<名門>
「1980年名門◎○△高校卒業の元3年C組のみなさん、お待たせいたしました。」
郵便物の山に実家から転送されてきた往復はがきを発見。今年も同窓会が開かれる。10月末までに返送とあるのにもう11月、慌てて投函した、、、名門ですか、うちの学校(笑)
「俺らの学校、名門だったんだ~」はがきを見て笑った人は多かったらしい。必修科目履修漏れが問題になっている今、「俺たちの卒業は大丈夫だろうな」私なんか3年の時、理系は1科目も履修してない。大丈夫か?(今さら遅い^^;)
それでも、薬品関係の仕事をしているT君の話だと、地域の病院にいるお医者さんにはうちの高校の出身者が多く、高校時代の話などを営業に役立てているという。私は全然覚えてなかったが、私たちの卒業の翌年に現役浪人合わせて8人が東大理Ⅲに合格、週刊誌に校名が載ったのだそうで、そのことを覚えている人に「あの◎○△高校ですか」と言われることがあるとか。そうなんだ~。
そういえば、「いつもは5時までだけど今日は早仕舞いしてきたの」と言う開業歯科医のOさん、欠席組には勤務医が2人、、、うちのクラスにもいるじゃないか。医者が多ければ名門というわけでもないが、一応そういうことにしようか?
「なんか一芸に秀でてるやつが多かったよな」ほんとに名門だとしたら、そこだと思う。誰も、みんなと同じであろうとする必要はなかった。みんなと同じになれと迫られることもなかった。
<今・昔・今>
昨年の同窓会から1年ぶりに会う人、卒業以来初めて会う人。今年は先生も来てくれて、なめらかな語り口は昔のまま、今にも物理の法則の説明が始まりそうだった(私は赤点だったけど^^;)。
久しぶりに会う人同士、初めはなんとなく会話が大人しいというか、おそるおそるの部分があるのが、お互いにちょっぴり可笑しい。近況を聞きながら、だんだん高校時代のことを思い出してくると、やはり昔と今は重なって見える。
体重に大幅な変動があったN君を見て、「私、高校のころはキャアキャア言ってたのに~」と残念がるO(C)さん。でも小学校の先生しているN君は、「子どもがせんせい~、とやってきてこのお腹をポンとたたくと、ひとつ壁がとれていいんだよね」なるほど
今日娘の誕生日というH君、実は自分も誕生日というM君。みんなで「Happy Birthday to you~」と歌って「いくつになったの?」「知ってるよ~」「みんな同じだもんね~」もう、こんな歳、とちょっと思う。
でも不思議なことに、同窓会に出ている間にどんどん元気になってくる。思い出話には、元気だった頃の自分をお互いに引き出す効果があるみたいだ。近況を語るとみんなそれぞれ仕事や家庭でそれなりの責任を負ってがんばっている。触発されたせいか、私は「やりたいと思っていた仕事(事業?)を始める」と宣言してしまった 宣言したからには始めなければ。来年の同窓会で何か成果を報告できるようにがんばろう
カラオケでテレサ・テンを中国語で歌ったり、日頃はしないようなことをいろいろしてしまった(汗) また来年、再見!