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高校野球

2006年08月21日 16時20分31秒 | スポーツ

 夏の甲子園が終わった。決勝再試合も1点を争う好ゲームで、今日もはらはらドキドキ見てしまった。9回に駒大苫小牧が1点差に詰め寄ったときは、また延長もあるかも?と思ったが、早実が見事逃げ切った。
 4-1のまま負けていたら、駒大苫小牧も相当がっかりだったかもしれないが、1点差まで追ったことで、握手の時はある程度納得の顔に見えた。(今日はちゃんと握手した>当たり前だ
 でも、実は9回にホームランが出てしまったことで、早実の斎藤投手は逆に気が楽になったかもしれない。1点差とはいえ、ランナーはいない。そこからイニングが始まると思えばいいのだから。実際、バッター一人一人に集中して、淡々と配球を考えながら投げて、結局バッターは振らされてしまっていた。これがホームランじゃなくてヒットだったら、一度に1点しか入らなくても、少しは齋藤投手にプレッシャーをかけて、浮き足立たせることができたかも?
 決勝を振り返ると、駒大苫小牧はホームランでしか点を取れていない。ホームランは投手打者の勝負では打者の勝ちだけど、守備は崩されていないので、守る側はすっと気持ちが切り替えられる。一方、1試合目の早実のの得点は、中継のわずかな乱れの間に3塁まで行っていたことで、犠牲フライで得点できている。今日も、ヒットの処理のわずかな遅れや、送球がそれる間に、迷いなく一気に走って得点にしている。乱れたといっても、これをアウトにするには超ファインプレーが必要で、そこまですごいプレーではなかったという程度だが、そういう場面で1点ずつ取れていったのが最後は効いた。
 田中投手にしてみれば、打たれたという感じはあまりしてないだろう。ただ、今日は三振が少なかった。逆に斎藤投手は13個。いいところで取っていた。投手といえば、駒大苫小牧は今日も菊池投手を先発させたが、今日は初めから田中でいってもよかったんじゃないだろうか? 初回に取られた1点がなければ、9回に追いついていたことになるし、初回を田中が簡単に3人で打ち取っていたら、試合の雰囲気が全然違ったかもしれない。。。
 いずれにしても、どっちも強いチームだった。この子たちがみんなうちの長男と同じくらいの歳かと思うと この中から、プロ野球で活躍したりオリンピックで日の丸つけて戦う選手が出てくるんだろうな。今日はとにかく拍手

コメント (1)
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