仕方あるまい。ちょっとガーリック風味の効いた、滑らかな味。ここで、燗酒を追加。



次はハチノスの辛和えだ。実はこれ最初に注文したんだけれども、一番最後になってやってきた。本来ならば文句を言いたくなるところであるが、やむを得ない。というのも、入店と同時にいろんな人がいろんな部位を注文するのだが、それを味付け毎に分けて、店主らしき人がひたすら料理し続けているのが見えているのである。

早速食べてみると、キュウリとネギ、そしてプルプルのハチノスの歯触りがいい。それから味付けだ。単純に辛いだけではなく、食べているうちに爽やかさを感じるような味付けなのだ。これは料理として、酒のつまみとして非常に素晴らしい味だ。



しかし、料理の出を待っているうちにやや満腹感を感じてきたため、これにて終了。この記事を書くにあたり、メニューなどを検索してみたのだが、ミノの薄造り、牛すじニンニクだれ、牛ハツの薬味和えなど、他にも美味そうなものが沢山ある。ぜひもう一度行ってみたいが、毎日あんなに混雑しているのかな…。もう少し遅い時間のほうが、意外と入店しやすかたりとかするのかな…。



そうそう、それからお店の方も大変感じよし。

20150320ギャラリー巡り

2016年03月20日 16時42分52秒 | ART
本日は道新→北海道銀行駅前支店→エッセ→大丸→創→新さっぽろARTWALL→新さっぽろギャラリー→資料館→富士フイルム→大通→NHK→ARTスペース201→ivory→さいとう→三越→SYMBIOSISの16か所。スカイホールに16時40分頃たどり着いたら、もう展示が終了していたのは不覚だった。

■ギャラリー創「transparent」。ガラスの中に閉じ込められた「ひび」のような表現が面白い。

■新さっぽろARTWALL「空と山 海と風 月と星」。門司港で出会った感動を作品にしているのだとか。ここで展示されるに至った経緯に興味がわく。

 

■新さっぽろギャラリー「柴崎康男展」。細密画好きの私が、珍しく筆のタッチが出まくりなのに好きな作風なのである。

■ギャラリーivory「展示する映像」。一番メインの映像は女性が下着姿で登場していたので、じろじろ見れない…。

■さいとうギャラリー「佐藤まゆ個展 昨日見た夢」。全体にメルヘン調なのだが、「昨日見た夢」という作品は色彩感と描いているもののせいか、ぎりぎり私の好みに踏みとどまっている。

■SYMBIOSIS「Okoimatsu個展 誰かのあとで少し見える」。世界(といってもそんなに多くの国ではない)のペンの試し書きを基にした作品。大変だとは思うけれども、継続的にもっと多く集めるべきと思う。

狸小路で顔ハメ(顔の形になってないから、違うか)を発見。


かみ合わない

2016年03月20日 12時16分28秒 | 食べ歩き
本日の昼食は札幌駅近くの中華料理店で、中華ちらしを久しぶりに食べた。



店に入ってから、注文するまでのやり取りがどうもかみ合わない。あちこちに客に対するメッセージ(というか注意書きというか)が沢山あるのも今一つ気に入らない。中華ちらしがまずまず美味しかったので、それは幸いであった。スープ&沢庵付き。


20160319最近読んだ本

2016年03月19日 23時02分38秒 | 読書
■「わたしたちが少女と呼ばれていた頃」石持浅海
比較的ライトな学園ミステリという感じもあったが、実は全体を通して浮かんでくる人間像がある。

■「UFOはもう来ない」山本弘
怪しげなUFO特番のディレクターと異星人を信仰する(という体の)インチキ宗教家がからみ、そこに本物の異星人が現れる。果たしてその異星人の目的と、真の姿は?

■「O.tone vol.89」
今月は焼肉特集。第2特集のコレクター特集では、ティッシュボックスの取り出し口コレクター、美術作品コレクターが気になった。「創作の庭」は今村育子「眺める光」を取り上げている。

■「「来ちゃった」」酒井順子、ほしよりこ
文庫になったので購入して再読。

以下、図書館の4冊。
■「佐藤さんはなぜいっぱいいるのか?」茅原裕二
再読だった。

■「昭和レトロ語辞典」清野恵美子

■「乙女の工場見学」
これはわかっていて再読。

■「ハゲ克服パーフェクトブック」体験を伝える会、頭髪トラブル110番
私も決して髪が多い方とは言えないのである。