shellyさんのブログで紹介されていた香港電台のイベント、十一狂潮Cyber Liveの一部をネットで見た。7月2日、3日の2日間にわたって、Cyber Port數碼港で行われた入場無料の音楽イベントで、2日は昨年から今年にかけてデビューした(する予定)の歌手たちが、一応得意とするジャンル(Soft Rock、Band、Shanghai Jazz、Bossa Novaなど)に分かれて順次登場、多少のコラボもあった。3日のほうはまだ見ていないが、2日の出演者よりはキャリアがあるがほぼ若手と言っていい、盧巧音、林一峰、何韻詩、呉浩康などのメンバーで、最後を飾ったのは陳慧琳。珍しいところではシンガポールのミュージシャン陳奐仁(ハンジン・タン)の名前がある。私は陳奕迅のコンサートに彼がゲスト出演したのを見たことがあるが、歌もめちゃくちゃ上手いのだ。
3日の“先輩組”は見てからまたレポするが、2日の新人組を見ると、今年の新人は空恐ろしい大豊作なんじゃないかという気がしてきた。なにぶん、ライブで歌う機会が少なすぎる香港のこと、「生はちょっとまだ無理、、、」と言いたくなるような歌手もいるが、今年はなにしろシンガーソングライターが続々登場しているのだ。すでにCDが出ている王[くさかんむり+宛]之(イヴァナ・ウォン)、葉宇澄(ユージン・イップ)、Solerもたしか今日発売のはず。張繼聰も歌はいまいちだったがボイスパーカッションなんかやってて面白い。自分で作らない歌手も、黎明の秘蔵っ子Janiceや應昌佑は要チェック!だ(東亞唱片サイトでプロフィールなどが見られる)。
今、つれあいが台湾・香港・マカオ旅行に行っている。CDを持って帰ってくれるはずなので楽しみ(^^)それにしても、こういうイベントを日本にいながらにしてネットで見られるなんて、なんて良い時代になったんだろう!96年に帰国したときの寂しさを思うと、隔世の感がある(年寄りみたいなこと言っちゃった^^;)