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GPS2014エリックボンパール杯男子フリー

2014年11月23日 15時45分58秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPS)2014第5戦、エリックボンパール杯(フランス大会)。男子フリージャッジスコア)。

ダグラス・ラザノ(アメリカ) SP:64.98(11) FS:129.26(10) 合計:194.24(10)
 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 4回転は両足着氷? トリプルアクセルはなんとかこらえた。後半3-3が入り、大きなミスなく滑りきった。

閻涵(Han YAN)(中国) SP:73.18(10) FS:143.67(6) 合計:216.85(8)
 「Fly Me to the Moon」♪ コーチの言葉ににっこり笑顔を返して出て行った。冒頭にトリプルアクセル+3回転トウループ決まった! 転倒2回しちゃったが、「僕、大丈夫ですから」と言いたげに、最後までスピードに乗って滑りきった。ジャンプして足をチョンと合わせてフィニッシュ、彼によく似合うプログラム。

フローラン・アモディオ(フランス) SP:75.07(9) FS:117.93(11) 合計:193.00(11)
 「ブラッド・ダイヤモンド」「ライオン・キング」 大歓声に送られて、冒頭に目の覚めるような4回転サルコウを決めた! しかし次のコンビネーションで転倒、回転抜けもあり、、、わくわくさせるキレのいいステップは彼ならでは。

アディアン・ピトキーエフ(ロシア) SP:76.21(8) FS:143.17(7) 合計:219.38(6)
 「サラバンド」♪ まだ幼さが残る少年。冒頭の4回転、トリプルアクセル+3回転トウループは見事。後半1回転に抜けるジャンプが2つ出てしまったが、きびきびした動きのステップ、スピードにのったコレオシークエンスに大きな拍手。勢いのあるスケーティングだった。合計の自己ベスト更新。

アダム・リッポン(アメリカ) SP:76.98(7) FS:148.44(3) 合計:225.42(5)
 リスト「ピアノ協奏曲第1番」♪ 最初の3連続コンビネーションは迫力、後半に“リッポン”ルッツ2本、転倒もあったけど、アップライトスピンとかイーグルとか、何気ない動きも美しい。

マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:77.11(6) FS:166.24(1) 合計:243.35(1)
 「エクソジェネシス交響曲」♪ 跳んで跳んで跳びまくった! 4回転トウループにサルコウ、トリプルアクセル+3回転トウループも頑張り、単独トリプルアクセルも決まる。ジャンプにほとんどミスがなかったので、コレオシークエンスでも力が入った。シーズンベストでトップに立つ。

シャフィク・ベセギエ(フランス) SP:78.22(5) FS:133.02(9) 合計:211.24(9)
 「Road Game」「You and Me」♪ フランス男子のエースになりつつある? 4回転、4-3と冒頭に立て続けに決めて大喝采。後半トリプルアクセルで転倒が惜しい。独特のセンスのステップが個性。

リチャード・ドーンブッシュ(アメリカ) SP:80.24(4) FS:139.03(8) 合計:219.27(7)
 「イエロー」「ヴィヴァ・ラ・ヴィダ」♪ 冒頭の4回転は回りきったが転倒。アクセルが結局ダブルだけになってしまった。両手上げや片手上げ、片手を背中に回したりとジャンプ姿勢に様々な工夫をしている。ステップやコレオシークエンスの雄大な表現は素敵。

コンスタンティン・メンショフ(ロシア) SP:87.47(3) FS:145.75(4) 合計:233.22(4)
 「タンゴ・エン・シレンシオ」♪ グレーのシャツの襟元をぐいっと掴んだポーズから。まず4-3がびしっと決まり、4回転も入る。アクセルがちょっと安定せず、得点を稼ぎきれなかった。

町田樹 SP:88.70(2) FS:149.04(2) 合計:237.74(2)
 ベートーベン「交響曲第九番」♪ 今季第2回公演はいかに? 4回転トウループ回りきったが転倒。次は3回転できれいに下りてしまった。トリプルアクセルの2本目はもしかするとあえて?ダブルに、フリップからのコンビネーションはセカンドが1回転に。
 「転倒のとき足首が」ということで、無理できなかったんだろう。でも最後のルッツをしっかり決めたのは偉かった。
 この時点で2位、表彰台とファイナル進出を決める。

デニス・テン(カザフスタン) SP:91.78(1) FS:144.50(5) 合計:236.28(3)
 「十面埋伏」「ヴォーカッション」♪ シルクロードの民を思わせる衣装。最初に4-3が完璧に決まったが、アクセルが2本とも1回転になってしまい・・・。前半はゆったりと力を抜いた感じで、後半はパーカッションにのって敏捷な動きとめりはりがあるプログラム。ステップの中で一瞬静止してまた素早く動き出すのがスリリング。
 意外にもGPSでは初めての表彰台

 結果、優勝はSP6位から逆転でコフトゥン、2位町田、3位デニス・テン。4位メンショフ、なかなか表彰台に手が届かない^^; リッポンがSP7位から5位に順位を上げ、ピトキーエフ6位、ドーンブッシュは7位に順位を落とした。閻涵が8位、地元フランス勢はベセギエ9位、アモディオ11位と振るわなかった。
 コフトゥンと町田がファイナル進出決定。先にロステレコム杯で決めているフェルナンデスと、3人が決まった状況。NHK杯で残り3人の枠を争うことになる。さて、どうなる

コメント
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