NHK杯2014、エキシビション
エラジ・バルデ
例によって観客席からフェンスを乗り越えて登場。眼鏡をかけてるとダサダサで、はずすとクール バックフリップ3連続!!!
加藤利緒菜
「The Show」♪ ピンクと黒のボーダー、髪に大きなピンクのリボン。可愛らしい衣装で、片手上げダブルアクセル、氷上で側転も
平井絵己/マリオン・デラ・アスンシオン
「007」♪ 黒にゴールド、セクシーな衣装。背中に乗るリフト、シットポジションのリフトなどで魅せた。
セルゲイ・ヴォロノフ
シンプルに白シャツと黒手袋で。何気なく見せるスパイラルなんかも実はきれい。
高橋成美/木原龍一
「Fireflies」♪ 成美ちゃんのホットパンツ姿が似合う。ツイストのあと、木原くんがソロジャンプをきれいに決める。成美ちゃんもサイドバイサイドジャンプなんとか下りた。前から乗って後ろに回るリフト、なかなか。
終わって帰る方向を一瞬間違えたみたい
李子君
「夢やぶれて」♪ 長い黒髪をおろして、いつもより少し大人っぽい紫の衣装。スピード感のあるスムーズなスケーティング、イナバウアーやスパイラルで拍手。可憐で素敵なプログラム。
ケイトリン・ハワイエク/ジャン-ルック・ベイカー
「ウィキッド・ゲーム」♪ ギターと語るようなボーカルでしっとりと演じた。男性のイーグルに女性が寄り添うところ、きれい
村上佳菜子
「フレンテ・ア・フレンテ」♪ 真っ赤な衣装でフラメンコ。情熱的に、リズミカルに、フラメンコらしい緩急の表現。ジャンプは1本シングルになったので、ちょっと舌を出した。
于小雨/金楊
「エヴリデイ・イズ・ミス・ユー」♪ 「トゥーランドット」に新たなメロディを加えた中国語の曲。しっとりした中で高いツイストや迫力のその場回転リフトで喝采。
羽生結弦
「花は咲く」♪ 指田郁也のボーカルで、そっとたしかめるように滑り出す。氷上に置かれた何本かの花、そのうち短い一本を拾う。志半ばで道を断たれた哀しみ。
その悲しみを乗り越えて希望に向かう、イナバウアー、イーグル。滑ってゆく先に、光の花が咲いてゆく。花は咲く、トリプルアクセル、3回転サルコウ。彼自身の復活への光。
白い帽子とコートの少女が花を一輪持ってリンク中央へ。その周りをハイドロブレーディング。笑顔で花を受け取って、希望のフィニッシュ。
清冽な、静謐な、しみとおるプログラム。よかった
1部のあと、インタビュー。織田信成くん、平井絵己と関西大学の同期だったそうで、昔の苦労を思い出して大泣き。ちょっと泣きすぎ(笑)
三宅星南
「死の舞踏」♪ ノービスのホープ。3-2ジャンプ決まった 堂々たる演技。
本田真凛
ピンクのハットを小道具に、愛らしい演技。果敢に3-3に挑んだ(コケちゃった^^;)。
観客席に兄の本田太一選手や妹の沙羅ちゃんも。
アリョーナ・レオノワ
「タンゲーラ」♪ 黒レース。ゆっくりとステップを踏むだけで妖艶な大人の色気。後半きびきびと激しく踊る。カッコいいよ
ジェレミー・アボット
「ラッチ」♪ 白のカットソー、指なしグローブがアクセント。ゆったりと滑らかで、ステップは軽やかで、音と指先や目線がシンクロして、きれいなトリプルアクセルも。
川口悠子/アレクサンデル・スミルノフ
「ハバネラ」♪ 女性の鮮やかなピンク、片足持ち上げからスタート。軽々とその場リフト、スロージャンプも決まる。男性の肩に完全に立ち上がるリフト、腕とエッジをホールドして回転、凄すぎ・・・
宮原知子
「Let her go」♪ 髪を下ろして、可愛いピンクの衣装。今日もキレのいいスケーティング、ダブルアクセルなども決まった。魅力が増しつつある16歳。
クセニア・モンコ/キリル・ハリャーヴィン
映画「LIFE!」より♪ エキシビションも動きがなめらか。黒のスリップドレスの肩紐が落ちかけて、ちょっと気にしていた?
無良崇人
「Feelin' Good」♪ ストライプのシャツに黒タイ。4回転に挑んでちょいステップアウト、素晴らしく高いトリプルアクセル おおらかな動き、カッコいいフィニッシュ。
メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード
「Say Something」♪ 横たわった女性を頭の上まで持ち上げるスタート。ダンスリフトやスパイラルも見事だが、女性の脚を持って回転はすごいことなのに、しっとりした曲に溶け込んでるのがまたすごい。
アンコールはフリー後半のスロー3回転ルッツから。見事なイーグルのリフトでフィニッシュ。
グレイシー・ゴールド
「Shake It Off」♪ ピンクのホルターネックに黒のホットパンツ。最初からノリノリで元気よく、躍動感あふれてる。ジャンプもばっちり、口ずさみながら踊ってた。
アンコールはフリー「オペラ座の怪人」、美しいビールマンスピンとコレオシークエンス。
ケイトリン・ウィーバー/アンドルー・ポジェ
「A Song For You」♪ 白シャツとチュニック。しっとりした中に、競技では使わないような持ち上げ方のリフトなど、渋い工夫がある。
アンコールは「四季」、フリー終盤のステップ。カッコよすぎ~
村上大介
「Say Something」♪ 黒でシンプルに。すーっと伸びるスケート。4回転サルコウはちょいステップアウトだったけど、3回転2本決めてくれた。イナバウアーやイーグル、一つ一つの動きにもこんなに魅せる力があるとは、、、成長が嬉しい。
アンコールはSP「ムーラン・ルージュ」のステップからスピン。細かいところで安定して力強くできるようになったことが、この優勝につながったと思う。
フィナーレではペアがパートナーとは違う選手と組んでデススパイラルなんてことも
最後は全員でスピンして、氷に手をついてフィニッシュポーズ。
フラッグスケーターたちが選手たちの間に入って一列に並んでご挨拶。一周しながら最前列の観客とハンドタッチ、ど~もくんともハイタッチ。
終わってからど~もくんが転倒して、選手たちに抱え起こされていた
皆さん、お疲れ様~~~
フィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPS)2014第6戦NHK杯、最後を飾るアイスダンス・フリーダンス(ジャッジスコア)。
平井絵己/マリオン・デ・ラ・アスンシオン SD:44.38 FD:67.66 合計:112.04
ブルース・ブラザーズ・メドレー♪ 白黒系、男性はサスペンダーに黒タイ。ツイズルがよく合ったし、カーブからローテーショナルへ続くロングリフトもなかなか迫力。女性が男性の靴の上で逆立ち姿勢のリフトなども見せた。やりきった表情でフィニッシュ。
キャシー・リード/クリス・リード SD:50.55 FD:80.33 合計:130.88
ヘンリー・マンシーニ・メドレー♪ 黒のドレスに黄色のスカーフ、黒のスーツに黄色のシャツ。柔らかな曲調で最初のステップ、明るい曲調で元気よくステップ、リフトのスプリットポジションがきれい。ツイズルもうまく合わせた。最後のしっとりしたポーズ。
オードリー・ヘップバーンを演じるキャシー、可愛い。素敵なプログラム
ネリー・ジガンシナ/アレクサンダー・ガジ(ドイツ) SD:54.13 FD:84.28 合計:138.41
「白鳥の湖リローデッド」♪ メッシュ系の黒。ヒップホップなバレエ?! 女性がいったん男性の肩まで上がってから、膝の位置まで下りて男性がシットポジションでのリフトなど、細かいところがいつもながら個性的。
ヴィクトリア・シニツィナ/ルスラン・ジガンシン(ロシア) SD:54.94 FD:67.37 合計:122.31
ゲイリー・ムーア「Did You Ever Feel Lonely」「The Messiah Will Come Again」♪ 女性はワインカラーのスリップドレス、男性は白シャツに黒ベスト。高速ツイズルがうまく合ったが、男性イーグルのリフトで下ろす時に女性を支えきれず転倒。もう一つのリフトは持ち上がらず。途中「二人の距離感が近すぎますね」(解説・宮本賢二氏)、いつもと違ってしまったらしい。
ケイトリン・ハワイエク/ジャン‐ルック・ベイカー(アメリカ) SD:58.50 FD:87.91 合計:146.41
映画「ロミオとジュリエット」より♪ 薄い藤色、女性は肩にパールを散りばめて。流れのきれいなスケーティングで、ツイズルがぴったり合い、イーグル姿勢や片足でのリフトもスムーズ。逆回転スピンも見せ、女性の高さを上下させながらのリフトは迫力があった。充実のプログラム。
振付はパスクワーレ・カメレンゴ氏。
クセニア・モンコ/キリル・ハリャーヴィン(ロシア) SD:59.70 FD:92.84 合計:152.54
「サラバンド」♪ 黒、ところどころベージュ。こちらもスムーズなスケーティング。ミラーのツイズルをうまくそろえる。リフトなどの要素とつなぎとの移動が自然。「スピード感がよかったです」(解説・宮本賢二氏)。
ペニー・クームス/ニコラス・バックランド(イギリス) SD:60.49 FD:77.39 合計:137.88
「Exogenesis Part 1」「Hurricanes and Butterflies」♪ 曲にあわせて女性の衣装は蝶のイメージ。ドラマチックな雰囲気をうまく出しながら、女性の姿勢変更がゆっくりなリフト。「腕力だけなので大変です」(解説・宮本賢二氏)。片手だけで回転させるリフトもすごい。終盤のステップの入りで男性が転倒、ステップが半分くらいできなかった
ケイトリン・ウィーバー/アンドルー・ポジェ(カナダ) SD:67.51 FD:101.91 合計:169.42
ヴィヴァルディ「四季」より♪ 女性は黄色に赤で春と夏、男性はブルーグレーで冬を表すそうな。軽やかで華やかでなめらか、気持ちいい ツイズルは少し距離があいてしまったけど^^; フリーレッグを前にした片足のリフト、「フリーレッグが前は難しいんです」(解説・宮本賢二氏)。最後のステップのスピード感、さすが
表彰式の公式な記念撮影が終わった後、ポジェ選手がスマホを取り出して3組6人一緒に自撮り
結果、優勝はウィーバー・ポジェ、2位モンコ/ハリャーヴィン、3位ハワイエク/ベイカーはシニアに上がった年にGPS表彰台となった。4位ジガンシナ/ガジ、クームス/バックランドは5位。
キャシー&クリス・リードは6位、転倒のあったシニツィナ/カツァラポフが7位、GPSデビューの平井/アスンシオンは8位。
ファイナル進出を決めたのは、2大会優勝で30ポイントのウィーバー/ポジェ。2位になればファイナル進出だったクームス/バックランドは残念ながら逃した。22ポイント(4位+2位)まで伸ばしたモンコ/ハリャーヴィンは、スコア合計でイリニフ/ジガンシンに及ばず、補欠となった。
・・・アイスダンスでも、けっこう番狂わせが起こるものだわ・・・
このあとはエキシビション