いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

せどり(もどき)/春樹/日本列島改造論

2004年08月28日 07時36分13秒 | インド

いか@ ゾッキ本を漁る。

 仙台旅行ではいくつかの『ブックオフ』に行った。★4号宮城白石店、★仙台西口店、★栃木氏家店の3店。さいきんネットやブログで「せどり」という言葉をよく目にするようになった。せどりとは「古書店や即売展などで買って、高く販売できるところに回して口銭をとること」である。本来従来の古書店員がやってきたことなのだろう。ところが最近、ブックオフで仕入れて・アマゾンでネット販売する、そうだ。せどりということばに気づく前に、おいらはアマゾンで古本をちょこちょこ購入していた。本の価格と送料が同じか、むしろ送料の方が高いことが多い。*註 それでも新刊で買うより安い。なにより、クレジットカードで買って、職場に郵送してもらえば、本当に便利である。自宅宛だと昼間不在で受け取りが面倒。さらにそれをやっているのが、古書店ばかりではなく、一般個人らしい。

 そんな、セドリな人の仕入先がブックオフらしい。写真は村上春樹のエッセイ本。すべて105円。そうか世間の評価はきびしいなァと思いつつも、おいらにはお宝なのでがっちりかいましょう。そして、田中角栄著、『日本列島改造論』これも105円。この本おいら、がきのころから20年古本屋に出入りして、はじめて見た。ネットの古書検索で調べたら700円以上してた。空想するにその昔改造ブームの頃い中、角栄ファンの「保守」(実はなりあがり)おやじが買って、古本屋に本を売るなんて感覚は当時なかったから、30年後の今遺族が整理がてらブックオフに「棄てた」んだろうと。

*註 このころ新書を買っていたので。新書はおおむね300円以下。送料もその程度。
 


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