こちらのブログ記事とニュースで大会出場を知り、ライブストリーミングを見ようと早起きした。
アメリカで練習している村元/高橋組、フロリダの大会・19th Annual Labor Day Invitationalにエントリー。「ソーラン節」を使ったリズムダンスがどんな仕上がりになっているか
女性ボーカルの「ソーラン節」、なかなかソウルフル 今季のパターンダンス・ミッドナイトブルースをいつやったのか、よくわからなかった スタートのホールドが、向かい合って片手はつなぎ片手は相手の肩とか背中に置く、ワルツのような組み方ではなかったせいか。
肩に乗せて回転しながら、女性が逆さまになり、両膝の下に両手を差し入れてホールドするリフトがダイナミック。前に村元選手が「今までで一番緊張するリフト」と言ってたのはこれかな
曲が変わって、けっこう高速回転のツイズル、一歩が大きいミッドラインステップ。リズムはヒップホップと思われるが、テンポが大きく変わってない感じ。全体に、渋くカッコいいプログラムだ。
ライブでスコアが出てこなくて、ちょっと待たされた。で、出てきた得点が、、、
84.74
いいプログラムだし、ミスもなかったが、、、そこまで凄いか、、、? 大会全体で得点高めの傾向のようだが こちらの記事では「世界選手権2021で4位相当」と絶賛
ジャッジスコアを見ると、技術点の基礎点合計が32.64。これは世界選手権2021だと11位と同じ。上位陣はこれが34点台を出す。2点あるかどうかの差でも、そもそも点差がつきにくいアイスダンスでは、大きな差なのだ。
そしてGOEが、軒並み3とか4で、トータル15.10にもなった。世界選手権2021でGOE合計が10点を超えたのは、トップ5即ちフリー最終グループになった組だけ。
PCSがこれまた5項目全部9点台だが、世界選手権で9点台を揃えたのはやはりトップ5。。。 まあ、スピード感はあったし、独創的なところが評価されたのかも。
ディスりたいわけではないのだが、なんか参考にならないような とりあえず、シーズン初めで技術点の基礎点合計が、昨季の全日本と同じくらい出せたのは、自信を持っていいのかな。
参考までに、今季の他の大会でトップだったリズムダンスの映像とスコアを貼ってみる。
CHAMPIONNATS QUÉBÉCOIS D’ÉTÉ 2021 RD Marie-Jade Lauriault/Romain Le Gac
2021 Lake Placid Ice Dance International RD Tine Garabedian / Simon Proulx-Senecal
各国のトップクラスが出てくるグランプリシリーズで、どのくらいの評価が出るか。村元/高橋組がアサインされているNHK杯を楽しみにしよう
フリーは昨季からの継続で「ラ・バヤデール」と聞いている。明日は朝7:30からだから、少し遅くて楽 いい演技ができるといいな