魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ナマズの仲間

2010年10月15日 23時49分36秒 | 魚介類飼育(淡水)

先週から、ナマズの仲間が我が家で過ごしています。

この子です。

レッドテール・セルフィンキャットという種。交雑種で、学名はついていません。

とりあえず、ネットなどでいろいろ調べてみてわかったことは

1.レオパードキャットフィッシュPerrunichthys perruno SchultzとレッドテールキャットフィッシュPhractocephalus hemioliopterus (Bloch and Schneider)の交雑個体であること。

2.この交雑個体は、以前から熱帯魚店ででまわっていること。

3.60cmくらいまで大きくなること。

ということ。1.は名前より大体納得。セルフィンキャットというのは、英語ではレオパードキャットフィッシュといい、ずんぐりした体形のナマズ。レッドテールキャットフィッシュのほうは、以前テレビCMなどでも登場し話題となったナマズで、尾が赤く、体側に1本の白色縦帯があるものです。いずれもピメロドゥス科の魚で、南米にすむ魚です。

2.は熱帯魚業界ではよくあることで、交雑種は熱帯魚ではいろいろな種類が知られています。金魚やグッピーでも掛け合わせによってさまざまな品種が生み出されています。

3.は最大で1mを超えるレッドテールキャットフィッシュにくらべ、小型(といっても60cmを超える)のレオパードキャットフィッシュのほうの特徴がよくあらわれているといえる形質です。色彩や斑紋などもレッドテールキャットフィッシュより、マーブル模様でむしろレオパードキャットフィッシュが持つ特徴に似ています。

現在は小型水槽で過ごしています。髭にトラブルがあるらしく、明日から暫く塩水浴をしようか、模索中です。餌は今のところカダヤシ(冷凍)や昆虫を食っています。同居魚について、どんな魚と一緒に飼育できるかも考えています。しかしこの種はいずれも性格がきついことで有名ですが・・・

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 餌を変えた | トップ | 平野部の用水路へ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (椎名)
2010-10-16 17:36:22
ありがとうございます。
いろいろな交雑種がいるのですね。レッドテールジャウーなどは実際にありそうですね。属間交雑ですし。
ただ科間交雑などもあるのですね。ややこしいことです。

薬についてもありがとうございます。日本産のナマズでは塩水OKですが、熱帯のものは塩水の全くないとこにしかいませんものね。薬についても塩化ナトリウムメインのもありますから、ナマズは一部の種を除いて塩分に弱いということですね。
返信する
Unknown (さくぱけ)
2010-10-16 11:16:42
こんにちは~
ナマズですか。大型ナマズは欲しいけどなかなか手が出せないので羨ましいです!

最近は見なくなりましたけど以前はタイガーオキシドラス(タイガーショベル×オキシドラス)やセルフィンシノドンティス(セルフィンキャット×シノドンティス)、レッドテールジャウー、タイガーカイヤンなんかもいました・・・凄いなあとびっくりしたのですが購入はできず・・・。

ヒゲでしたらそのまま水換え多めで管理すればよいのではないでしょうか。ナマズに薬浴や塩水は危険な気がします。
返信する

コメントを投稿

魚介類飼育(淡水)」カテゴリの最新記事