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GP&JGPその2

2009年10月27日 14時48分29秒 | スポーツ
 フィギュアスケート、シニア(大人)のグランプリシリーズはまだ序盤だが、ジュニアのグランプリシリーズは既に7つの大会全部を終えて、ジュニアグランプリファイナル出場者が決まった。ジュニアもシニアと同じ日程・会場でファイナルが行われる。
 男子 女子 ペア アイスダンス
 日本からは男子の羽生結弦、中村健人両選手、女子の村上佳菜子選手、ペアの高橋成美/マーヴィン・トラン組が出場
 羽生選手は2大会とも優勝、自己ベスト更新の200点越えは素晴らしい。中村選手も昨年全日本で11位の実績を持つ高3。村上佳菜子は4位だった昨年に続いてファイナル出場、全日本でも7位は次代のホープ。ペアの高橋/トラン組は、ワールドチームトロフィーでようやく日本全国に知られるようになったが、これも昨年に続いてのファイナル出場。NHK杯でシニアデビューの予定。
 日本選手ではないが、女子のエリー・カワムラ選手とアイスダンスのマイア・シブタニ/アレックス・シブタニ組(ともにアメリカ)は、名前からすると日系? 先祖の国でファイナル、エンジョイしていってね
 ジュニアのほうはテレビ放送があるかどうかわからないが、せめて日本選手の活躍だけでも、少しは流してくれないかな。

 ジュニアといえば、ジュニア世界選手権で日本勢は何人も優勝者を出すなど好成績を残しているが、昨季は男子で羽生が12位、女子で今井遥が16位。上位陣はシニアの大会にも出ているような強豪が多かったので順位は仕方ないところだが、今季の枠が各1名になってしまった。
 ジュニア世界選手権代表は、例年11月の全日本ジュニアの成績で決まる。一発勝負だから、グランプリシリーズで実績があっても、ファイナルで表彰台に上がれても、全日本で失敗したら世界選手権代表になれない。たった1枠を争うシビアな戦いになる。
 同時に、世界選手権で上位に入れる選手を選べるか、という点でも微妙?! 昨年、わずかの差で羽生に敗れた町田樹、村上大介は、シニアの全日本では羽生を上回った。ノービスからジュニアに上がったばかりの羽生より、安定した力はあったかもしれない。女子も藤沢亮子がファイナル2位、村上佳菜子も4位で140点以上だった。世界選手権で130点出せば10位以内に入れていたので、もしかしたら、、、という気持ちも起きてしまう。(実際に出場した選手たちは頑張ったんだけど^^;)
 ジュニアの年代では、好不調の波がどうしてもある。11月に絶好調でも、2月3月に同じ状態が保てているとは限らない。国際大会の経験が少なくて、緊張で実力が発揮しきれなくても責められない。グランプリシリーズに派遣してもらえる選手は限られるから、多くの選手にチャンスを与えるには、全日本ジュニアの一発勝負が公平であるとも言える。
 (こうしてみると、浅田真央やキム・ヨナが、べらぼうに凄い選手であることがよくわかりますね^^;)
 ひところは、24、5歳になったら引退する選手が多くて、ジュニア年代からしっかり実績をあげていかないと、一流選手になれないまま終わるような感じだったが、昨今は20代後半になっても第一線で活躍できる選手が増えてきたし、プルシェンコやランビエールのように復帰してくる選手もいる。となると、ジュニア年代の成績にあまり一喜一憂しないほうがいいのかも?!(ていうか、浅田真央たちと比べちゃいけないですね^^;)

 やっぱり見たい、ジュニアグランプリファイナル
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GP&JGPその1

2009年10月27日 01時40分44秒 | スポーツ
 フィギュアスケート・グランプリシリーズの第1戦・フランス大会と第2戦・ロシア大会が終わった。織田信成と安藤美姫は優勝、小塚崇彦は2位と、上々の滑り出しを見せた日本勢だが、浅田真央は“ありえね~”不調で、ちょっと心配。
 東京で12月3日~6日に行われるグランプリファイナルに進出するのは誰?
 今シーズン、グランプリファイナルで3位以内に入った日本人最上位選手は、オリンピック代表に内定することになったので、日本人選手たちには特に重要になった。毎年、全日本が国際大会より激戦になるから、先に内定を取れたら楽になる。
 グランプリシリーズは、各選手2大会まで出場できる。各大会の順位に応じてポイントが与えられ、合計ポイント上位6人が進出。同ポイントで並んだときは、総得点や最高順位などで順位を決める。結果・出場予定・ポイントの一覧はこちら→ 男子 女子
 男子は今、織田の名前が一番上。15ポイントでプルシェンコと並んでいるが、アルファベット順でOのほうが上だから(^^) この後、織田は中国大会に出場予定。ライザチェク、コンテスティ、ケビン・レイノルズ、ポンセロ等との戦いになるが、3位に入って11ポイント取れれば計26ポイント、かなり可能性高くなりそう。
 小塚は13ポイント、出場予定のNHK杯(日本大会)には復帰の高梁大輔、ジュベール、ウィアー、アボット、すでに3位11ポイントを獲得しているリッポン、ボロドゥリン等、激戦になりそう。希望的観測としては、高橋1位、小塚2位になったら嬉しいんだけど。小塚は最低でも3位には入りたいところ?
 高橋大輔はNHK杯のあと、カナダ大会に出場予定。今シーズン1大会のみのパトリック・チャンが出てくる。1大会だけではグランプリファイナル出場はまず無理と思われるので、チャンはファイナル出場しないで、年明けから五輪にピークを持っていくつもりなんだろうか。
 うまくいけば、6人中3人が日本人選手というのもありそうな男子。
 一方女子は、2大会終わったのが浅田真央だけなので、必然的にリストのトップにいる。20ポイントというのは、昨季までを考えるとファイナル出場は厳しそうだが…。安藤美姫と中野友加里はこのあとNHK杯で、ワグナー、シズニー、レオノワと好調な選手たちを迎え撃つ。ラウラ・レピストやサラ・マイアーも来るので、意外とここも気を抜けないが、中野も2位なら24ポイント、チャンスは広がる。
 キム・ヨナはあとアメリカ大会で、スザンナ・ポイキオ、村主章枝、レイチェル・フラット等がどこまで迫るか。復帰のサーシャ・コーエンがどのくらいできるか? キム・ヨナは優勝してもしなくても余裕?!
 注目は次の中国大会。ロシェットがポイント稼いでくると思うが、鈴木明子にも頑張ってほしい。ここで2位以上に入れば可能性はある。鍵を握るのはコストナーの出来かも。フランスで6位5ポイントと出遅れたが、仮に優勝すると20ポイントで浅田真央と並ぶ。立て直してくるか。
 昨季、グランプリシリーズで“大化け”した小塚やアボットのように、今季も急成長する選手が出るかな? まずは中国大会をチェック!!
 長くなったのでジュニアグランプリは次に。
コメント (3)
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