草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

悪夢繰り返さないためにもアメリカは日本を追い詰めるな!

2013年03月04日 | 政局

 アメリカを敵とするわけではないが、日本の国益のためには、衝突することがあってもやむを得ないだろう。大東亜戦争に突入したのも、日本が一方的に悪かったわけではない。日露戦争までは、日米は友好的であった。風向きが変わったのは、それ以降である。アメリカは日本人の移民にまず難癖を付けてきた。年間1万人が超えることが制限されたほか、大正13年には排日移民法案が上下両院を通過した。さらに悪いことには、アメリカが満州に権益に目を付けたことで、日本との間で利害が対立したのだ。日米開戦の不幸を繰り返さないためにも、アメリカは節度を持って日本と接すべきだろう。そうでなくても、現在の日本は、アメリカの管理下にあるといっても、それは過言ではない。70年近くにわたっアメリカ軍が常駐しており、沖縄に限ってみれば、アメリカ軍が2万人であるのに対して、自衛隊はわずか2千人である。尖閣諸島をめぐって、中共の侵略が危惧されているが、軍事的な意味では、日本はまだまだ増強する余地がある。アメリカは全世界的な規模での兵力の削減を検討している。極東において、日本に肩代わりを求めるのであれば、それ相応の対応をすべきだ。日本の国力を落とすようなTPPをごり押しすれば、日本人はあっというまに反米一色になってしまうだろう。いくら自民党政権であっても、何の手助けにもならない。アメリカばかりでなく、日本も困っているのだから、そこはギブアンドテイクでいくべきなのである。


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軍事的にも経済的にも日本は国家として身構えるべきだ!

2013年03月04日 | 政局

 よくよく考えてみると、今の日本が危機に直面しているのは、中共や北朝鮮、韓国やアメリカに原因があるのではなく、日本自身にあるのではないだろうか。あまりにも疑いもなく、外国と付き合ってしまう。それが結果的に、日本に危機をもたらしているのではないか。尖閣諸島への中共の軍事的挑発、北朝鮮による核保有の現実化、日韓関係のぎくしゃく。それらはいずれも、、日米同盟の強化として、TPP交渉を促す背景になっている。つまり、全てがリンケージしているのだ。戦争に巻き込まれないようするには、アメリカ様に膝を屈するしかないのである。日本がTPPに参加することで、失うものが大きいとしても、アメリカの核の傘で守ってもらえれば、それで良しとするのが、今の日本人なのである。しかし、それもまた見込みのない、希望的観測でしかない。アメリカは財政を立て直すために、軍事費を大幅に削る必要に迫られている。TPPにしても、オバマ大統領の口から出るのは、雇用を創出するということだけだ。軍事的な面には、一切言及していない。日本の政治が混迷しているのは、パラダイム・チェンジをできないからだろう。従来の枠組みで大丈夫だと思うのは、あまりにも甘過ぎる。戦後レジームとして、アメリカ頼みで生きてきた日本人にとって、それは生易しいことではないだろうが、軍事的にも経済的にも、国家として身構えるべきであり、刻々変化する状況に振る舞わされるのではなく、戦略的思考こそが求められているのである。


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