日本保守党の皆さんは、河村たかし氏の後継として名古屋市長に当選した、広沢一郎新市長の朝日新聞の去る27日付の記事を読んだのだろうか。推薦を受けた日本保守党との関係について、広沢氏は「市政運営への影響はない」ときっぱり言い切ったのである。
LGBT法を自民党が通したことに反発して、それで結成されたはずの日本保守党は、政策のすり合わせをすることもなく、選挙に利用されただけなのである。保守の旗を掲げるといいながら、結果的にリベラルを応援してしまったのである。日本保守党の党員は、本当にそれで納得できるのだろうか。
このままでは減税日本と日本保守党は袂を分つことになると思う。そもそも考え方が違うわけだから、当然の成り行きだろう。トップに立っている百田氏や有本氏は、きちんと党員に説明すべきだ。政策を地道に実現していかなければ、出たとこ勝負では、もはや通用しなくなってきているのだから。