フジテレビで19日(木)15:50~16:50放送予定の「髙橋大輔 シングル引退密着ドキュメント ~ EPILOGUE 2019 ~」。
昨季の突然の復帰、全日本で2位と好成績、しかしアイスダンス転向を表明、今年の全日本をシングル最後の大会と決める。西日本選手権を怪我により欠場、今季最初で最後の大会が全日本となる。。。
振付のシェリル・ムラカミさんやブノワ・リショーさんとの映像もあるようだ。この1年何を考え、どう過ごしてきたか、じっくり見よう(録画で)。
フジテレビのウェブサイト「フジスケ」で連載している長光歌子コーチのコーナーで、高橋大輔のアイスダンス転向について語っている。
“実は、かなちゃんがクリス・リード選手とカップルを解消した後、パートナーが見つからないと心配した濱田(美栄)先生が、いつのショーだったか、出演者や私たちコーチと会場で軽食を頂きながら談笑していた時に、「かなちゃんのパートナーにいいスケーターはいない?」と皆に聞いたんです。そうしたら、その場にいたメリル・デービスさんが「大輔がいるじゃない!?」と答えたんです。その事を濱田先生がかなちゃんに伝えたのが始まりなんです。”
メリルが!高橋大輔が「生まれ変わったらメリルのパートナーになりたい」と言うくらい、ぞっこんのメリルが、ダイスケの名前を出したとは・・・ 高橋大輔がこの話を詳細に聞いてたとすれば、メリルが言ったというのは背中を押したかも
前にも書いたが、高橋大輔がシングルから完全に引退するにあたって、一つだけ残念なのは国際大会に一度も出なかったことだ。
復帰枠を使ってグランプリシリーズに出場するのは確かに負担が大きいと思われるので、出場しなかったのは構わないが、せめてチャレンジャーシリーズ1大会は出てほしかった。
本人は国際大会出場を世界選手権のミニマムを取るためのものと考えていたのかもしれない。だからアイスダンス転向を決めた時点で、不要と思ったかもしれない。
しかし、五輪銅メダリストを評価するのに、国内大会だけでは完全とは言い難い。18-19シーズンのルール変更(GOEが-5~+5になる・ジャンプの基礎点が変わる・ジャンプ無効になる場合が変わる等)後の基準で、4年のブランクの後に復帰した彼の技術と演技がどんな評価を受けるか。それを記録として残すことは、フィギュアスケート界にとってレガシーになるはずだった、と思う。
レジェンドと称されるだけの選手が、そこまで考えてくれなかったのが、少し寂しい とはいえ、もう言っても仕方ないので、最後の演技を目に焼きつけて、アイスダンスでのデビューを楽しみにしよう