草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

言論テレビで髙井弁護士が日本の核武装を主張

2024年01月08日 | 核武装
 言論テレビに去る6日に出演した髙井康行弁護士(元東京高検刑事部検事)の一言は衝撃てあった。髙井氏は「日本は核武装すべきである」との持論を展開したからだ。
 中国の脅威に対抗する方策を尋ねられた髙井弁護士は「日米の核の拡大抑止が利いていないということですよ。日本は核武装しないといけない。だから彼らはアメリカを攻撃するといわないでしょう。アメリカが核兵器を持っているからでしょう。日本がそう言われるのは、日本に核兵器がないからですよ。日本は核武装すればいいんです。そんなものあっという間になくなりますよ」と発言した。
 ウクライナに攻め込む前に、プーチンが北海道を攻撃しようとしたというのは世界中にニュースで配信されている。中国は核爆弾を7発投下すれば、日本など消滅するかのようなことを口にしている。北朝鮮は何かあると、核を持ち出して日本を脅かす。それに対処するには、もはやアメリカの核の傘が機能しないことは明白なのである。
 もちろん、我が国が世界一の核大国を目指す必要はない。原子力潜水艦でなくても、海上自衛隊の潜水艦は世界に誇る性能がある。当面はそれに戦術核を配備し、やられたらやり返す最小限の力を保持すればいいのだ。アメリカに届くような戦略核兵器は必要ないのである。
 核武装について真面目に考えないならば、日本の運命は二つしかない。一つは中国の属国になることであり、もう一つは核攻撃で日本が消滅することだ。そのことを真摯に考えようとしない岸田首相は、日本丸の舵取りにはふさわしくはないのである。

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