フィギュアスケート・グランプリシリーズ2024第6戦中国杯、男子フリー(ジャッジスコア)が終わって、佐藤駿がグランプリシリーズ初優勝を飾った
SP3位のアダム・シャオ・イム・ファ(フランス)は、4回転予定のルッツや3アクセルのパンクがあったが、4トウ2本などを決めてフリー161.31、トータル252.32で表彰台を確定させる。
SP2位のミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が神演技 4ルッツ、3アクセル+4トウ 4フリップに4トウ+オイラー+3サルコウなど、ところどころqがついても、とにかく跳びまくり、ルンルンのステップで踊りまくり
コレオシークエンスでスライディングしたとき、バランスを崩して一瞬立ち上がり損ねたところが転倒扱いになってしまったが、自己ベスト大幅更新で182.96、トータル276.17で2位以内確定。
ショートプログラムは98.75で首位に立っていた佐藤駿くん、フリーは最終滑走。すぐ前のシャイドロフが凄い演技をしたが、プレッシャーになるか・・・?
冒頭の4ルッツ、その安定感は武器になる。4回転予定のフリップが2回転になったが、4トウ+3トウ、単独4トウ、3アクセル+オイラー+3サルコウ、3アクセル+2アクセルと、しっかり稼いだ。滑らかなスケーティングも良かったが、これは微妙だ・・・
179.73!トータル278.48でシャイドロフを2点あまり上回り、グランプリシリーズ9回目の出場にして初優勝。初なのが意外だが、表彰台には6回連続で乗っているのに、真ん中がなかったのだった。
この結果、佐藤駿とアダム・シャオ・イム・ファがファイナル進出を決めた。
ファイナル進出となったのは、イリア・マリニン(アメリカ)、鍵山優真、佐藤駿、アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)、ケヴィン・エイモズ(フランス)、ダニエル・グラスル(イタリア)。
得点合計を見ると、アダム・シャオ・イム・ファが突出して低い 2大会の合計が500点を切っている。補欠の3人が全員、大波乱のフランス大会に出場していて、3番手の島田高志郎は450点台。一方で補欠にも入らなかった三浦佳生がアダム・シャオ・イム・ファより20点近く多く得点している。
システム上、得点順に進出者を決めるわけではないが、なんとなくもやもやしてしまう。Tie Breakingの1stを、最高順位ではなく、技術点合計にしたほうが納得できるのに?と思うのは私だけだろうか。
このシステムのおかげで、意外と思われた選手がファイナル進出のチャンスをつかみ、それをきっかけに大きく飛躍することもあるので、絶対ダメというわけではないけれど。
2週間後のファイナル、その2週間後には全日本。ファイナルに出る選手たちにはタフな日程だが、体調を整えて頑張ってほしい
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