初めての試み、ISU Skating Awards 2020のオンライン表彰式は無事終了。司会のタニス・ベルビン&チャーリー・ホワイト夫妻は快活なムードで手際よく進行していった。
各賞のノミネート者と繋いで話し、発表はタニスのスマホに届くメールを読み上げる形で。それぞれ映像がいかにも家の雰囲気だったり、解像度がいまいちだったりで面白い。
羽生結弦は白シャツに黒ジャケで登場。ある程度どんな質問をするか想定して答えを考えていた部分もありそうだが、自分の言葉で答えていた。
Lifetime Achievementはカート・ブラウニングに。受賞者を当てさせる画像クイズ、牛が茶色になってる写真って、cowがbrownってことか
概ねどの賞も予想通りで、世界中のファンは安心したんじゃないだろうか。
YouTubeの機能だと思うが、話したことを自動的に文字化して表示していた。音声とは少しタイムラグがあるので、聞きながら読むのはしんどかったが、一応参考にはなった。
英語ネイティブの人の話は大体その通りに文字化されるが、ネイティブでない人の話はところどころ明らかに違う単語になってしまう。そこを見ていると、発音上気をつけなければいけないポイントがわかる
一夜明けて羽生結弦受賞のニュースがどっと報道されたが、Olympic Channelで本人の語った言葉(多少補正されて)が読める。
ニュースのコメントで「ネイサン・チェンに世界選手権2019でもグランプリファイナルでも負けてるのに、どうして最優秀選手なのか」と書いている人がいたが、判断するポイントはそこだけではない。
チェンは出場大会の数が少なかったため、ワールドスタンディング4位、シーズンワールドランキング15位。羽生はオータムクラシックや四大陸の優勝もあってどちらも1位。ファン投票でもおそらく差がついていたんだろう。
YouTubeのチャットに「羽生さんの元気な姿がライブで見られただけでもよかった」という声があった。同意
来年はどうなるのかわからないが、司会の2人は「See you next year!」と言ってライブを終えた。来年のことはまた来年考えよう