いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

傾く林檎

2011年01月20日 20時55分54秒 | 草花野菜

傾く林檎

わけあり林檎、青森産、10kg/1800円


■余韻;

●変なの。父・梅三が妻の見舞いに行かないことを、父・梅三の妹の所に問題解決を振る敦。これは、筋ちがいじゃないのかなぁ。すんごい違和感。自分ちの問題。父と直接対決できないのが問題。もっとも、直接対決はただのけんか別れで終わる、というのは書かれいることからわかる。そもそも話にならない。でも、こういう没交渉関係になったのが悲劇。息子を東大(有名大学)に進ませたいという両親の欲望がそもそもの悲劇のはじまりか?
↑愚記事

# 父親ががんの母親に暴言を吐くので切羽詰まって父の姉妹に相談する、ってこれのどこが変なのだ? もしそれで父親を殺していたら「その前に誰かに相談すれば」とか言うくせに。 11:16 AM Jan 19th webから
小谷野さんtwitter

「もしそれで父親を殺していたら」って、なんだその飛躍は!?

一柳展也のことを媒介にしないと結びつかない発想じゃないか? やはり、一柳展也のことを気にかけているのか?(おいらお得意の邪推)


やはり、我利我利猫猫センセの戦略負け。

中卒・西村賢太;23歳のとき(貧乏作家@いか註)藤澤清造の作品と出会って共鳴して以来、清造の没後弟子を自称し、自費で朝日書林より刊行予定の藤澤清造全集(全5巻、別巻2)の個人編集を手掛けている。 wiki

東大博士・猫猫センセ; ●「自分、自分、自分」地獄。”当時はさまざまな悩みを抱えていた。恋愛の悩みや、自分が将来名を成せるか、学者として成功できるか、そして自分の書いた文章が評価されるかといった悩みである。” よく書けている。自分のことしか考えてないって。(愚評)
超大御所の評伝(『谷崎潤一郎伝―堂々たる人生』)で、....。超一流作家に"堂々たる"ぶらさがり。「自分が将来名を成せるか、学者として成功できるか、そして自分の書いた文章が評価されるか」ばっかり考えている。

↑愚記事

高卒の佐伯一麦とか、中卒の西村の私小説なら安心して読める、みたいなところが、坪内や福田には、あるな。だから福田はまさにそれで『赤目四十八滝』を批判したわけ。 2011年1月19日 12:45:26 webから
小谷野さんtwitter

●傾く林檎にはつぶやいてくれないんだろうなぁ、自分のことばっかり考えているから....。

■蛇足;
Google; 傾き路線