魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

三河一色さかな村

2011年07月04日 22時29分17秒 | 魚市場

さて昨日のことですが、「三河一色さかな村」へ行ってきました。

本来の目的は、知人と釣りに行くための、試し釣り。

ただ近くに市場があり、市場見学も兼ねてます。

朝市にあわせて朝4時30分に現地入り。外がやや明るくなり始めたころに到着。

写真の港は一色さかな村(新鮮な魚介類を販売)の横にある一色漁港です(ぶれててごめんなさい)。一色漁港は、15トン未満の小型船舶を用いた底曳網漁業(小型底曳網漁業)が盛んな地域です。

この季節に主に狙うのはタコ。イイダコやマダコなどが漁獲されていました。他、ゴテンアナゴ、ギンアナゴ、エソ類、カワハギ、キス、ネズミゴチなどの魚や、クルマエビをふくむ、クルマエビ科のエビ、イカ、ガザミの仲間、シャコなどがいました。

青いプラ船の中にシャコ。横にはメイタガレイの仲間

Pleuronichthys cornutus (Temminck and Schlegel) or 

Pleuronichthys japonicus Suzuki, Kawashima and Nakabo

シャコ。

しばらく、水揚げの様子などを見させていただきました。

ここで、底曳網で獲れた漁獲物を色々分けていただくことに成功。セリ場が裏にありますが、衛生の問題を考慮し、見学許可は下りないと思い、今度はお隣の「さかな村」へ。

この時点で朝6時ごろ。なのに大賑わいを見せています。底曳網の魚以外にも定置網の魚などを扱っているようで、種類も豊富。先ほど水揚されたシャコや、ゴテンアナゴなども見られました。ゴテンアナゴを3匹購入。

購入魚ではないのですが、ホシザメMustelus manazo Bleeker。愛媛ではよく食用にされますが、愛知でも食用になっているようですね。ほか、ギマや、コショウダイなど、柳橋には余りでない魚が見られました。

市場を少し見て回り、8時に港の対岸へ。防波堤は朝からすごい人。アジやサッパなどを釣っていますが、足元にサッパや、トウゴロウイワシなどの類が捨てられていました。人間はいのちを無駄に奪う・・・そんな生物なのでしょうか。つらいシーンのひとつです。

この後、少し釣りをするのですが、リールが故障、現地での修理も不可・・・修理するすべもなく帰宅・・・。次の試し釣りは県外を目指します。

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アカメフグ

2011年07月02日 19時32分08秒 | 魚紹介

7月に入りなおも暑い日が続きます。

頂き物のアカメフグTakifugu chrysops (Hilgendorf)です。三重県度会郡産。アカメフグはフグ科としては少ないといわれているのですが三重県では個体数が多いのでしょうか。水族館でも、三重県産のアカメフグを飼っているところがあります。

アカメフグといえば眼が赤い・・・その通りです。

しかしアカメフグと似ているヒガンフグも眼が赤く、時々間違えられますので注意しないといけません。基本的には両種ともに筋肉や精巣は無毒、もしくは弱毒ですので食べられますが、肝臓などに強い毒があり調理はフグ免許取得者が行うのがよいのです。

このアカメフグのほかにも、センニンフグ、シロサバフグ、ムシフグなどが漁獲されており、なかなかフグ類の種が多い場所のようです。

また本日Internet explorer をバージョン8に更新しました(今更的な感じがしますが・・・)

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