魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

アミフエフキ

2022年09月10日 23時17分48秒 | 魚紹介

昨日までは飼育している魚やサンゴの話が続いたので、今日は以前入手した魚のお話でも。スズキ目・フエフキダイ科・フエフキダイ属のアミフエフキ。

アミフエフキはインドー中央太平洋(スリランカからマーシャル諸島、フィジーまで)に生息し、日本においても琉球列島のサンゴ礁域に生息している。胸鰭の内側に鱗がなく、ヨコシマフエフキなどと近いグループである。

アミフエフキの特徴の一つがこの模様である。この黒い模様が体側にあることにより、これがないミンサーフエフキと見分けることができる。ほかにも吻の形状などがミンサーフエフキと異なっているので、複数の特徴から見分けるのがよいだろう。またイトフエフキにも似ているが、背鰭棘が長くないので見分けることができる。書籍「沖縄さかな図鑑」によれば「小型種のため利用価値は低い」とされているが、それでも煮つけにすると美味である。

今回はTwitterフレンズの「どぅハタ」さんからのいただきもの。いつも、ありがとうございます。

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