今日は月曜日ではありますが、祝日ということで、父も休み。ということで近場ですが釣りに行ってきました。しかし遠州灘は台風の影響もあってかかなり荒れた天気でした。
全くうまく撮れていないのですが、強い風の影響で港のコーナーの部分に流木などが集まってきていました。こういう場所には珍しい魚が集まってくるのです。
久しぶりに採集することができたソウシハギAluterus scriptus (Osbeck, 1765)。前に採集したのが2008年ですから、なんと5年ぶり、ということになります。とても長い体が特徴のカワハギの仲間。世界最大級の種類で、全長が1m近くにもなるそうです。
ソウシハギは大きくなると体に青い模様が浮かんできます。全長10cmほどの小型の個体ですが、そのくらいのサイズでも体に白い模様が現れていますね。
このソウシハギはインド・太平洋域はもちろんのこと、ほぼ全世界の暖かい海でその姿を見ることができる種類です。幼魚が流木や、流れ藻、あるいはそのほかの浮遊物とともに海面を浮遊し、長い旅を行うからでしょうか。
母親はえらい気に入っていましたが、ソウシハギの飼育は難しいと聞いております。この子はリリースしました。
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