フィギュアスケート・四大陸選手権2015、アイスダンス・フリーダンス(ジャッジスコア)。
張伊伊(Yiyi ZHANG)/呉楠(Nan WU)が棄権。
ピラール・マエカワ・モレノ/レオナルド・マエカワ・モレノ(メキシコ) SD:40.86(12) FD:65.41(11) 合計:106.27(11)
「ライフ・イズ・ビューティフル」♪ ストリーミング間に合わず未見。自己ベストは大きく更新できたようだ。
趙悦(Yue ZHAO)/鄭汛(Xun ZHENG)(中国) SD:43.59(10) FD:71.53(10) 合計:115.12(10)
「Cartoon」「Oblivion」「Assassin's Tango」♪ 黒系。ほどよく切ないタンゴの雰囲気で、大きなミスなく滑りきってほっとした顔。
カリーナ・ウズロワ/イリアス・アリ(カザフスタン) SD:39.84(13) FD:62.70(12) 合計:102.54(12)
曲の情報なし(画面上にあったかどうか、よく見なかった^^;)。男性は黒、女性はピンク。なかなか楽しい雰囲気を出していた。最後、男性のウェストあたりから肩に上がって背中から下りるコレオグラフィックリフト、よかった。
<G2>
ケイトリン・ホワイエク/ジャン=リュック・ベイカー(アメリカ) SD:58.31(6) FD:91.67(5) 合計:149.98(5)
パソコン再起動に手間取って^^;ほとんど見られなかったが、いい演技だったようで
レベッカ・キム/キリル・ミノフ(韓国) SD:46.54(9) FD:74.22(9) 合計:120.76(9)
「オペラ座の怪人」♪ 女性は清純な白、男性は黒のベストに柔らかなブラウス。膝を曲げ伸ばししながらのツイストをうまく合わせ、膝の上に立つリフトをダイナミックに決めた。
地元の観客から大きな拍手。
平井絵己/マリオン・デ・ラ・アソンション(日本) SD:47.80(8) FD:74.87(8) 合計:122.67(8)
ブルース・ブラザース・メドレー♪ 黒と白ですっきりと。ノリのいい曲でよく動いた。ツイズルがスムーズに決まり、男性の靴の上に逆立ちするリフトがユニーク。
ISUシーズンベスト更新。
王詩玥(Shiyue WANG)/柳鑫宇(Xinyu LIU)組(中国) SD:48.71(7) FD:82.24(7) 合計:130.95(7)
「アーティスト」♪ 女性はピンクのドレス、同じ色のチーフを男性はベストのポケットに。男性が片足のリフトから入り、ツイズルもぴったり。ペアスピンで男性がキャメル、女性がY字の姿勢がきれいだった。
<G3>
マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ(アメリカ) SD:69.65(2) FD:101.14(3) 合計:170.79(3)
ヨハン・シュトラウス「南のバラ」「美しく青きドナウ」♪ マイアは水色、アレックスは白のドレスシャツ。氷上でウィンナーワルツを踊らせたら右に出るカップルはいない。背中に持ち上げるリフトの動作も優雅 ツイズルでわずかにアレックスがバランスを崩したが、最後まで楽しませてくれた。
パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ(カナダ) SD:63.45(4) FD:98.80(4) 合計:162.25(4)
「欲望という名の電車」「紳士は金髪がお好き」「Si tu voi ma mere」「Dans les rues d'Antibes」♪ ブルーが鮮やかなドレス。リフトのポーズで投げキッス。女性が直立状態のリフトは、きっと見かけより難しいんだろう。軽快でコケットな動きがいい。最後にマジでキス、リアルでカップル?
ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ(カナダ) SD:68.31(3) FD:109.15(1) 合計:177.46(1)
ヴィヴァルディ「四季」より「春」「夏」「冬」♪ 男性は冬の空、女性は春夏の太陽をイメージする衣装。片足立ちの膝の上に立つリフト、低い姿勢で女性が横向きのリフトからそのままペアスピン。スピード感を保ったまま終盤のステップ。
いい出来に手を叩いて喜ぶ。
マディソン・チョック/エバン・ベイツ(アメリカ) SD:70.38(1) FD:105.80(2) 合計:176.18(2)
「パリのアメリカ人」♪ 女性はワインカラー、男性はブルー。直立する女性の靴と足を持って胸のあたりまで持ち上げるリフトは、アイスダンスで最高難度かも。曲想と動きが全体によく合っていた。
フリーの自己ベストはわずかに更新したが、ウィーバー/ポジェには届かず。
アレクサンドラ・ポール/ミッチェル・イスラム(カナダ) SD:61.34(5) FD:88.58(6) 合計:149.92(6)
「In Your Eyes」♪ 女性はグレー系、男性は白のシャツを羽織る。悪くない感じだったのに、どうした拍子か男性が転倒 終わってみればフリーのシーズンベスト、合計ではISU自己ベストだっただけに、それがなければ、、、ちょっと口惜しそう。
結果、優勝はウィーバー/ポジェ、2位にチョック/ベイツ、3位シブタニ兄妹。4位ギレス/ポワリエ、5位ハワイエク/ベイカー、6位ポール/イスラムと、カナダ&アメリカ勢が上位を占めた。
平井/アソンションは8位。全日本では130点台を出しているので、国際大会でもそのくらいが出せるようになるといいな
フィギュアスケート・四大陸選手権2015、ペア・ショートプログラム(ジャッジスコア)。
<G1>
リュボーフィ・イリュシェチキナ/ディラン・モスコビッチ(カナダ) SP:60.13(6)
マイケル・ブーブレ「Feeling Good」♪ 男性黒、女性赤のコントラスト。サイドバイサイドジャンプが決まると、ツイストやスローも余裕。クロスしながら途中でためを作るステップ。今日はノーミス!
カーステン・ムーア=タワーズ/マイケル・マリナロ(カナダ) SP:59.30(7)
「シカゴ」より「Cell Block Tango」♪ 黒に赤いリボン。スムーズなツイストから入り、スロージャンプに高さがあった。リズミカルなパーカッションのパートでステップ。シーズンベストに納得の顔。
高橋成美/木原龍一 SP:45.63(10)
エルビス・プレスリー「ボサノバ・ベイビー」♪ ピンクが鮮やかな成美ちゃん。サイドバイサイドジャンプで転倒しちゃったが、スロージャンプはきれいに入った。細かいところの動きはよかったと思う。あとはツイストがトリプルにできるようになったら、かなり違ってくるはず。
<G2>
タラ・ケイン/ダニエル・オシェア(アメリカ) SP:57.91(8)
「ムーラン・ルージュ」より「Your Song」♪ 赤のドレスが似合う金髪美人。レベルがしっかり取れそうなツイスト、3回転サルコウのサイドバイサイドはタイミングも合っていた。ヒップからウェストを男性の片手だけで支えたリフトに迫力。
隋文静(Wenjing SUI)/韓聰(Cong HAN)(中国) SP:69.19(3)
「Stray Cat Strut」♪ 昨年のチャンピオン登場。セクシーなホルターネックも自然に着こなせる歳になってきた。ツイスト、スローの高さが凄い。股の下くぐりなど、ちょっとしたつなぎの動きも楽しい。シーズンベスト更新。
ヘイブン・デニー/ブランドン・フレイザー(アメリカ) SP:56.98(9)
「Speak Softly My Love」♪ 「ゴッドファーザー」のボーカルバージョン。赤いドレスとルージュがよく似合うヘイブン。ツイストは余裕の高さ、スローも決まったが、サイドバイサイドの3回転トウループで男性が転倒。そのせいか終わってとても口惜しそうにしたブランドンを慰めるヘイブンだった。
<G3>
龐清(Qing PANG)/佟健(Jian TONG)(中国) SP:66.87(4)
「Oblivion」「A Los Amigos」♪ この2人を再び見られる喜び。サイドバイサイドジャンプでちょっと手をつき、スピンは若干合わない部分もあったが、頬をよせて踏むタンゴのステップはこの2人ならでは。
メーガン・デュアメル/エリック・ラドフォード(カナダ) SP:75.67(1)
「Un peu plus haut」♪ 今日も決まるサイドバイサイドの3回転ルッツ! ツイスト、スローにも隙がなく、スピンもうまく合わせた。曲と一緒に大きな動きで盛り上るステップと、フィニッシュにぴたりのデススパイラル。
シーズンベストに嬉しそう。
彭程(Cheng PENG)/張昊(Hao ZHANG)(中国) SP:69.81(2)
チャイコフスキー「くるみ割り人形」より「アラビアの踊り」♪ 青の男性と赤の女性、対照的な色で。サイドバイサイドのジャンプ、スロー、スピード感があってあっという間だった。唯一スピンがちょっと合わなかったかな^^;
アレクサ・シメカ/クリス・クニーリム(アメリカ) SP:63.54(5)
「ムーラン・ルージュ」より「ロクサーヌのタンゴ」♪ 全米チャンピオンとして臨む大会。黒のスリップドレスで艶っぽく。サイドバイサイドジャンプで2人の回転数が合ってなかった? ツイストは余裕のキャッチ。全体としては悪くなかった。
結果、デュアメル/ラドフォードが5点以上差をつけてトップ。2位に彭/張、3位隋/韓、4位龐/佟と中国勢が続く。アメリカ勢はシメカ/クニーリムの5位が一番上で、元パートナー同士のムーア=タワーズ/マリナロ、イリュシェチキナ/モスコビッチは僅差で6位と7位。
高橋/木原は10位だけど、フリーでは自分たちの今持っている力を全部出せるように
フィギュアスケート・四大陸選手権2015、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
<G1>
ハリー・ハウイン・リー(香港) SP:51.10(24)
マイケル・ジャクソン・メドレー♪ 白に銀で飾ったジャケット。髪を染めて“とっぽく”してきている。3-2、3回転ルッツ、ダブルアクセルこらえた。ミスなく滑りきり、ISU自己ベスト更新。
リーアム・フィーラス(カナダ) SP:70.21(11)
アストル・ピアソラ「アディオス・ノニーノ」♪ 黒一色で。トリプルアクセルはステップアウトしたが、ルッツ・トウループの3-3など他のジャンプは大丈夫。雰囲気のある滑りでなかなかよかった。
アンドリュー・ドッズ(オーストラリア) SP:46.91(25)
久石譲「Miracle Reunion」「Wrath of the White Witch」♪ 空色のオフタートルのカットソー。最初のジャンプで転倒、アクセルはダブル。次のジャンプもステップアウトしてコンビネーションにできなかった。ステップは伸びやかで曲想に合っていたと思う。
陳瑞旭(Jui-Shu CHEN)(台湾) SP:44.48(26)
周杰倫(ジェイ・チョウ)「言えない秘密」♪ 水色とブルーと紺、上から一段ずつ濃くなる。最初の3-3(たぶんトウループ)は入り、3回転ルッツは両足っぽかったけど大丈夫。アクセルで回転できずに下りてしまった。しっとりしたメロディできれいな動きのステップを見せた。
関宇航(Yuhang GUAN)(中国) SP:54.99(22)
ヴァンゲリス「Bon Voyage」「Conquest of Pardise」♪ 黒に肩から斜めにストーン。4回転トウループに挑んだが転倒。3回転ルッツでバランスを崩し、セカンドが1回転トウループに。アクセルはダブル。ステップはそれなりに表現力を出せた感じ。
<G2>
アブザル・ラキムガリエフ(カザフスタン) SP:57.54(19)
「ライオン・キング」より「He Lives in You」♪ ライオンの顔がプリントされたシャツ。3回転ルッツからのコンビネーションはセカンドが2回転に。3回転ループはきれいに入った。ステップは彼らしい軽快な動き。
ロナルド・ラム(林昭霆)(香港) SP:63.89(13)
ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」♪ Yシャツにほどいたボウタイつき。4回転トウループは転倒したが、トリプルアクセルと3回転ルッツ+3回転トウループが入り、気持ちよくジャジーなステップを踏めた。
デニス・マルガリク(アルゼンチン) SP:60.81(18)
ショスタコービッチ「お嬢さんとならず者」「タンゴ」♪ ボーダーに黒シャツを羽織る。ダブルアクセルをきれいに決め、3-3に挑んだが惜しい転倒。ルッツは片手上げで。姿勢の美しいキャメル、滑りはなめらか。
曹志禕(Chih-I TSAO)(台湾) SP:55.27(21)
「ベートーベン最後の夜」♪ 紺系、肩にパープルのスカーフがひらひら。アクセルはダブルにして、3-3トウループ入る。ルッツは少しステップアウト。最後のスピンで少し態勢が崩れてしまった。ステップは機敏な動きでよかったけど。コーチはアンソニー・リュウ氏。
ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP:63.23(16)
「Blue Drag」「Boilemaker Jazz Band」♪ 最初に見事な4回転を決め、トリプルアクセルも決まったのに、ルッツで引っ掛かって2回転もせずに転倒。惜しすぎる~~~。本人も頭を抱えながら帰ってきたが、得点を見て少しほっとした笑顔。
<G3>
王一(Yi WANG)(中国) SP:72.83(10)
ショスタコービッチ「ワルツ第2番」♪ 軍服風の白と赤。トリプルアクセルを鮮やかに決め、3回転フリップ+3回転トウループ、3回転ループとジャンプが安定していた。ワルツのリズムにうまく乗ってなめらかなステップも披露。
ジュリアン・ジージエ・イー(マレーシア) SP:57.02(20)
「Chambermaid Swing」「Capone」♪ 真っ赤なシャツに黒タイを下げて。トリプルアクセル転倒、3-3は決めたが単独3回転もこらえきれず転倒。小粋な雰囲気を出そうと頑張っていた。自己ベストには届かず。
ビュン・セジョン(韓国) SP:54.20(23)
「Butterflies and Hurricanes」♪ まだほっそりした16歳。3回転ルッツ、コンビネーションは3-2。後半にきれいなダブルアクセル。わりと伸びるスケーティングで、山本草太選手と雰囲気が似てるかも。
自己ベストを更新してにっこり。
村上大介 SP:82.86(6)
「ロクサーヌのタンゴ」♪ 黒の下に白シャツ。落ち着いて滑り出し、4-2がばしっと決まった! トリプルアクセルも高い! 3回転フリップ問題なし。スピンの姿勢の安定感、ステップで曲の盛り上がりにのっていくところ、よかった!
終わって小さくガッツポーズ。シーズンベスト更新でトップに立つ。
ジェレミー・テン(カナダ) SP:77.09(8)
「Dance For Me Wallis」♪ 紫と黒。トリプルアクセルをささっと軽やかに決め、ルッツから3-3、後半のフリップとスムーズ。美しい所作をつないでいくステップは惹きつけられる。
ノーミスの演技で大きくガッツポーズ。
<G4>
キム・ジンソ(韓国) SP:61.53(17)
「Beat For Beatniks」「The Girl With Sun In Her Hair」「Green Onion」♪ 地元の大歓声に送られて、じっくり時間をかけて位置についた。得意のはずのアクセルでパンク、、、3回転ルッツを単独に、後半に3-3トウループをしっかり跳ぶ。弾むような動きのステップは持ち味。でも口惜しそう・・・
アダム・リッポン(アメリカ) SP:68.37(12)
「Nyah」♪ 黒のつなぎで。4回転ルッツ挑戦して、両手をついた。トリプルアクセルでステップアウト、これも両手をついてしまった。3回転ルッツはもちろん両手上げのリッポン・ルッツ、余裕で3回転トウループをつける。
スピンの中のレイバック姿勢など、身体の線の美しさをしっかり見せていたが、ジャンプは惜しかった。
イ・ジュンヒョン(韓国) SP:63.35(15)
「The Wild Party」♪ 黒シャツにほどいたタイをつけて。トリプルアクセルをなんとかこらえ、フリップから3-3も頑張る。ルッツが決まってステップは伸び伸びと大きく動けた。最後のスピンでスムーズに回転に入れず、レベルを取りこぼした^^;
ナム・グエン(カナダ) SP:63.78(14)
「Sinnerman」♪ ベストにネクタイ。新しいカナダのチャンピオンとして登場。4回転予定が2回転に、トリプルアクセルで転倒。長いステップをきびきびとこなし、後半の3回転フリップ+3回転トウループはちゃんと決められた。最後まで頑張ったけど、まあ口惜しそうなこと^^;
ジョシュア・ファリス(アメリカ) SP:84.29(5)
「Give Me Love」♪ ブルーのシャツ。目の覚めるようなトリプルアクセル、3-3もさくさく。工夫のある難しいスピンのポジションに拍手がわく。最後に3回転ルッツを決めて会心のフィニッシュ。この曲はこの人に合ってる♪
村上を抜いてトップに立った。
<G5>
無良崇人 SP:84.88(4)
ビゼー「カルメン」♪ ちょっと前半見逃して^^; スローで見ると、4回転トウループで片手をついたが3回転トウループをつけられた。高いトリプルアクセルはほれぼれ しっかり音を聴きながら身体を動かしたステップ、最後のルッツも問題なし。
トップに立つ。
宇野昌磨 SP:88.90(2)
「クロイツェル・ソナタ」♪ ブルーの深いVネック。4回転トウループ、トリプルアクセルと高さも十分! ゆったりとエッジに乗りながら見せていくステップ。3回転フリップ+3回転トウループを決めて、スピンでフィニッシュすると、、、「あれ、僕、できちゃった?」みたいな顔。
CCTV5+の実況が「天衣無縫」と表現 全日本選手権も上回る得点で、もちろん自己ベスト更新、トップに立った。
ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:75.86(9)
「Juke」♪ いつものサスペンダー。4回転トウループを跳んだ?両足着氷だったかも^^;(ダウングレード)。トリプルアクセルはもう得意のジャンプになった。休むところなくおどけた振付のステップは、競技を忘れて夢中になっちゃう。
閻涵(Han YAN)(中国) SP:87.34(3)
「If I Were a Rich Man」♪ 中国杯の事故から完全に復活。金色っぽいベスト。まずは見事なトリプルアクセル、続いて4回転トウループはステップアウトでちょい手をついた。ルッツからの3-3も余裕。ひょうきんな味を十分に出しながらよく伸びるスケートのステップでフィニッシュ。
2位につけてVサイン。
ミーシャ・ジー(ウズベキスタン) SP:82.25(7)
「アヴェ・マリア」♪ 顎に髭が少し。衣装のイメージはキリストなのかな。高さと流れのあるトリプルアクセルは高得点、3-3コンビネーション、後半の3回転とみんなきれい。キャメルスピンの軸足がぴしっと伸びていて美しい。情熱的なステップに魅了された。
シーズンベストにパパのコーチがキス。
デニス・テン(カザフスタン) SP:97.61(1)
「Caruso」♪ 先祖が韓国の英雄ということで、地元韓国勢以上の歓声。白いフリルのブラウス。なめらかなスケーティングから4回転トウループが決まると、素晴らしい高さのトリプルアクセル! どの角度から見ても美しい姿勢のスピン、後半3-3が決まり、歌声と響きあうようなステップで終わった。
自己ベスト大幅更新、2位以下に大きく差をつけてトップに立った。
デニス・テンのキス&クライを映しながら、小さな画面にバックヤードの宇野昌磨が映る。スマホいじってる(笑) 映ってると言われて、とりあえず手を振ってみる。自分の演技が終わったら、他の選手の点数なんか気にしてないらしい
結果、1位デニス・テン、2位宇野昌磨、3位閻涵。4位無良、5位ファリス、6位村上。フリー最終グループに、日本勢が3人とも入るって、やっぱり凄い
7位ミーシャ・ジーも村上大介と1点も差がないので、表彰台のチャンスはある? ジェイソン・ブラウンやアダム・リッポンがどのくらい巻き返せるか。
明日も楽しみ
フィギュアスケート・四大陸選手権2015、アイスダンス・ショートダンス(ジャッジスコア)。
<G1>
趙悦(Yue ZHAO)/鄭汛(Xun ZHENG)(中国) SD:43.59(10)
「Torero」「Farrucas」♪ ソチ五輪の後、組み替えたカップル。シーズンベスト更新。
ピラール・マエカワ・モレノ/レオナルド・マエカワ・モレノ(メキシコ) SD:40.86(12)
「Flamenco Mix」「Ameksa」♪ 日系の兄妹。女性が大柄で力強い。こちらもシーズンベスト更新。
カリーナ・ウズロワ/イリアス・アリ(カザフスタン) SD:39.84(13)
曲の情報なし。ツイズルをぴったり合わせた。振付はアンジェラ・クリロワとパスクワーレ・カメレンゴ氏。
平井絵己/マリオン・デ・ラ・アソンション(日本) SD:47.80(8)
「Garcia Lorca」「Farrucas」♪ リード姉弟が出場しないので、日本から唯一の出場。ノータッチダイアゴナルステップが、なかなか大きく伸びていてよかった。ツイズルもそこそこ合ったし、ローテーショナルリフトも迫力あったと思う。
シーズンベスト及びISUパーソナルベストでトップに立つ。
<G2>
王詩玥(Shiyue WANG)/柳鑫宇(Xinyu LIU)(中国) SD:48.71(7)
「A Bad Kitty」「Farewell to San Ricardo by Henry Jackman」「Diablo Rojo」♪ 女性が小柄で男性がけっこう背が高いので、身長差があるカップル。ここも振付はクリロワ&カメレンゴ。ツイズルをきれいに合わせ、リフトが機敏。
張伊伊(Yiyi ZHANG)/呉楠(Nan WU)(中国) SD:42.54(11)
「Un Amor」「Cancion Triste」「Patio」♪ こちらは女性が大柄な美人。アップテンポのパートとスローなパートで、しっかり雰囲気を変えていたのがいい。
アレクサンドラ・ポール/ミッチェル・イスラム(カナダ) SD:61.34(5)
「Nocturno」「Farruca y Rumba」♪ 女性は全身赤で。ツイズルのシリーズとシリーズの間にトランジションを入れながらぴたりと合わせる。リフトの回転が速い。そしてこの組もクリロワ&カメレンゴ^^; シーズンベストにみんなが満足そう。
レベッカ・キム/キリル・ミノフ(韓国) SD:46.54(9)
「El Conquistador」♪ 地元の大歓声。昨年世界ジュニアで6位の実績がある。スムーズなツイズルから。膝に片足立ちから男性の頭をまたぎ、抱えられるリフトで喝采。
<G3>
ケイトリン・ホワイエク/ジャン=リュック・ベイカー(アメリカ) SD:58.31(6)
「マラゲーニャ」ほか♪ 昨年の世界ジュニアのチャンピオン。男性は少し髭など生やして雰囲気を出す。膝を曲げて身体を後ろにそらした変形イーグルでのカーブリフトでまず見せる。ツイズルはまあまあ、ノータッチステップ頑張った。
ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ(カナダ) SD:68.31(3)
「La Virgen de la Macarena」♪ 男性の闘牛士らしい華やかな衣装がよく似合う。やっぱりイケメンだし さすがにスピードとキレが違う。ツイズルのポジションがカッコよく、要素間のつなぎの動きも素敵。
採点に時間がかかったのは、何を確認したんだろう? 得点を見てほっとした顔。
このカップルもクリロワ&カメレンゴの教え子、、、いったい何組連れて来てるんだか^^;
マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ(アメリカ) SD:69.65(2)
「Asturias」「The Last Corrida」♪ ギターのアルペジオで超速ツイズルが決まると拍手が起こる。マイアに自然な色気が出てきた。腕を持ってさっとかつぎあげるリフト、きれいなポジションでおりてくる。高得点でトップに立った。
マディソン・チョック/エバン・ベイツ(アメリカ) SD:70.38(1)
「ドン・キホーテ」♪ バレエ音楽なのでクラシックな感じ。女性の一部透けてる衣装がほどよくセクシー。膝の上で素早くポジションを変えるリフト、女性のスカートの使い方が自然で上手いと思う。
シーズンベストでトップに。
パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ(カナダ) SD:63.45(4)
「El Gato Montes」リムスキー=コルサコフ「スペイン狂詩曲」♪ 男性は黒に白の飾り、女性は白のノースリーブに黒のスカート、裏地が紫。スカートの裾を両手首に止めた状態で滑るので、両手を広げると翼のようになる。ただ裏返ってる時間が長くて、なんだか気になった^^;
全体の動きはよかった感じ。最後のご挨拶も、女性が男性の背中にしがみついたような姿勢のまま、凝っている。
結果、チョック/ベイツが1位、2位にシブタニ兄妹、ウィーバー/ポジェが3位スタート。4位ギレス/ポワリエ、5位ポール・イスラムとカナダ勢が続いた。
平井/アソンションは8位。フリーも頑張って
今日から始まったフィギュアスケート・四大陸選手権2015。今年は韓国のソウルで開催されている。
競技の時間(韓国とは時差がないので日本時間も同じ)と、テレビ放送予定。
12日(木)
11:30 アイスダンス・ショートダンス
14:10 ペア・ショートプログラム
17:15 男子ショートプログラム
13日(金)
13:30 アイスダンス・フリーダンス
17:00 女子ショートプログラム
19:00~21:54 フジテレビ:男子ショートプログラム&女子ショートプログラム
14日(土)
14:30 ペア・フリー
17:30 男子フリー
19:40~21:44 フジテレビ:男子フリー(ライブ中継かも?)
15日(日)
12:30 女子フリー
17:30 エキシビション
19:00~20:54 フジテレビ:女子フリー
J SPORTS4で、19日(木)から順次放送。全種目・全滑走
ストリーミングの一覧はこちら。なんと、カザフスタンのテレビ局が全部ライブ中継するらしい ありがたくて忙しい
検索しようとGoogleを開いたら、ロゴがバースデーケーキになっていて、カーソルを置くと「〇さん(長男の名前)、誕生日おめでとう!」の文字が
前に長男が私のパソコンでGoogleにログインして、ログアウトしないままになっていたらしい。
・・・って、誕生日メッセージを表示してくれるんだ
しかし、長男のパソコンでChromeからGoogleを開いても、ログイン状態なのに普通のロゴ。Internet Explorerと違うのかしら???
長男が生まれて四半世紀になってしまった
翡翠・・・深緑の石? よく中国人がペンダントやブレスレットにして身につけている・・・
なんと、鳥の「かわせみ」もこの字を書くらしい(川蝉とも書くらしい)
「くりぃむクイズ・ミラクル9」の「線で結ぶ」コーナーで、鳥の写真と名前を結ぶ問題。並んだ名前は:
翡翠 鸚哥 孔雀 家鴨 雲雀 鶯 (順番がちょっと違うかもだけど^^;)
「仮面ライダードライブ」主演の竹内涼真が、自信を持って、きれいな青緑色の鳥と結んだのは「鶯」 ブーッ それ、翡翠でしょう^^;
「うぐいす餅」とか「うぐいす色」などがあるから、きれいな色の鳥だと思ってたのかな
あひるの写真と家鴨の字を正しく結んだ吉村崇(平成ノブシコブシ)が、「がちょう!」と言い切って「いえの、ちょうで、がちょう」いやいやいや
石のほうの翡翠で、長く身につけられる物が一つくらい欲しいな
「でかい隕石が落ちてきたんだけど、小さい石の上にぴたっと止まったんだよ」
「こたつに入ってお祖母ちゃんと向かい合っててさ」
・・・長男の夢、どんな意味があるのか? 夢占いしてみたい
第27回冬季ユニバーシアード(2015年)、フィギュアスケート競技は男子・ペア・アイスダンスまで終わった。
ISU公認の大会になるので、ここで出した技術点は選手権出場のミニマムテクニカルスコアとして認められる。3月の世界選手権、来季のヨーロッパや四大陸につなげたい選手もいることだろう。
日本勢は、男子で小塚崇彦が2位、日野龍樹が8位。(男子フリー/ジャッジスコア/予定要素)
小塚はSPで1位だったが、フリーでは140.55の3位にとどまり、合計217.70の2位。ちょっと惜しかった。
冒頭の4回転トウループ転倒。予定では次はトリプルアクセルだったが、もう一度4回転を跳ぼうとして2回転になってしまった模様。トリプルアクセルがきれいに入り、氷に吸い付くような足捌きのステップで魅了する。しかし後半に入ってのトリプルアクセルで転倒、スムーズに起き上がれなかった 3回転ルッツ+3回転トウループは決まったが、結局コンビネーションはそれだけ。
小塚選手の美しいスケーティングを生かすプログラムだけに、ジャンプをなんとか“はめて”いきたい・・・
日野龍樹はSPで58.92の11位。フリーでは127.38で8位、合計186.30で8位に順位を上げた。
予定では冒頭のジャンプが4回転だったが、回避してフリップに。ステップアウトの着氷になり、SP同様にエッジエラーがついてしまった 次はトリプルアクセルの予定がダブルに、きれいに決まったのでGOEはプラス。後半にまたトリプルアクセル予定がダブルに、このままでは得点が稼げないと、次のサルコウ、さらにフリップをトリプルアクセルに変更して見事成功!2本目をちゃんとコンビネーションにした
惜しかったのは最後のルッツ、転倒で3連続コンビネーションにできなかったところ。しかし全体ではかなり頑張った。
日野選手のジャンプは、幅が短くてぴょんと垂直に跳ぶ感じ。NHKの番組で羽生結弦のジャンプを特集したとき、羽生のジャンプは高さより幅が出る「幅跳び型」といってたが、日野のジャンプは完全に「高跳び型」だ。軸は細くて質はいいが、下りた後もう少し流れるときれいなんだけど・・・
演技構成点は項目平均6点台に乗った。腕や身体の使い方は以前に比べると上手くなっている。あとは動きに大小強弱のめりはりがついてくるといいと思う。音と所作がぴたっと合う場面を確実に作っていきたいところ。
優勝は怪我から復帰したペーター・リーベルス(ドイツ)、3位にアルトゥール・ガチンスキー(ロシア)。個人的に応援しているロナルド・ラム(香港)が6位、フリーで世界選手権のミニマムテクニカルスコアをクリアしたのが嬉しい
アイスダンスでは、西村桂/鈴木健太郎組が12位。(アイスダンス・フリー/ジャッジスコア)
全日本選手権が終了した時点では、村本哉中/野口博一組が出場予定だったが、どちらかに怪我などがあったんだろうか? 深刻なものでないといいんだけど。
SDは34.04で12位、フリー60.80で12位(動画は映像と音が若干ずれているかも^^;)、合計94.84で12位。ビリじゃなくてよかった 初めての国際大会を大きなミスなく乗り切った。片手で女性をホールドして上下に動かしながら回転するリフトが得意。女性の身体の線がなかなかきれいだと思う。
優勝はヨーロッパ選手権6位のシャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア)。2位は同5位のサラ・ウルタド/アドリア・ディアス(スペイン)、地元で優勝はならず。3位は同8位のフェデリカ・テスタ/ルーカス・チョリー(スロバキア)。
余談だが、孫文茜/王濶(SUN Wenqian/WANG Kuo)(中国)がSDで使った「Volare」。ジプシー・キングスのバージョンで、一応今季課題のスパニッシュ・リズムの一つであるフラメンコに合致しているんだろうけど、、、サビの部分の歌詞はイタリア語。
スペイン語部分も流れてたけど、グラナダの観客としてはどうなんだろう 元の曲がカンツォーネ(ドメニコ・モドゥーニョが歌った)なのは知られてるし、ジャッジも“スパニッシュ”なムードが十分とは感じにくいんじゃないかしら^^;(って、余計なおせっかい)
女子の西野友毬、大庭雅も頑張って~
mixiニュースで見た話題。北海道放送(HBC)に、珍しい名前の女子アナウンサーがいるそうで
TBS「あさチャン!」で、雪まつりの中継に登場した金井憧れアナ。金井が姓で憧れが名。。。これは珍しい。。。
まず、日本人女性の名前で4音節は少ない。あっても、薫子、桜子など、3音節で止めてもいいものに「子」をつけたものが多かった。
そして、一般名詞を、特に変形もなくそのままというところがユニーク。「憧」の字を何らかの形で使うだけなら、どこかにいるかもしれないが、、、
常用漢字と平仮名の組み合わせだから、法律上は何の問題もない。でも、出生届を受け付けた役所の人は、一瞬びっくりしたんじゃないかな
今時のキラキラネームより、ずっと面白い名前だと思う。英語名を「Kawaii」にしてしまう香港人女子の感覚に近いものがあるような
愛知県生まれで東京・アメリカ育ちだそうだが、アメリカでの愛称はAkoとかかな? 何かの番組でご本人を見てみたい
昨シーズンもやってたような??? 冬季ユニバーシアード
ウィキペディアによると、2年ごとに開催されていて、だいたい1月か2月に行われることが多い。前回の第26回大会はスロベニアのマリボルで開催予定だったが、財政事情により断念、イタリアのトレンティーノで開催されたそうな。
第26回大会は2013年12月に行われた。本来は1月か2月に予定していたのを、開催地を変更したために日程もずれたのかもしれない。
開催年としては、一応2年ごとの間隔になったが、シーズンとしては連続する形になった。今年の第27回大会は、スペインのグラナダで行われている。
今日からフィギュアスケート競技が始まった。日本からは、男子に小塚崇彦と日野龍樹、女子に西野友毬と大庭雅、アイスダンスに西村桂/鈴木健太郎(全日本選手権4位)が出場する。
今日行われたのは男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
小塚崇彦が77.15でトップに立っている。4回転トウループとトリプルアクセルで転倒したようだが、ステップがレベル4にGOE1.40。小塚のいいところは出せている。
2位につけたのはアルトゥール・ガチンスキー(ロシア)、73.78。最初のジャンプが3回転トウループなのは、4回転の予定が3回転になったパターンかな^^;
3位は宋楠(Nan SONG)(中国)、73.48。トウループ4-3を加点つきで決め、トリプルアクセルも若干減点されてるけど着氷している。シットスピンでレベル1のV1になったのが惜しい。
日野龍樹は58.92で11位。転倒1回は冒頭のトリプルアクセルか。フリップにエッジエラーのeがついてしまった。課題の演技構成点は、項目平均が5.81。スケーティングスキルは6.05をもらえたけど、振付や曲の解釈をもう少し上げたいところ…
フリーは明日。小塚優勝なるか 日野龍樹も上を目指して頑張れ
枡型のパックに入った福豆を買っておいたので、帰宅した長男と次男に「豆まきして」というと、、、
「撒くの?」「掃除が大変だから全部の部屋じゃなくていいよな」といいながら、一応窓を開けて始める。
「少しでいいからね」というと、「一粒に力をこめて!」と一粒ずつ手に持って「鬼は外っ!」
・・・そこまでケチらなくても
「ちゃんと歳の数だけ食えよ」というから、10粒ずつ数えながら食べて「ちゃんと食べたからね!」と報告。
日付が変わって立春。旧暦の正月は今年19日だから、思いっきり年の内に春が来た。ていうか、バレンタインデーまで年の内に来る
木曜は東京でも雪になるとか。本物の春はまだ先
リプトンイエローラベル、期間限定・専用缶ケース付
前にも缶ケース付を買ったんだけど(白)、まだ期間限定やってたのか
新しいほうは今のところ不要。というわけで、長男に進呈。
「カード入れにちょうどいい」メーカーの思惑とかけ離れていくのだった(笑)
フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2015、男子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
ソンドレ・オドヴォル・ボエ(ノルウェー) SP:55.73(20) FS:99.54(22) 合計:155.27(22)
アストル・ピアソラ・タンゴメドレー♪ 黒の胸に赤い花。1回転になってしまったジャンプが2つくらいあったが、トウループ3-3やフリップ・ループ・サルコウの3-1-3は決めた。最後のフライングスピンで、最初のキャメル姿勢でバランスを崩して足をついてしまい、大きな減点。
それでもよく頑張った17歳。
ハヴィエル・ラヤ(スペイン) SP:53.80(21) FS:119.90(14) 合計:173.70(14)
「ウェストサイド・ストーリー」♪ ライトブルーのシャツはトニーのイメージかな? ルッツで転倒したが、トリプルアクセル2本入り、マンボのパートでステップもよかった。ボーカルの「マリア」を巧く使えていたと思う。
鈴木明子のウェストサイドには負けるけど
パヴェル・イグナテンコ(ベラルーシ) SP:55.79(19) FS:100.62(21) 合計:156.41(21)
「Radioactive」「Edit」「Lost Without You」「Street Violin」♪ 紫のひらひらっとした衣装。最初のトリプルアクセルでステップアウト、2回転トウループをつけたが+SEQ(ジャンプが一つだけのシークエンス)扱いとなり、基礎点が80%になった。2本目はまあまあ、こちらをコンビネーションにしたほうがよかったか・・・ 2回転になったジャンプが2つ、予定通り跳びきるのは難しい。
ラリー・ルーポラヴァー(アゼルバイジャン) SP:51.01(23) FS:88.28(23) 合計:139.29(23)
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」♪ 黒のVネックにストーンきらきら。3回転フリップ+2回転ループ、3回転ルッツ+2回転トウループなどは決めたが、ジャンプの流れが止まってしまう着氷が多い。だんだんスピードが落ちてしまった。まだ15歳、体力はこれからかな^^;
世界ジュニアに出られるといいんだけど
ユストゥス・ストリード(デンマーク) SP:53.28(22) FS:108.77(16) 合計:162.05(19)
「Kristina fran Duvemala」♪ 今季限りで引退かもしれない27歳、スウェーデンのヨーテボリ生まれで2008年までスウェーデン代表だった。音楽はABBAの元メンバー作曲のミュージカルから。
トリプルアクセル、3回転フリップなどが決まり、後半少しステップアウトや転倒もあったが最後まで感情豊かに滑った。
シャフィク・ベセギエ(フランス) SP:49.61(24) 練習中の怪我により棄権
<G2>
ヤロスラフ・パニオット(ウクライナ) SP:63.25(14) FS:107.99(18) 合計:171.24(16)
アルビノーニ「アダージョ」「Palladio」♪ 黒に赤で模様。トリプルアクセル2本頑張った。ルッツとフリップで両手上げで跳んだが、ルッツ転倒フリップ両手つきとやや逆効果に^^; 「ジャンプの前の構えが長く、トランジションが少ない」と解説・岡部さん。
パトリック・ミズィク(ポーランド) SP:56.12(18) FS:103.61(20) 合計:159.73(20)
「シルク・ド・ソレイユ」より「Exotica」♪ カナダ生まれのカナダ育ち、コーチはリー・バーケル。黒の半袖、がっちりした体格。トリプルアクセルは元々入ってない感じ。2回転になったジャンプが2つ、ノーミスとはいかなかった。曲想の変化を表現することや、音に所作を合わせていく意識は感じられた。「最後までスピードが落ちなかった」と岡部さん。
パヴェル・カシュカ(チェコ) SP:56.83(17) FS:109.23(15) 合計:166.06(17)
ドヴォルザーク「新世界」♪ 黒にストーンで斜めのライン。アイスダンスに転向したがパートナーの怪我でシングル競技に戻ってきた。
トリプルアクセルはなし。ルッツが2回転に。前半に3回転ループ+2回転トウループ、後半にトウループの3-3-2を跳び、最後に3回転サルコウ+1回転トウループ。今季のルール改正をしっかり頭に入れていたとみえる 2回転トウループの3回目で無効になるのは免れた。
手先の動きが優雅で素敵 アイスダンスを始めただけあってスケーティングはきれい。今後どちらを続けるのかな
ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド) SP:58.31(15) FS:106.49(19) 合計:164.80(18)
ヴァンゲリス「アレクサンダー」♪ 黒とグレーで鎧のようなデザイン。ヨーロッパ選手権3回目の出場で初めてのフリー進出。お隣なので国旗を持った応援団多数。
ダブルアクセル2本で乱れ、3-1-3予定が3-1-1に。スピン3つレベル4、ステップはレベル3と、ジャンプ以外で丁寧にこなした。ステップは岡部さんも「音に合っていてよく表現している」と評価。
フランツ・シュトロイベル(ドイツ) SP:64.45(13) FS:121.73(13) 合計:186.18
「Django Unchained」♪ 白シャツにベストと黒タイと手袋。曲は映画「ジャンゴ」から。冒頭に4回転トウループを決め、トリプルアクセルも下りる。コンビネーションジャンプを3つとも後半に入れる予定だったが、後半のジャンプは次々ミスが出てコンビネーションなしに 西部劇風の振付や所作が随所にあって、楽しいプログラム。
ペトル・コファル(チェコ) SP:57.47(16) FS:130.35(12) 合計:187.82(12)
ドヴォルザーク「新世界」♪ 紺に銀で模様。トリプルアクセルや4回転はないが、どのジャンプもクリーンに決めて流れもいい。ループの3-2、後半に3回転ルッツ+3回転トウループ+2回転トウループが入った。スピンのポジションもきれい。
「もう少しトランジション、コレオシークエンスにアピールするものがあれば」と岡部さんが今後に期待。チェコ男子は世界選手権も2枠あるから、世界選手権でも見られるかな
<G3>
アディアン・ピトキーエフ(ロシア) SP:69.78(9) FS:141.09(6) 合計:210.87(7)
「サラバンド」♪ 黒に赤で炎のような模様。冒頭の4回転トウループは2回転が途中で開いてしまったが、トリプルアクセル2本、ルッツ2本をしっかり。2回転トウループが2本になったのを認識して、終盤の3連続のセカンドを1回転トウループにした冷静さ。ジャンプが決まっていくと元気が出てきて、終盤のコレオシークエンスも勢いよくできた。
まだいかにも少年っぽいルックスだけど、滑走姿勢も以前よりきれいになってきた。今後がますます楽しみ。
ダニエル・サモヒン(イスラエル) SP:72.65(8) FS:137.28(9) 合計:209.93(10)
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・メキシコ」♪ 黒のダブルジャケット。4回転トウループ+3回転トウループを決め、次の4回転もステップアウトしたが着氷。トリプルアクセルもステップアウトだが頑張る。ループはじっと構えたのに2回転に、やや苦手? 細かいミスはあっても転倒はなし。細かく激しく動くステップとコレオシークエンスもよかった。ピストルをふっと吹くポーズでフィニッシュ。
自己ベスト更新の200点越え
イヴァン・リギーニ(イタリア) SP:67.45(11) FS:143.30(5) 合計:210.75(8)
「マイ・ウェイ」「L.O.V.E.」「君の瞳に恋してる」♪ ブルーとシルバーのジャケット。シナトラのゆったりしたボーカルにのって、トリプルアクセルを決める。4回転トウループは転倒したが回転は大丈夫。ルッツやフリップで両手上げで盛り上げる。ステップアウトや両足着氷はあったが、かなりまとめてきた。
エンターテインメント性の強い、懐メロメドレーだが、シーズン初めに比べて滑り込んだせいか競技プログラムとしてこなれてきたと思う。「テーマが見えない」と岡部さんはもう少し工夫してほしいようだ。
フィリップ・ハリス(イギリス) SP:65.16(12) FS:108.51(17) 合計:173.67(15)
Two Steps From Hellメドレー♪ 黒にシルバーでデザイン。トリプルアクセル+2回転トウループを決めたが、ルッツが2回転に。2本目のトリプルアクセル転倒で痛め、すぐ演技に戻れなかったが、観客の拍手に後押しされて頑張ってステップに。その後のジャンプも2回転や1回転になるミス、ダブルアクセルで転倒したが、最後まで滑りきって拍手に包まれた。
アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) SP:68.10(10) FS:134.47(11) 合計:202.57(11)
「Archangel」♪ 地元の大歓声に送られて登場。黒にグレーで骨や翼が描かれている。冒頭にトリプルアクセル、3回転ルッツ+3回転トウループを決める。後半フリップが2回転になり、コンビネーションは入れられなかった。スローパートで音に合わせてアクセントになる動きを入れながらステップ、曲が盛り上る終盤のコレオシークエンスはダイナミックに。
手術明けでよく戻してきた。
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:73.63(7) FS:146.59(4) 合計:220.22(4)
「ノストラダムス」♪ 黒と濃い紫。昨年と同じプログラムをさらに力強く。トリプルアクセル、4回転トウループを決め、ルッツとフリップを2本ずつ。ルッツ+ループ+サルコウが3-1-3でなく3-1-2になった以外は予定通りに跳べたと思われ、フィニッシュでガッツポーズ
後半に入ってもスピードや勢いが落ちず、いいプログラムだった。
<G4>
ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:89.24(1) FS:173.25(1) 合計:262.49(1)
ロッシーニ「セビリアの理髪師」♪ ディフェンディングチャンピオンの登場。縦じまのベストが似合う。鮮やかな4回転トウループのあと、サルコウが3回転になったが3回転トウループをつけた。後半の4回転サルコウは惜しくも転倒。イーグルからループなど、つなぎの動きが豊富で一瞬たりとも目が離せない。
後半、フリップ+ループ+サルコウを3-1-2で跳んだ。以前ザヤックに引っ掛かったことがあるので、念のためにサルコウを2回転にした?
サルコウは全体で3本。4回転2本なら3回転1本、4回転1本なら3回転2本となり、3回転トウループ2本と併せても2種類2回ずつでOKのはず。1点を争う勝負になったら、このあたりは響いてくるかも
少し不満が残る顔で終わった。世界選手権はもっと!と思っているだろう。
ペーター・リーベルス(ドイツ) SP:75.48(5) FS:138.09(8) 合計:213.57(6)
「Who Wants to Live Forever」「Smells Like Teen Spirit」♪ グレーで背中が水色のベスト。昨年と同じプログラム。4回転トウループとルッツで転倒、トリプルアクセル2本はやや乱れる。手術明けで「十分滑り込めていないんでしょうね」と岡部さん。それでも後半、丁寧に一つずつジャンプを跳んでいた。
フローラン・アモーディオ(フランス) SP:74.06(6) FS:136.05(10) 合計:210.11(9)
「ブラッド・ダイアモンド」「ライオン・キング」♪ ライオン・キングの舞台から抜け出してきたような衣装。4回転予定のサルコウが3回転に、トリプルアクセル2本はやや乱れる。後半サルコウが2回転に。アフリカらしい音楽と動きを融合させている、アモーディオらしいプログラム。
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) SP:81.06(2) FS:151.99(3) 合計:233.05(3)
「This is a Man's Man's Man's World」「Come Together」「At Last」「Big Time Boppin’ (Go Man Go)」♪ 黒の透ける生地の上に革の端切れを組み合わせて乗せたような衣装。4回転トウループ+3回転トウループを冒頭になんとか下り、トリプルアクセル+2回転トウループも決めた。2本目の4回転は3回転になり、後半サルコウが1回転に。
「いつものことだがトランジションが少ない」と岡部さん。見ていてつまらないというほどではないけど^^;
マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:78.21(4) FS:157.47(2) 合計:235.68(2)
「エクソジェネシス交響曲」♪ 黒とグレー。4回転サルコウでステップアウト、回転不足となった。4回転トウループはきれいに決まる。トリプルアクセル2本着氷。コンビネーション3つをすべて後半に跳んだ。
「ボディムーブメントに注目して」と岡部さんがいうステップ、腕や肩、首の角度などを総合的に使って表現するのは見ごたえがある。
2位につけてメダルを確定。
ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:80.86(3) FS:139.25(7) 合計:220.11(5)
モーツァルト「フィガロの結婚」♪ ブルーのジャケット。冒頭にトリプルアクセルが鮮やかに決まった。4回転サルコウは2本とも回転不足で転倒に 後半のアクセルは1回転に、ルッツで転倒。ジャンプはあまりうまくいかなかった。
美しいメロディで見せる滑り、アップテンポで小気味よく動くコレオシークエンス、彼のいいところをもっと見たい。
結果、フェルナンデスが3連覇 2位コフトゥン、3位ヴォロノフ。4位ビチェンコ、5位ブレジナ、6位リーベルス、7位ピトキーエフ、8位リギニ。アモディオが9位、イスラエルの若手サモヒンが10位、地元スウェーデンのマヨロフは11位だった。
来季枠は、ロシア3枠変わらず。スペイン、イスラエル、チェコ、ドイツも2枠を守った。イタリアが2枠を獲得。
世界選手権でまた見たい選手がたくさん。楽しみに待とう