草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

敵対国の反対派に資金提供をするのは世界の常識だ!

2015年12月07日 | 政局

「米軍基地の辺野古移設に反対する活動家に中共から資金が出ている」とケント・ギルバートがテレビ朝日の朝生で語ったが、そんなことで驚く方がどうかしているのである。敵対する国の反対派を応援するというのは、どこの国でもやっていることで、それを黙認している方が甘いのである。日当は2万だともいわれており、金次第で動く人間を利用するのは、常套手段でもあるのだ▼ロシア革命にしても、ドイツから革命資金が出ていたことは有名な話である。ロシア共産党の機関紙のプラウダにしても、それがあったからこそ発刊できたのである。レーニンがロシアに入ることができたのも、ドイツ陸軍のバックアップがあったからだ。第二次世界大戦後にアメリカ軍が発見したドイツ外務省の秘密文書には「われわれはベルリンの参謀本部政治課と連繋して、ロシアにおける民族分離運動を強化し、革命分子を援助してきたが、これはすでに顕著な成功を収めている。もしわれわれの援助が無いとしたら、ロシア共産党の運動は現在見られるような規模に決して到達しなかったろう」と記されていたのである▼沖縄の活動家にとどまらず、日本のマスコミ関係者や学界にまで中共の影響力が及んでいるはずだ。いつかはそれが暴露されるだろうが、驚天動地の事実が判明することになるだろう。我が国の安全保障を考える上で、敵対国家からのそうした働きかけは、徹底的に調べ上げなくてはならないし、国を売るような行為をした者には、断固たる処置を講じなくてはならない。それができなければ日本は滅ぶしかないのである。

 

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