今年の流行語大賞は「ぱよぱよち~ん」でよかったのに、ネットの世界とマスコミとは同列には論じられないようだ。しばき隊の関係者を正義の味方としてテレビや新聞は持ち上げていたのに、とんでもない暴言を吐いていたのが明らかになった。しかも、女性に向かって意味不明の「ぱよぱよち~ん」を連発したのがネット上にさらされた。前代未聞の出来事である。それには全く触れず、偏った選考委員が「トリプルスリー」と「爆買い」 を選んだのである。▼本当はトップテンに入った「アベ政治を許さない」「シールズ」にしたかったのだろうが、シールズが「志位るず」であることは周知の事実であり、それではあまりにも見え見えである。批判されないために、どうでもいい言葉にしたのだろう。「トリプルスリー」の意味を知っている人は、国民のほんの一握りだろう。「ぱよぱよち~ん」を口にすれば、それだけで「レイシスト」扱いをするのは、まさしく言論弾圧であり、全体主義のスターリニストの所業なのである。それに刃向ったろくでなし子が一躍ネットの英雄になった。自分たちだけは正しいと上から目線のしばき隊やシールズに対して、一歩も引かない勇気は立派であった。▼選考委員の一人ひとり俎上に乗せてやってもいいが、すでに知れ渡っていることなので、あえて糾弾するにも値しない。マスコミ内の流行語大賞にもはや国民は踊らされないのである。多くの人がマスコミを信用しなくなっており、そろそろネットの流行語大賞を発表したらどうだろう。
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