草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

死を恐れぬ日本人がいる限り日本は永遠に不滅だ

2011年03月20日 | 災害

 福島第一原発のトラブルについて、民主党政権は政局に利用しようとして手練手管の限りを尽くしたが、そうは問屋が卸さなかった。危機的な状況が長く続きすぎたからだ。ここにきて、終息する可能性が出てきたのは、日立や東芝の技術陣が結集して、局面の打開を図ろうとしているからだ。私は日本の力を信じたいと思う。そして、国のために命を捧げる自衛隊や警察の若い人たちの使命感も。いかにサヨク政権であっても、日本の根本は維持されているからこそ、危機的な状況を乗り切れる可能性が出てきたのである。日本人の魂は、古代から一貫して悠久の大義を重んじるのであり、イザとなれば笑って死ぬことができるのである。この世の近くには隠り世というのがあって、死者が生者をじっと凝視しているのである。だからこそ、日本人は卑怯なことができないのだ。まだまだ楽観視するのは早いかも知れないが、日本人は過酷な環境にもめげず、常に前進してきたのである。日露戦争で203高地を奪取するために、突撃を敢行したのも、迫りくる祖国の危機を救うために、カミカゼ特別攻撃隊となって出撃したのも、いずれも神国日本のなせる技であった。今回の決死行に加わった若者が、妻や恋人にあてたメールも、憂国の情にあふれた文面からなっていた。そのパトスが受け継がれている限り、死を恐れぬ日本人がいる限り、日本という国家は永遠に不滅なのである。  

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自信なさそうな答弁に終始する福山官房副長官

2011年03月20日 | 災害

 フジテレビの新報道2001の世論調査の結果、内閣支持率が跳ね上がったのには驚いたが、民主党政権とマスコミが一体となった世論操作が効果を上げているからだろう。しかし、それはあまりにも甘すぎる。民主党政権は、政治主導といいながら、決定的な局面で判断を誤ったからだ。福島第一原発のトラブルでは、早い段階から海水で放水していれば、ここまではならなかったのである。不手際ばかり繰り返しているせいか、NHKに出演した福山官房副長官の表情も、泣き顔に近かった。枝野官房長官は一方的にしゃべるだけであったが、福山官房副長官は、それだけ正直なのだろう。いくら東京消防庁や自衛隊が大量の水をかけても、それで全てが解消されるわけではない。あといくつかの山を越えなくてはならないのである。それが実際にできるかどうか自信がないのだろう。それからもう一つ気になることがある。菅首相が自民党に連立を呼びかけたことだ。それも震災や復興を担当する大臣を自民党に丸投げしようとしたのである。それもまた自信のなさが表れではなかろうか。あくまでも主観的な観察に過ぎないが、今の民主党政権が自信がないのは、重大なことを国民に隠しているからではなかろうか。 

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生活にも支障が出てきた放射性物質による汚染の拡大

2011年03月20日 | 災害

 いよいよ原発のトラブルによる影響が深刻になってきているが、民主党政権の言うことには、水道水に基準値を超えた放射性物質が含まれていても、大丈夫とのたまうのだから手が付けられない。枝野幸男官房長官の「すぐに健康に害があるわけではない」との言い方にいたっては、まさしく責任逃れでしかない。つまり、将来はどうなるかわからないというのだ。それで国民が納得するはずもないのに、混乱を最小限にしようという思惑が見え見えである。そんなことよりも、子供や若い人、さらには妊婦などを中心にした、集団疎開の必要性があるのではないだろうか。放射性物質による汚染が長期間にわたるならば、そこまで考えるべきなのである。このままでは日を追うごとに不安感をつのるばかりである。いかに想定外の出来事であっても、最善のことをするのが、今の政権の責務ではなかろうか。そうでなくても、福島県の経済活動はどんどん萎縮している。県民の多くは被曝を恐れて屋内避難をしているし、動こうとしてもガソリンがなくて動けないのである。危険な地域からの避難が優先されるのはいうまでもないが、将来の見通しについても、菅直人首相や民主党政権は国民に示すべきだろう。もはや口先でごまかすことはできなくなっているわけだから、正直に語るしかないのである。  

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