ワールドユニバーシティゲームズ・トリノ2025、フィギュアスケート男子フリーの最終グループ。
山本草太 SP:78.81(6) FS:163.42(5) Total:242.23(6)
「Melting」「The Dream Of Flight」♪ 白にストーン。なんか初めて見る4回転?と思ったらフリップだった。4サルコウ、3アクセル+オイラー+3サルコウ、4トウ+3トウなどジャンプ頑張る。ゆったりとイナバウアーから8の字を描くイーグルのコレオ、素敵
ステップ、スピンも全体に力強かった。第3グループまでとはけた違いの得点でトップに立つ。
チャ・ジュンフアン(韓国) SP:82.40(5) FS:182.54(2) Total:264.94(3)
「Balada para un Loco」♪ 赤。宇野昌磨も使った曲で、艶めかしく踊る。4サルコウ、4トウ、3ルッツ+3ループ入る。後半も3アクセル+2アクセルなど、ジャンプはほぼノーミス。
大きなカーブイナバウアー、ぐっとレイバックしてセクシーレイバック姿勢のスピンも好き
彼の魅力を十分引き出すプログラム。シーズンベストで大きくリード。
ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン) SP:91.79(4) FS:168.36(4) Total:260.15(4)
「Moonlight Sonata」「Take On Me」♪ 黒に紫の放射状ライン。軽々と4ルッツ、3アクセル+3トウ。後半4トウ+オイラー+3サルコウ入ったが、3アクセルで転倒が惜しい。
セカンドジャンプに4トウを跳んだこともあるが、今日は無理せず、という感じ。後半踊るのは楽しそう。
キス&クライで自分と同じくらいの大きなぬいぐるみの熊を抱えて
ダニエル・グラスル(イタリア) SP:93.82(3) FS:186.74(1) Total:280.56(2)
「Billy Elliot」♪ 白Tシャツ。4ルッツ、4ループ、4サルコウ、3アクセル+2アクセル+2アクセルなど、凄い構成のジャンプを跳びきった。次々いろいろな曲が流れるが、主人公が練習していく様子なので違和感はない。以前に比べてジャンプの軸が安定してきたと思う。
バレエのステップを練習している雰囲気のコレオ、得意のスピン。会場は大歓声
佐藤駿 SP:96.30(2) FS:152.20(6) Total:248.50(5)
「Nostos」「Angele Dubeau」「La Pieta」♪ ブルー。きれいな4フリップ しかし4ルッツは転倒。4トウ+3トウ入ったが、3アクセルも転倒で結局3回、、、"unusial"と実況に言われていた。3アクセル+2アクセルは入った。
悔しい結果になってしまったが、、、
鍵山優真 SP:106.82(1) FS:182.22(3) Total:289.04(1)
「Ameksa」「Romanza in A Minor, OP. 72」♪ 黒系。鮮やかな4フリップ なのに4サルコウで転倒って
さらにルッツでパンク、もしや4ルッツを跳ぼうとした? しかしそれ以上崩れることはなく、4トウ+3トウや3アクセルなどは問題なし。
そして後半の圧巻のステップで、しっかり会場を魅了した。
結果、優勝は鍵山優真、2位グラスル、3位チャ・ジュンフアン。4位シャイドロフ、5位佐藤駿、6位山本草太。(ジャッジスコア)
表彰式では国歌ではなく、FISU(国際大学スポーツ連盟)アンセム(賛歌)が流れる。今大会はアカペラで、ボイスパーカッションなんか入ってた 歌詞はラテン語らしい。初めて聴く歌に、びっくりしている様子の優真くん。終わったときに隣のグラスルくんに何か話しかけていたが、「今の曲知ってる?わかる?」と訊いてたかな? グラスルくんも歌詞はわからないかも。(参考までにこちら)
鍵山優真、佐藤駿の次の試合は冬季アジア大会。いい準備をしていっておくれ