草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

岸田首相はリアリストの保守主義者ではない

2024年02月20日 | 政局
 自らの国を貶めてはならない。それによって日本の立場が悪くなることを、岸田首相は考えたことがあるのだろうか。
 民主主義を国是とする欧米は、かつて何をしただろうか。帝国主義国家として植民地を支配し、現地の人たちを奴隷扱いにしたではないか。未だにロシアや中国は、人権を無視した政治を行っている。しかし、どちらも自分たちの非を認めようとはしない。
 そんなことをすれば、とんでもないしっぺ返しを受けるからである。深刻化している欧米の移民問題にしても、根っ子の部分はそれが原因である。
 どこの国もそうであるのに、日本だけは例外のようだ。岸田首相が差別国家として、日本を規定するというのは、とんでもないことである。差別などほとんどないのに、頭を下げれば、謝れば世界が許してくれると思っているのだろうか。逆に、他国に付け入るスキを与えてしまうだけである。そんなことも分からないのだろうか。
 保守であれば、本来は徹底したリアリストでなければならない。しかし、平和ボケの岸田首相はまったく理解できないようだ。日本がどんどん壊れていきつつある。国家として自立を目指すのではなく、米国や中国の思いのままに操られ、衰退から滅亡に向かうのだろう。もはや岸田首相の日本の舵取りを任せるべきではないのである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 核を持つ覚悟あるかと問われ... | トップ | 三島由紀夫の『反革命宣言』... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政局」カテゴリの最新記事