安倍政権がふらついたとしても、私たち保守派が支えなくては、日本は大変なことになってしまう。今日のテレビ朝日の「ワイドスクランブル」では、円安が悪いかのような印象操作をしていた。スポーツ新聞を取り上げて、その記事を論じているのだから、低俗そのものである。嗤ったのは、テレビ朝日の解説員らしき人間が、得意気に「今では会社は株主のものですから、従業員の給料をアップさせるのは難しいでしょう」と言ったことだ。負担だけが増えるのを強調していた。新自由主義に洗脳されてしまっているようで、会社は従業員のためにある、という日本的慣行を知らないらしい。安倍首相は「株主に顔を向けるのではなく、従業員に還元すべきだ」と主張しているではないか。経済団体のトップと会談したのも、大きな圧力となったはずだ。アベノミクスの評判が良過ぎるので、難癖を付けるのに必死なのが、今の日本のマスコミなのである。政治家でもない私は、安倍首相を信用してはいても、心配の種は尽きないが、反安倍キャンペーンに対しては、徹底して反撃を加えるつもりだ。円安と株高によって、日本の景気が復活しつつあるにもかかわらず、そこに冷水を浴びせられては、元も子もないのである。レーニンの言葉ではないが「一歩前進二歩後退」の精神で、安倍政権をバックアップするしかないだろう。日本を取り戻す戦いは、少しずつでも前に進めばいい。完全を求めると、かえって足をすくわれかねないからだ。
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