北京オリンピック・フィギュアスケート、女子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
イェンニ・サーリネン(フィンランド) SP:56.97(25) FS:96.07 合計:153.04
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 黒。冒頭から7つのジャンプ要素を続ける構成。3フリップ転倒、2本目をフリップにしたがこれも転倒。3ルッツこらえ、2アクセル+2トウ入ったが3トウで転倒。3サルコウ、2アクセル+2トウは入った。
さりげなくレイバックするだけのスピン、意外と好き 全体に優雅な雰囲気が女子らしくていい。
エカテリーナ・クラコワ(ポーランド) SP:59.08(24) FS:126.76 合計:185・84
「ライムライト」♪ 水色。フィルムが回り始める音でスタート。両手上げ3ルッツ+オイラー+両手上げ3フリップから、単独両手上げ3ルッツ、片手上げ3トウ、後半にも3サルコウ+片手上げ2トウなどなど、全てのジャンプをきっちり跳んだ。
愛らしい表情、チャップリンの世界観を表す仕草や所作、フライングスピンの入りはふんわり、伸びやかで心温まるステップ。スケーティングはオーサーのチームで鍛えただけのことはある。素晴らしいプログラムを見せてくれた
アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア) SP:59.16(23) FS:100.15 合計:159.31
ストラヴィンスキー「火の鳥」♪ 赤に青を少し。直前のクラコワに比べると、突っ立っている感じがしてしまう 3ルッツ+2トウ、3トウ+3トウと前半は頑張ったが、3ループで転倒。それでも3サルコウに2トウ+2ループをつけてリカバリー。
手術をして3か月氷上練習ができなかったそうで、よく間に合ったと言える。世界選手権ではもっといいコンディションで出られるかな。
リンゼイ・ファン・ズンデルト(オランダ) SP:59.24(22) FS:116.57 合計:175.81
「Le Discours d'Arthur」「Urgence」「Lay It On」♪ 紺とワインカラー。ジャンプ右回りの選手。3ルッツ+2トウを下り、3フリップと3ループはオーバーターンでこらえる。後半の3ルッツは高さがあり、3ループ+2アクセル、3サルコウ+2トウ+2ループもきちっと決まった。
スケーティングの安定感、レイバックスピンでいい表情。非常にバランスが取れていて安心感のあるスケーター、ステップもレベル4獲得。オリンピックでいい演技、何より
エヴァ‐ロッタ・キーブス(エストニア) SP:59.55(21) FS:112.30 合計:171.75
「Shallow」「I'll Never Love Again」♪ ゴールド。軸の細いジャンプで、3トウ+3トウは少しステップアウト。片手上げ3ルッツ決まり、ループでパンク。コレオに入るところで、映画のシーンのような振付を少し。3フリップで転倒 それでも片手上げ3ルッツ+両手上げ2トウ、イーグルから2アクセルを決めてきた。
曲調が変わるところで、スターになっていく主人公になりきるステップ。レイバックスピンは最初からキャッチフットでビールマンまで持ち上げていく。スピンのシット姿勢からそのまま氷に座ってフィニッシュ。
マデリン・シーザス(カナダ) SP:60.53(20) FS:115.03 合計:175.56
プッチーニ「蝶々夫人」♪ ターコイズ。右回りジャンプの選手。いい感じにスピードに乗って、高さと幅のある3ルッツ+3トウを決める。3フリップ入り、サルコウは2回転に。2アクセル問題なし。後半の2アクセル+3トウ下りたが、3ループに2トウ+2ループをつけて乱れ、3ループは転倒。回転不足やダウングレードもついてしまった。
「カナダ女子のスケーティングの美しさを引き継いでいる」と解説・鈴木明子さん。これからもっと洗練されていきそう。
アレクシア・パガニーニ(スイス) SP:61.06(19) FS:107.85 合計:168.91
リムスキー=コルサコフ「シェヘラザード」♪ 赤に青ストーン。冒頭のルッツこそ2回転になったが、3ルッツ、3ループと慎重に決めて落ち着く。2アクセルは下りてホップ、後半3ループ+オイラー+3サルコウ、3トウ+2トウ、2アクセル+2トウとコンビネーション3つも跳べた。
スピンに入れたイリュージョンはいまいちだったが 最後のステップは勢いもあり、長い手足の美しさを存分に見せて素敵だった
<G2>
オルガ・ミクティナ(オーストリア) SP:61.14(18) FS:121.06 合計:182.20
「Primavera」「Experience」♪ ブルー系。3ルッツ+3トウ、少しよろけたがこらえる。3フリップ、2アクセル+オイラー+3サルコウとまとめる。
コレオ?と一瞬思ったステップは、なかなか表情があってじっくり見せた。両手上げ3ルッツ+2トウ、下りてイーグルに繋げる2アクセル。最後の3サルコウはちょっと危なかった。
イリュージョンを入れるスピン、最後に改めてコレオで終わる。シーズンベスト大幅更新
ヴィクトリア・サフォノワ(ベラルーシ) SP:61.46(17) FS:123.37 合計:184.83
「Your heart is as black as night」「Power」♪ 黒で長手袋。ジャジーな曲で、まず両手上げ3ルッツを軽々と決める。2アクセル+3トウ、2アクセルと振付の一部のようにさりげない。後半も両手上げ3ルッツ+オイラー+3サルコウ、3ループ+2トウなど安定感抜群
ビールマンスピンは靴をホールド、ステップもよく動いている。「背中から動いていくようになればもっと」と鈴木明子さんも期待をかける。
エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:61.82(16) FS:118・15 合計:179・97
「ノートル・ダム・ド・パリ」♪ ダークグレーの裾に赤。両手上げ3ルッツ+3トウ決める(例によって3トウの前にエッジを踏みなおすような動きあり)。両手上げ3ループ、両手上げ3フリップ、後半2アクセル+2トウは少し乱れ、両手上げ3ルッツ+2トウ+2ループ頑張った。
少し動きが硬い感じで ステップの中で一瞬バランスを崩す場面も。
河辺愛菜 SP:62.69(15) FS:104.04 合計:166.73
「Miracle」サラ・ブライトマン、Yoshiki♪ ブルー。3アクセル、片足で立った!ステップアウト(ダウングレード)。両手上げ3ルッツ転倒 イーグルを見せてからレイバックスピン、2本目の両手上げ3ルッツで再度転倒 挫けずにステップ頑張りレベル4獲得、2アクセル+3トウ+2トウを下りる。3フリップでステップアウトして片手をついたが、最後の3サルコウまとめた。
大きなイナバウアーからイーグルに繋げるコレオがクライマックス。最後まで気持ちを切らさずやりぬいた。
ニコル・ショット(ドイツ)) SP:63.13(14) FS:114.52 合計:
「Rain, In Your Black Eyes」♪ 黒に深緑。3フリップ+3トウをしっかり決めてスタート。2本目の3フリップは転倒したが、3ループ+片手上げ2トウを決める。キャメル姿勢がきれいでそれだけでも引き付ける。「ターン一つでも表情を変えている」と解説・鈴木明子さん。後半3サルコウ+2トウを決めた。
曲が速くなっていくところで、じわじわと盛り上げるステップ。ベテランの味
カレン・チェン(アメリカ) SP:64.11(13) FS:115.82 合計:179.93
「バタフライ・ラヴァーズ」西崎崇子♪ ラベンダー色。チームメイトたちが大きな声援を送る。2アクセル+3トウ、3フリップ、3サルコウときれいに決めていく。中国風のメロディで軽やかにステップ、レベル4獲得。後半に3ルッツ+片手上げ2トウ+2ループ入ったが、2本目のルッツでパンク
それでも、リンクいっぱいに繰り広げるスパイラルからイナバウアーのコレオは見どころ 3ループ転倒が惜しかった。。。
<G3>
エリシュカ・ブレジノヴァ(チェコ) SP:64.31(12) FS:111.10 合計:175.41
「Experience」「Circles」♪ 紫のグラデーション。ジャンプを丁寧に一つずつ決めていく。3フリップ、2アクセル+3トウ、3ルッツ、3ループと入る。
繋ぎでは両ひざをつくポーズも。3ルッツ+2トウでバランスを崩し、3サルコウ転倒 ステップ、コレオは頑張り、足を高くあげてからの2アクセル+2トウで締める。
ステップは練習のほうが動けていた、と鈴木明子さん。もっとわかりやすいプログラムのほうが良かったかも。
マライア・ベル(アメリカ) SP:65.38(11) FS:136.92 合計:202.30
「ハレルヤ」♪ ワインカラー。しっとりと滑り出し、3フリップ+2アクセルから。3ループは少し詰まったが大丈夫。スピンのキャメル姿勢が魅力的。3サルコウで少しこらえる。
ステップは「余韻の残し方がいい」と鈴木明子さん。3フリップ+2トウ、3ルッツ+2トウ+2ループ、根性で着氷、最後の3ルッツを下りると一気に喜びが爆発
雄大なスパイラル、スプリットジャンプのコレオからビールマンスピンで、笑顔あふれるフィニッシュ。
アナスタシア・グバノワ(ジョージア) SP:65.40(10) FS:135.58 合計:200.98
「Letters and charms」♪ グレー。元ロシア代表でジュニアグランプリファイナル2位の実績がある。両手上げ3ルッツ+3トウ、2アクセル、3サルコウ、3ループ、どのジャンプも強くて高い! キャメルスピンの姿勢変化も見せる。後半3フリップ+3トウ、3フリップ+2トウ+2トウ、2アクセルを下りると思わずガッツポーズ。
スピンで見せるY字姿勢、ステップは足元も上半身もいい動き。ノーミスの演技に終わって涙ぐんだ
キム・イェリム(韓国) SP:67.78(9) FS:134.85 合計:202.63
「Violin Fantasy」(プッチーニ「トゥーランドット」)♪ ワインカラーにストーンたくさん。ちょうどチャンネル切り替えが しかし美しいジャンプを次々繰り出してきた 両手上げ3ルッツ+3トウ、2アクセル+3トウ、3ループ、3フリップと流れがいい。後半も両手上げ3ルッツ(エッジエラー)、両手上げ3サルコウ+2トウ+2ループと下りる。
「アジアフィギュア界にとって特別な曲」と中村光弘アナ。「誰も寝てはならぬ」で美しいイナバウアー、スパイラルと続くコレオ、その流れで2アクセル。ステップもよく動けていた。この人も技術と表現のバランスがいい
アリサ・リウ(アメリカ) SP:69.50(8) FS: 合計:
チャイコフスキー「バイオリン協奏曲ニ長調」♪ 水色。愛らしい仕草で始まり、3アクセル、跳んだ ダウングレード判定か、、、3ループ、3フリップ、2アクセルと揺るぎない。終始笑顔で元気よく、後半も3ルッツ+3トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウ、さらに 3ルッツ+片手上げ2トウ。
じわじわとステップで盛り上げていき、クライマックスでリンクを横断するイナバウアー、待ってました ビールマン姿勢でしっかり8回転、素晴らしい演技に本人も感激
ロエナ・ヘンドリクス(ベルギー) SP:70.09(7) FS:136.70 合計:206.79
「The Mystic's Dream」「Spirits」「Mizmar vs Violin」♪ ベージュにゴールドのストーン。妖艶でエキゾチックで 両手上げ3ルッツ+3トウ、少しこらえたが大丈夫。2アクセル、両手上げ3フリップ、イーグルを入れて2アクセルと前半のジャンプ順調。
スピンで見せるI 字姿勢は頭のほうに足を抱え込む感じで。パーカッションと連動するツイズルが効いてるステップ、両手上げ3ルッツ+両手上げ2トウ、両手上げ3フリップ+両手上げ2トウ+両手上げ2ループと決まったが、最後のサルコウのパンクがめっちゃ惜しい
それでも、エッジと足をホールドするビールマン姿勢のシルエット、大きなスパイラルからスライディングのコレオ、彼女らしさは存分に見せてくれた。
この時点で2位、8位以内の入賞が決まる。
<G4>
ユ・ヨン(韓国) SP:70.34(6) FS:142.75 合計:213.09
「レ・ミゼラブル」♪ 紫系。3アクセル、下りた(回転不足)。3ルッツ+3トウ、3ループ、力強い。後半も3ルッツ+オイラー+3サルコウ、2アクセル+3トウ、3フリップとミスなし
ステップはジャンプほど流れが出ないのが惜しいけど、レベルは取れている。クライマックスのコレオはイナバウアーからスプリットジャンプ、スパイラルと畳みかける。
会心の演技の涙ぐむ。トップに立った。
樋口新葉 SP:73.51(5) FS:140.93 合計:214.44
「ライオンキング」♪ オレンジ系。膝をついて両手で形を作って位置につく。3アクセル、決まった 3ルッツ+3トウ、惜しい転倒。3サルコウ、慎重に決める。スパイラルを織り込む繋ぎ、後半3ルッツ+3トウ、3ループ+2トウ+2ループ頑張り、最後の3フリップしっかり決めた。
祝祭のステップ、会場を惹きつけてやまない 大きなイーグルとスライディングのコレオ、全てを出し切れた
アレクサドラ・トゥルソワ(ROC) SP:74.60(3) FS:177.13 合計:251.73
「クルエラ」♪ 黒。強い目力でスタート、両手上げ4フリップ、両手上げ4サルコウと下り、両手上げ4トウはステップアウト。2アクセル+3トウが両足着氷っぽかったのが、なんか不思議 クリムキンイーグル一つで会場が沸く。後半両手上げ4ルッツ+3トウ、両手上げ4ルッツ単独はq、両手上げ3ルッツ+オイラー+3サルコウと全て着氷した。
ジャンプの凄さに比べてスピンは普通に見えるが すさまじい高得点は歴代2位
坂本花織 SP:79.84(3) FS:153.29 合計:233.13
「No More Fight Left In Me」「Tris」♪ 紫にゴールド。とんでもない高得点の後でも、自分を見失うことなく、全てを出し切る。
雄大な2アクセル、3ルッツ、3フリップ+片手上げ2トウ、3サルコウ。すべてのジャンプがスピードに乗って素晴らしい流れの中で決まっていく。3ルッツ+3トウ、2アクセル+3トウ+片手上げ2トウ。「一番いいジャンプが出せている」と解説。
ステップの一歩も、まさにスケーティング。3ループも決まって、スピンから膝をついてフィニッシュ。
ぎゅっと握った拳 自己ベスト更新 素晴らしい演技に会場はスタンディングオーベーション。
アンナ・シェルバコワ(ROC) SP:80.20(2) FS:175.75 合計:255.95
「Ruska」「巨匠とマルガリータ」「ラクリモーサ」♪ 赤紫。4フリップ+2トウ、4フリップといきなり決める。アクセルは2回転を2つ。後半に両手上げ3ルッツ+3ループ、これは難しい。両手上げ3フリップ+オイラー+3サルコウ、両手上げ3ルッツと後半も強かった。
なぜこの3曲なのか、そこは疑問だが、この選手も持てる力を発揮できた。
カミワ・ワリエワ(ROC) SP:82.16(1) FS:141.93 合計:224.09
ラヴェル「ボレロ」♪ 黒の胸と手に赤。両手上げ4サルコウ、やや着氷で押さえる。両手上げ3アクセル、ステップアウトで片手をついた。両手上げ4トウ、ステップアウトしたが両手上げ3サルコウで手をつく。3ループはきれいに入る。後半の両手上げ4トウで転倒、それでも両手上げ3フリップ+両手上げ3トウ、両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウは下りて体重が後ろに乗ってしまった。
膝曲げのイーグルからキックのコレオ、終盤のステップは複雑な動きをきびきびとこなすが、「ジャンプがうまくいかなかったのが、ステップにも影響した。音楽のタイミングと合っていなかった」と解説・鈴木明子さん。
3アクセルは回転不足、4トウのあとにつけた3サルコウは無効になっていた。本来の力は出せずに終わってしまい、キス&クライで泣き崩れた
結果、1位シェルバコワ、2位トゥルソワ、3位坂本花織 暫定4位ワリエワ、以下暫定順位で5位に樋口新葉、6位ユ・ヨン、7位アリサ・リウ、8位ヘンドリクス。河辺愛菜は23位。
最終順位がどうなるかわからないが、ワリエワが暫定4位にとどまったので、マスコットセレモニーが行われている。メダル授与式も行われることになるだろう。
バンクーバー五輪の銀メダル(浅田真央)以来の日本女子メダル獲得おめでとう
明日はペア・ショートプログラム
北京オリンピック、カーリング女子。日本は1次リーグ最終戦でスイスに敗れ、5勝4敗となった。
ほかの試合は、イギリスがロシアに勝ち、カナダはデンマークに勝って、5勝4敗で並ぶ。まだ試合が行われているのは韓国vsスウェーデン。
こちらの記事によると、5勝4敗の日本が決勝トーナメントに進出するには、韓国かイギリスが敗れた場合。イギリスはすでに勝利しているから、、、
スウェーデン頑張れ
カナダは、日本が勝ってくれたほうが都合がよかった。並ぶのが3か国なら対戦成績2勝0敗で抜けられた。日本が負けたので韓国も勝って4チームが並ばないと勝ち目がなくなった。
イギリスは韓国が勝つと対戦成績で上回れないので、スウェーデンに勝ってほしい。
スウェーデンが勝った 日本とイギリスが決勝トーナメント進出決定
ほっとした~~~
準決勝は明日の夜。今日はしっかり休んで、明日に備えて
フィギュアスケート以外も見どころ沢山の北京オリンピック2022。昨夜はカーリング女子の日本vsアメリカ、途中追いつかれて焦ったけど見事勝利 今日スイスに勝てば決勝トーナメント進出が決まる。
スイスとスウェーデンが既に進出を決めているが、1位2位はまだ決定ではない。スイスが今日日本に敗れ、スウェーデンが韓国に勝って勝敗数で並ぶと、直接対決でスウェーデンが勝っているので、スウェーデンが1位通過となる。
日本は勝てば3位通過が決まる。負けて5勝4敗になった場合でも進出の可能性はある。どうなると進出できるか、詳しくまとめられた記事がこちら。一言でいえば「韓国かイギリスのどちらかが負ければ日本は進出」ということになりそう。総当たり表はこちら。
昨夜、日本の試合が終わった後も続いていたカナダvs中国。カナダが日本のライバルになりそうだから、密かに中国を応援 10エンドに中国が追いつき、エクストラエンド、後攻のカナダが最後のショットでミス、中国が2点をスチールして勝った。これで中国は4勝5敗で1次リーグを終了した。
・・・実は、この勝利で開催国・中国が、凄い他力本願ながら僅かに決勝トーナメント進出の可能性を残した
4勝4敗のカナダ・イギリス・韓国が3チームとも敗れ、アメリカを含めて4勝5敗で5チームが並んだ場合、当該チーム同士の対戦成績が一番いいのが中国とカナダの3勝1敗。そして中国はカナダに勝っているので、カナダより上にランクされることになり、4位通過となるのだった。(この計算が合っていれば)
もうすぐ最終試合が始まる。日本チーム、頑張れ~~~