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2021/22シーズン国際大会派遣基準(シニア男女)

2021年07月17日 23時12分16秒 | スポーツ

 先日発表された、2021-2022シーズンフィギュアスケート国際競技会派遣選手選考基準。オリンピックシーズンということで各紙で報道されている。
 まず、3枠あるシニア男子と女子をチェックしよう。
***
第 24 回オリンピック冬季競技大会
(男女シングル 3 枠・ペア 1 枠・アイスダンス 1 枠)
全日本選手権大会終了時に、オリンピック参加有資格者*1の中から、以下の選考方法で決定する。
(1)男女シングル
①全日本選手権大会優勝者を選考する。
②以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して 1 名選考する。
A) 全日本選手権大会2位、3位の選手
B) ISU グランプリファイナル出場者上位2名
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンベストスコア上位3名
③以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して、①、②で選考された選手を含め
 3名に達するまで選考する。
A) ②の A)B)C)に該当し、②の選考から漏れた選手
B) 全日本選手権大会終了時点での ISU ワールドスタンディング上位3名
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンワールドランキング上位3名
D) 全日本選手権までに強化部が派遣した国際競技会、および強化部が指定した国内競技会*2における
シーズンベストテクニカルスコア*3上位 2 名
***
 例年の世界選手権代表選考と概ね変わらないが、②C)がISUシーズンベストスコア上位3名となり、③にD)シーズンベストテクニカルスコア上位2名が加わったのが今季の特徴。今までの実績が反映されるワールドスタンディングより、今季のスコア及び技術点を重視する方針となった。
 こちらの記事によると、強化の指針として入ったようだ。竹内洋輔強化部長が「ロシア選手を中心に高難度ジャンプを実施して点数を伸ばすのが世界的主流。今季はテクニカルを評価するということを強化指針として示している」「国内競技会も含めて高難度ジャンプに挑戦する機会を設ける」と説明したとか。
 強化部が指定した国内競技会には、東日本/西日本選手権、全日本選手権が含まれる。高難度ジャンプをビシバシ決めたら、昨季までの実績がなくてもチャンスがある
 ただし、オリンピック参加有資格者でなくてはいけない。
・日本国籍を有し、オリンピックに参加できる年齢を満たしている選手
・JOC へ候補選手手続きを済ませており、指定期日までに派遣前チェックを受けることが可能な選手
全日本選手権大会時までに ISU が定める当該年度のオリンピック出場のためのミニマムポイントを獲得している選手
 ということは、全日本までに一度も国際大会に派遣されたことがない選手は、オリンピック代表には選ばれないと思われる

***
2. 世界フィギュアスケート選手権大会
 (男女シングル 3 枠・ペア 2 枠・アイスダンス1枠)
(1)男女シングル
①全日本選手権大会優勝者を選考する。
②以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して 1 名選考する。
A) 全日本選手権大会2位、3位の選手
B) ISU グランプリファイナル出場者上位2名
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンベストスコア上位3名
③以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して、①、②で選考された選手を含め
 3名に達するまで選考する。
A) ②の A)B)C)に該当し、②の選考から漏れた選手
B) 全日本選手権大会終了時点での ISU ワールドスタンディング上位3名
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンワールドランキング上位3名
D) 全日本選手権までに強化部が派遣した国際競技会、および強化部が指定した国内競技会*2における
シーズンベストテクニカルスコア*3上位 2 名
***
 よく見ていただくとわかるが、ほとんど一字一句オリンピックのほうと変わらない。多少違うかもしれないのは、
・ISU が出場のためのミニマムポイントを設定している競技会派遣選考に際し、最終選考会時点で当該競技会のミニマムポイントを持っていない選手・組は、ISU の定める獲得期限日までにミニマムポイント獲得することを条件として選考することがある。
 という条項が適用される可能性があるところだろうか。オリンピックと世界選手権で派遣選手が違うこともあるから、急成長の選手登場も期待

***
3. 四大陸フィギュアスケート選手権大会
 (男女シングル・ペア・アイスダンス 各 3 枠)
(1)男女シングル
全日本選手権大会終了時に、以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考する。
A) 全日本選手権大会 10 位以内
B) 全日本選手権大会終了時点での ISU ワールドスタンディング上位 6 名
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンワールドランキング上位 6 名
D) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンベストスコア上位 6 名
E) 全日本選手権までに強化部が派遣した国際競技会、および強化部が指定した国内競技会*2における
シーズンベストテクニカルスコア*3上位 6 名 
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 五輪シーズンの四大陸は、五輪代表が全く出ないこともあるので、全日本で表彰台に乗れなかった選手にもかなりチャンスがある。ここでブレイクする選手もけっこう多いので狙い目
 問題は、四大陸もミニマムポイントが必要で、21日前までに獲得していなければならないこと。例年より早いので、年明けのトルン杯では間に合わない。やはり年末の全日本までにシニア国際大会派遣の経験がないと厳しいかも

 ちなみに、現時点のワールドスタンディング上位を見てみよう。カッコ内の数字が2020/21シーズン終了時のランク。
男子
 羽生結弦(2) 宇野昌磨(3) 鍵山優真(11) 田中刑事(20) 友野一希(27) 山本草太(32) 佐藤駿(37) 島田高志郎(48)
女子
 紀平梨花(1) 坂本花織(6) 宮原知子(7) 樋口新葉(19) 横井ゆは菜(26) 本田真凛(31) 山下真瑚(35) 三原舞依(40)
 ここに2021/22シーズンのポイントがどう加わっていくだろうか。

 ペアとアイスダンスは後でまた。

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池江璃花子x羽生結弦対談

2021年07月17日 13時24分15秒 | スポーツ

 Sports Graphic Number 1031号<オリンピック開幕直前特集>東京に、凱歌を。

 池江璃花子と羽生結弦が対談というので、さっそく買ってみた。21歳の池江選手を26歳の羽生選手が「まだ若いのに」といったりしてるが もっと歳を重ねると5歳くらいの差はもう感じなくなるが、20代で5歳の差は一世代違う感じがするんだろう。
 いろいろ深い話をしているが、最後に羽生結弦がまとめた言葉が、今を象徴している。
 「僕らは、たくさんの方から応援してもらえて、それによって多くの力をもらえている。自分が何かした時に、嬉しいと思っていただける。それがあるだけで、自分たちはたぶん存在している意味があると思います。お互い頑張っていきましょう。」
 池江璃花子が「はい!」と応えた。きっと頑張ってくれるだろう

 リオ五輪のときは、ちょうど仕事が夏休みに入ったので、けっこう見ていた。今回の東京五輪は、閉会式のあたりで夏休みに入るので、テレビで見るのは休日だけになりそう。
 とはいえ、、、やっぱり、いろいろ見たい TV雑誌買っておこうかな

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梅雨明けしたけど

2021年07月17日 11時09分14秒 | Weblog

 昨日、関東地方と東北地方が梅雨明けしたそうで
 確かに晴れたし昼間暑かったけど、仕事帰りに歩いているときは、意外と涼しく感じた。風とか空とか、むしろ秋っぽいような
 今朝目が覚めたときも、暑さで寝てられない!という感じではなかった。なんだか季節が飛んじゃってる気がしないでもない
 とはいえ、、、今は暑い。エアコン使ってます 暑さに負けないように早寝早起きしよう

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