草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

維新の党はかつての西尾末広の民社党を目指すべきだ!

2015年04月07日 | 政局

橋下徹大阪市長の支持率が低下し、大阪都構想の賛否も拮抗してきたようだ。とくにここにきて、橋下離れが起きており、かつてのような勢いはなくなってきた。自民党に担がれて大阪府知事になり、それからパフォーマンスに明け暮れて、結局は沈没寸前にまでなってしまったのである。あまりにも奇抜さを競い過ぎたのではないだろうか。いよいよ賛否を決める住民投票が5月17日に迫ってきており、否決されるように自体になれば、政治生命にも大きな影響を及ぼすだろう。平成になる直前から日本の政治は漂流を続けてきた。従来の政治からの脱却は理解できるとしても、政権交代可能な選挙制度ということで小選挙区を導入し、その結果が主義主張なき離合集散であった。選挙区の事情だけで、自民党や民主党を名乗っている国会議員があまりにも多過ぎる。逆に維新の党は二つの党の間に埋没することを恐れて、話題性づくりに必死である。しかし、あまりにも改革に前のめりでは、弱者に目が向かないのは当然である。大阪はかつては民社党が一定の勢力を保持していた。民主主義的な社会主義の伝統があるわけだから、それを踏まえての地域政党づくりをすべきではなかったか。旋盤工上がりであった西尾末広の足跡にこそ学ぶべきであったのだ。今からでも遅くはない。社会主義インターナショナルに加盟できるような政党にすべきである。そして、外交防衛では自民党と足並みを揃えるべきだろう。新自由主義では国民の支持を得ようと思っているのは、とんでもない勘違いである。

 

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