今年はイシダイの当たり年なのかわからないが、ここ数年で最も多くの個体と出会うようになった。
イシダイの模様は個体によって若干、体側の暗色横帯の変異がある。
神奈川県産。この写真はプラスチックバットの上で撮影したもので、あまり鰭が広がっていない。
ここからは伊豆大島で撮影した個体。
▲(眼を通る帯をふくめて)頭部から3本目の帯がY字状になっている個体。
▲個人的には一番格好良く写真が撮れたと思う個体。
▲上の個体に似ているが五本目の帯が少し変わった個体
以前てのひらよりわずかに大きめのイシダイが多数つれ、刺身と皮をゆびきにして食したところ、大変美味であった記憶がある。イシダイの仲間は日本には本種とイシガキダイの2種のみ(俗に「キンダイ」と称されるものはイシダイとイシガキダイの交雑個体であり、種には含められない)。
イシガキダイのほうは釣ったことはないが、いつかは釣って食べてみたいものだ。ちなみにこの時の釣りではイシガキダイの25cmくらいのものが同行者の方の竿にきた。私の竿にもかなり強い引きがあったが、釣り上げることはできなかった。