24日の土-日曜日に高知まで採集へ行ってきました。
写真は防波堤にいたチョウチョウウオ科の一般種、チョウハンです。若魚です。若魚・成魚は時々見ますが成熟しているかは不明です。また、幼魚は1個体だけ見たのみというのも不思議です。
今回はもっぱら魚類の観察でした。防波堤ではいつものソラスズメダイのほか、キンギョハナダイやテングハギなど、あまりソラスズメダイと混成群を作らない種が一緒に見られました。
ナメラヤッコはほぼ周年防波堤で見られますが、なかなかカメラに収まってくれません。もちろん手網におさめたこともありません。
ミギマキはタカノハダイ科の魚です。タカノハダイ科の魚で浅瀬で見られるのは本種とタカノハダイの2種ですが、ここでは刺網で獲れたユウダチタカノハの死骸が浮いてることもたまにあり、日本産全種が見られます。
カワハギとハリセンボンです。どちらも非常に浅い場所にまで上がってきますので、撮影しやすいのです。このあたりでは冬に大きなのが釣れます。ハリセンボンは夜に防波堤にたくさん浮いてるのが見られます。このあたりでは釣りをすると時々釣れますが、利用されていないようです。
フエヤッコダイです。フエヤッコダイは昨年11月に1個体のみ見ましたが、今回は大きい2個体がペアで泳いでいました。防波堤にたくさんカキなどがついていますがそれをついばむように食っていました。もしかしたら釣れるかもしれない!
しかし今回私はなにも釣れず。近くにいた親子釣り人の方がクマノミ、オトメベラ、ニシキベラ、ヤマブキベラ、ナガサキスズメダイ、オヤビッチャ、そしてクロメジナを釣っておられました。私はこの時、奥に大きな魚を見つけました。オキフエダイのようでした。ここではまだ見たことがない魚でした。
その後素潜り採集を試みるのですが、魚はなし、ヤドカリ数個体を採集したのみ。かなりさびしー結果となってしまいました。
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