ゴールデンウィークの真っただ中の昨日にお友達「ミト」さんのお誘いを受けまして、名古屋港水族館を初めて訪れました。名古屋には2年ほど住んでいましたが、地下鉄を使うのは初めてでした。
アクセスは地下鉄名古屋港駅から徒歩10分くらいかな?近くにコンビニがあり、そこでチケットを購入すれば長く並ばなくてすみます。30分待ちの様でした。
南極観測船「ふじ」も泊まっていて、一般公開もされています。ほかにもいくつかの施設があり、大きな観光スポットになっているようです。
コブダイSemicossyphus reticulatus (Valenciennes)です。入り口付近のマグロ水槽や、サメなどの入った水槽はあまりにも混雑しておりゆっくり観察することは不可能に近いものでした。写真はコブダイと格闘するミトさん。写真はうまく撮れましたか?
サンゴ礁を模した大水槽。トゲチョウチョウウオChaetodon auriga (Forsskål)が2匹写っています。オーストラリア北東部のグレートバリアリーフを再現した水槽のようです。スクリブルドエンゼルフィッシュや、ブラックバタフライフィッシュ、バリアリーフクロミスなど珍しいものも多数いました。
この水槽は面白いことに、上から観察することもできます。残念ながらサンゴは擬岩か、死サンゴに色を塗っているようでした。
リーフを悠々と泳ぐコブダイ メガネモチノウオCheilinus undulatus Rüppell。通称ナポレオン。大型の魚はこのほかにもトラフザメ、ネムリブカ、マルコバン、サバヒー、タマカイ、テングハギ類など。
この他にもいくつかサンゴ水槽があります。こちらのサンゴは本物。
クマノミの仲間、クラウンフィッシュAmphiprion percula (Lacepède)の住まいはウミキノコですが、このほかにも数種のイソギンチャク類、ライブコーラルの類が入っていました。魚が多いためか、ミドリイシの類はあまり調子がよくありませんでしたが・・・
シリキルリスズメダイChrysiptera parasema (Fowler)の変異と考えられていた青いスズメダイChrysiptera arnazae Allen, Erdmann and Barber。色がシリキルリスズメダイよりもずっと濃く綺麗です。
深海魚の展示もありました。チョウチンアンコウの一種Himantolophus sp. の標本。ほかクマサカガイ、オオヨコエソ、トモメヒカリ、シギウナギなど。一緒に飾られる博物画も素晴らしくこれだけでも価値があり。生態展示の方はタカアシガニ、ホモラ、ダイオウグソクムシなど甲殻類のほか、アカイサキ、アズマハナダイ、チゴダラ、トラザメなど。フラッシュ禁止と渋滞でろくに見れなかったため写真がありません。アクアリストには深海のサンゴ「キンシサンゴ」もおすすめ。
この日はそのあと、ミトさんご夫婦と自宅でまったりして、解散でした。よく歩き疲れましたが楽しい一日になりました。
ありがとうございました。