草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

自民党員は保守であり高市さんが勢いづくのは予想されたことだ!

2024年09月14日 | 自民党
 予想されたことではあるが、自民党総裁選での高市早苗さんの勢いがすごい。1回目の投票からトップに躍り出る可能性が出てきた。ネット民の力が政治を動かす時代になったのだ。高市さん叩きをしたマスコミは完敗である。
 自衛隊・警察関係者、保守的な宗教団体、日本会議加盟の保守的な地方議員などが最低でも2割はいる。高市さんが主張する国土強靭化によって建設関係は高市さん支持である。証券会社も積極財政派の高市さんに期待している。そして何よりも、多くの党員は誰が選挙の顔に相応しいかで判断するのである。日本初の女性総理誕生ともなれば、向かうところ敵なしではないだろうか。
 よくよく考えてみればいい。そうでなくても自民党員の多くは、保守的な考え方の持ち主である。急激な変化を嫌うのが保守である。にもかかわらず、1年という期間を切って、夫婦別姓にするとか、雇用主が自由に解雇できるようにするとか、誰が考えても極端な議論に与するわけはないのである。
 多くの候補者が出たことも、かえって高市さんには有利に展開している。小林鷹之氏は推薦人から福田達夫氏を外して、保守色を鮮明にした。茂木敏充氏は増税路線を否定した。加藤勝信氏も林芳正氏、上川陽子氏も小石河とは一線を画した。小林氏は高市さんの後の有力な保守の受け皿になるだろう。茂木氏についても実力者としての地位を築くだろう。
 小石河がリベラル色を鮮明に打ち出すことで、勝てると踏んでいたがまったく事情は違っていた。論戦が深まれば深まるほど、守勢に立たされることになった。
 最後まで油断はできないが、旧安倍派と麻生派は高市さんにまとまりつつある。そこに保守系国会議員や積極財政派が一丸となってきており、最悪でも1回目で2位に食い込むことは確実視されている。
 田崎史郎氏は1年と期限を切った小泉氏をべた褒めしたが、それがかえって墓穴を掘ることになったのだ。永田町の雀の思惑を超えて、自民党は高市さんを総理総裁にすることになるだろう。

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