フィギュアスケートで全日本選手権を目指す地方予選となる、ブロック大会。先々週の中四国九州と中部、先週の関東と近畿に続き、今週は東京と東北・北海道。明日で東日本/西日本選手権に進出する選手が全て決まる。ノービスは全日本ノービス出場者が決定する。
東京のシニア女子に出場した本田真凛が、フリーの曲のCDを間違ってエキシビション用のCDを提出してしまい、取り替える時間がなく、そのまま滑ったことがニュースになっている。
3月にステファン・ランビエールに振り付けてもらった、レディ・ガガ「アイル・ネバー・ラブ・アゲイン」。3月に滑ったきりでジャンプもスピンも入れたことがなく、振付も忘れていたのでアドリブで、、、だそうな
ドリーム・オン・アイスに出演予定だったが、直前に肩を脱臼して取りやめ。ずっとジャンプの練習ができなかったということで、昨日のショートプログラムは不調だった。フリーは無理せず、ジャンプを全部2回転にする予定だったということだが、3トウループ1本を冒頭に跳び、2トウループ跳びすぎはあったが、必要な要素はちゃんと入れ込んだ(ジャッジスコア)。
中四国九州で男子の田中刑事が、ショートプログラムでフリーの曲を提出してしまい、コーチから受け取って音楽ブースに渡していた。このときは演技の中断として3点減点されている。
今回の本田真凛は、CDがリンクサイドに持ってきていなかった。本田武史コーチが取りに行こうとしたが、女子更衣室に入れない。妹の本田望結が呼ばれたが、1分以内に始めなければ失格というので、本田真凛は提出した曲でそのまま滑ると決断。アドリブ演技となった。
mixiに出ていた情報によると、今大会では公式練習で「曲かけ」をしていないのだそうだ。通常、公式練習で順番に曲を流して、選手は自分の曲がかかったら通し練習をする。それがなかったため、CDを間違えたことに事前に気づくことができなかったらしい。
ネットでは「アスリートとしてあり得ないミス」と批判する人も多いが、アドリブでフリーを滑り切るという、引き出しの多さを見せたとも言える。とりあえず東日本には望結と2人で進出できたので、怪我を治して今度こそ予定通りの(?!)フリーを見せておくれ