いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

東京の勝手口::横田口;厚木口、あるいは、ありがとう、アメリカ!

2017年04月18日 21時03分33秒 | 日本事情

京の七口というのがある。 wikipedia

われらがスメロギさまがいた都に、「外部」から、接近するために通らなければならない場所である。

逆に、スメロギさま側からの視点に立てば、この七口を押さえれば、外敵の侵入を防ぐことができる。

さて、勝手口。

おいらのイメージは、勝手に入ってくる扉のこと。 酒屋のにいちゃんが御用聞きに来たり、配達しに来るイメージ。

すなわち、おいらは、今まで、「勝手口」の正式な意味を知らなかった。 ⇒ コトバンク[勝手口]

1 台所の出入り口。また、外から台所に通じる出入り口。

2 茶室で、亭主が出入りする口。客が出入りする躙(にじ)り口に対していう。茶道口。

「亭主が出入りする口」なのだ。

そして、一昨日以降、いつになく、おいらの頭上の武相境斜面上空において、ヘリだの航空機の低空飛行が多いような気がしていた。

わかった。

なんのことはない、Google [ペンス副大統領 厚木基地 到着] なのだ。

先日は、Google [マティス米国防長官 横田基地 到着]。

誰も彼も、やつらは、羽田やましては成田などというわれらがぬっぽんの本当の表玄関からは来ないのだ。

やつらは、みんな、勝手口から入り込んでくるのだ。

なぜなら、「茶室で、亭主が出入りする口。客が出入りする躙(にじ)り口に対していう」というのが勝手口の定義だからだ。

われらがぬっぽんは茶室=protectorateであり、やつら「亭主」は勝手口から入ってくりのだ。

そして、われらがぬっぽんをいい国にしてくれるのだ!

ありがとう、アメリカ。