北が異例の対中恫喝「制裁に執着なら破局的な結果」 米中の同調に危機感?
あの日(2006/10/9)は十年ひと昔; 北鮮の北京核攻撃計画はとっくに指摘済み
2006年10月17日の愚記事: 安定化する北東アジア情勢
今度の核実験で相対的に一番腹に据えかねているのは北京政府にほかならない。なぜなら、北朝鮮の核ミサイルが北京を襲撃することが可能になったからである。北京政府も北朝鮮と心中するのはいやなので、今後は懐柔策に出るだろう。
今回の核実験で北朝鮮は、やっと国家の錨を沈め始めたといえる。浮遊状態から安定へと向かう。米国は中共やソ連はどんなに民主制や人権問題に悖る国家であると認識しても、核兵器をもっていたから、民主化を武力で実現しないし、しなかった。イラクは弱かったから、めでたく!侵攻されて、民主化されたのだし、なにより、米国、特にネオコン、は日本は原爆で民主化されてよかったという価値観で現在生きている。
そういう環境で核兵器の保有こそ国家の「自存自衛」のため合理的である。
今後5-10年は、北朝鮮の核ミサイルをやっかいだなぁと思う日米中がそれなりに安定して協調していくだろう。「村社会はならず者を一匹飼って、その管理を軸に結束するだろう!」。日本も米国からミサイル防衛兵器だのなんだの、基地維持費だの何だの出費するだろう。ただそれだけのことだ。
一方、韓国では次の大統領は保守派となるだろう。韓国国民はノムヒョンの左翼民族路線に嫌気がさしている。保守派の韓国大統領は、もちろん、太陽政策などやめて、南北朝鮮冷戦状況をやむなしとするだろう。日米に対する喧嘩腰の現在の態度も変わる。
この愚記事から、10年と少したった。「今後5-10年は、北朝鮮の核ミサイルをやっかいだなぁと思う日米中がそれなりに安定して協調していくだろう。」の体制がどうなっていくのやら?と書いた今後5-10年は、先日、切れた。
それにしても、ここまで北朝鮮を育てたのはオルブライトなど米国@ワシントン@@えすたぶりっしゅめんと勢力である。あの子ブッシュでさえ、江沢民の「うちら、北朝鮮のこと、よう知りまへんのや」というexcuseを是としてきたのだ。
その典型エビデンスが「(子ブッシュ)大統領は、「中国は、北朝鮮の核保有を深く懸念している。北朝鮮から自らを守るために、近隣諸国が軍拡に走ることも懸念している」と指摘。」
端的に云って、米中のマッチポンプだ。
そして、黄色人種が米国の白人を中心とする中間層の没落を、その輸出攻勢で、出来(しゅったい)させたという現状認識に基づき、今の米国で「ルサンチマン」をもつレーニン主義者のバノン [google] とその一派は、北朝鮮の核攻撃で北京と東京が壊滅することを望んでいるのではないか?
不正貿易国=集中豪雨的輸出国、そして、不正為替操作国の一挙殲滅である。
■ まとめ
おいらも「"美人"さん」に生まれついたら、「三浦瑠璃」になれた???
でも、難しいだろうな。 だって、おいらは農学部じゃないし。