水槽内には何種類かの貝がいます。貝の仲間も飼育して、観察していると楽しいものです。
この2つの写真は、両方ともタカラガイ科のハナビラダカラガイです。高知県の沿岸ではこの種類は周年みかけます。ハナビラダカラガイは確か以前にも紹介していましたが、外套膜は初紹介ではないかと思います(このブログでは)。ハナビラダカラガイは丈夫で飼育しやすいものです。他に飼育しやすいのはホシダカラ、ヤクシマダカラ、キイロダカラ、ハナマルユキダカラガイなど・・・
他にもタカラガイは何種類か飼育経験があります。
これもタカラガイの仲間、「カモンダカラ」だと思います。どこが家紋なのか良くわかりません。この貝は6月に採集し、8月まで飼育しました。あまり飼いやすいものではないです。
こちらはキイロダカラガイです。薄い黄色が特徴的です。丈夫で長生きするので飼育しやすい貝です。沖縄で採集したものです。
水槽内では二枚貝も何種類かいますが、すべて固着性です。この貝はトサカガキという貝だと思われますが、よくわかりません。この手の貝は、水槽内の栄養塩を除去するのに効果的です。
現在、新しい方法でやや深い場所に生息するタカラガイ(小型のエビ・カニも)を採集できるシステムを開発中です。ご期待下さい!
私の住む宮崎市内の青島海岸でも結構見る事が出来ますが、こんなに綺麗な個体は珍しいです。貝拾いなら1年中出来ます。
潜りは海が荒れればできませんが、貝や魚の死骸(標本用)拾いならば、そういうときが一番ですからね。
今年はブチススキベラを・・・(笑