草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

中共主導のアジアインフラ銀行への参加は日本の国益を損なうだけだ!

2015年04月02日 | 政局

バスに乗り遅れると騒いでいるのは、特定アジアの代弁をしている勢力であり、日本は泰然自若としていればいいのである。社会主義国を名乗りながら、資本主義化を進める中共は、本音と建前があまりにも違い過ぎる。独裁国家中共と仲良くやる必要などどこにもないのである。アメリカと日本が参加しないアジアインフラ投資銀行(AIIB)は、まさしく絵に描いた餅であり、組織運営や融資の審査体制に不安が残る。拙速な判断をすることの方が問題だ。読売新聞がAIIBに参加した場合の日本の利点と欠点を並べて紹介しているが、誰が見ても欠点の方が大きい。利点とされる日中の改善、インフラ事業での日本企業の入札の拡大、内部からのチェックが可能は、かなり困難なことである。アジアにおける日本の影響力の低下も、心配するのは取り越し苦労だ。欠点は米国との関係悪化、中共のアジアでの影響力拡大を助長する恐れ、巨額の出資金が求められ焦げ付く可能性も、独裁政権や環境に悪影響を与える事業への貸し付けに加担する恐れである。多くの日本人は欠点に注目するに違いない。中共は日本を侵略することを明言している国家である。それを思いとどまらない限り、日本は政権分離で対応するのは間違っている。中共の幹部は子弟を海外に留学させ、なかには国籍まで取らせている者までいる。いつでも逃げ出せるようにしているのだ。そんな不安定な独裁国家の前途は明らかである。一緒に組んで世界経済を牽引するなどというのは、夢物語も夢物語である。安倍首相は日本とアメリカの同盟関係を踏まえて、情報収集に努力し、決断するにあたっては、共同歩調をとるべきだろう。中共に加勢するマスコミやキャスターの発言については、監視の目を怠るべきではない。国益を無視して国を売る者たちを断じて許してはならないのである。

 

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