遅くなってしまったけど
2022年北京オリンピックのフィギュアスケート最終予選、ネーベルホルン杯2021。アイスダンス・フリーダンスの結果、アイスダンスの残り4枠と、団体戦に出られるチームが決定した。
<アイスダンス>
1位 ユリア・トゥルッキラ/マティアス・ヴェルスルイス(フィンランド)
3位 マリア・カザコワ/グレゴリー・レヴィヤ(ジョージア)
4位 ティナ・ガラベディアン/シモン・プルー=セネカル(アルメニア)
5位 ナタリー・タシュレロヴァ/フィリップ・タシュレル(チェコ)
6位 (次点)アンナ・ヤノフスカヤ/アダム・ルーカス(ハンガリー)
トゥルッキラ/ヴェルスルイスは充実していて圧倒的だった。世界選手権でまさかのフリー進めずだったので、得点と順位を見たときは嬉し涙 カザコワ/レヴィヤはリズムダンスの失敗を取り返して、独自の世界観を展開。
予測でうっかりしたことに、ガラベディアン/プル―=セネカルが8月のレイクプラシッド・インターナショナルで高得点を出していたのに気づいていなかった。一方でユラ・ミン/ダニエル・イートン(韓国)は同大会で自己ベストに届いていなかったわけで、、、当然の結果だった。
チェコの兄妹カップル・タシュレロヴァ/タシュレルも実力通り。5番手以下に大差をつけた。
出場枠を得た国とカテゴリの一覧はWikipediaで。
団体戦には、少なくとも3カテゴリで出場枠を確保した国だけが出場できる。それがなんと、ぴったり10か国 ロシア・アメリカ・カナダ・日本・イタリア・中国・ジョージア・チェコ・ドイツ・ウクライナとなった。
本来、各国各カテゴリ最上位の世界選手権2021とGPS&ファイナル(なければJGP)のポイント合計で、上位10か国に出場権が与えられる。ソチ五輪、平昌五輪では一応補欠にあたる国があったのに、、、。
3カテゴリ以上揃えられる国が減ったのは、それだけ多くの国が枠を得られたからかと思いきや、平昌五輪と同じ32か国だった。躍進したのは旧ソ連のアルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、エストニアなど。
一方、アジアはちょっと寂しいような ミーシャ・ジー、ジュリアン・ジージエ・イーが引退したウズベキスタンとマレーシアは予選に参加してないし、フィリピン、カザフスタンも枠には遠かった。北朝鮮も国際大会に出てこなくなったので、アジアは開催国中国と日本・韓国だけになってしまった。
あとは、枠を返上する国、繰り上げで枠を得る国が出るかどうか。最終決定したら、また五輪予想を考えることにしよう