今日も北朝鮮が弾道ミサイルを日本海に向け発射した。中国が明日にでも、台湾に攻めてくる危険性が高まっている中で、やたらと北朝鮮が弾道ミサイルを撃ってきている。関係があると見るのは当然だろう。
自衛隊やアメリカ軍が、日本海や北海道周辺での軍事挑発に気を取られている隙に、台湾を攻撃するというシナリオが想定される。さらに、台湾や日本に潜入した工作員が、破壊活動を行うことも、その前段ではありうる。
日本に隣接する国家は、韓国を除けば、いずれも核兵器を保有している。しかも、中国、ロシア、北朝鮮は同盟国のように結束している。ウクライナで苦戦しているロシア軍に、中国が軍事援助をそれほどしていないのも不思議だ。開戦のタイミングを狙っているのではないだろうか。
相も変わらず、旧統一教会叩きにうつつを抜かしている国会は、あたかも、そうした現実を直視していない。岸田内閣も、財務省の言いなりで、防衛力増強には及び腰である。
刻々危機が迫っている。先島諸島の国民を、避難させる計画すらできていない。台湾有事になれば、そこが戦場になるとみられているのに、対策が講じられていない。弾道ミサイルに対しても、自衛隊の迎撃ミサイルの数が少なく、現状では対処できないという見方が有力だ。先島諸島に配備された自衛隊は、玉砕覚悟で戦うしかないようだ。そもそも自衛隊には、継戦能力がないのである。
いま私たちができることは、ネット民が声を上げて政治を動かすことである。座して死を待つようであってはならない。何が何でも防衛力増強なのである。抑止力を高めなければ、中国は必ず攻めてくるのだから。