いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

薩摩藩英国留学生

2005年07月10日 14時50分51秒 | 日本事情
■この日、昨晩半井さんが明日は鹿児島は終日雨と言ったのに、雨降らず。

だから、徒歩移動楽だった。

■鹿児島中央駅、以前のこの駅の名「西鹿児島駅」は廃名になったようだ。西鹿児島といえば昔のブルートレインの終着駅。今は新幹線。

鹿児島中央駅から市電で市役所前まで行き、徒歩で黎明館に行く。黎明館とは歴史博物館。比較的新しいとお見受けする。鶴丸城址の敷地、近代は旧制七高、にある。

現在は企画展『渡航140年記念 薩摩藩英国留学生』を観る。



展示内容は;
I  外圧と薩摩藩
II  留学生等の足跡
III 報告書と薩摩藩の動向
IV  帰国後の活躍

展示室はそれほど大きくない部屋。
薩英戦争の後、薩摩藩が、グラバー商会の手引きで、英国に若者を研修におくる。森有礼はその一人。

■展示品で目を引いたものは森有礼の書いたもの。「自警」という題の べき論。展示してあるものが「本物」なのか、現在でも文科省の大臣室に掲げてある方が本物なのか忘れた。

5月30日付・編集手帳 (読売新聞) - goo ニュース

終(つい)に以(も)って其(その)職に死するの精神覚悟あるを要す

と結んである。教職に死を賭す、とはイメージが湧きにくいけど。


■今回初めて知ったのは町田久成。 国立博物館を創設。のち、突然出家。

■いま気づいたが、展示がいまいち物足りなかったは、向こうで彼らがどんな暮らし、勉強をしていたかの展示品がなかったからだと思う。

■黎明館の通常展示は重厚・充実。例えば、薩英戦争賠償金の受け取り証書の本物があった。

●黎明館には案内の綺麗で若い女性が。客より多し。


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