総選挙の投開票日が目前に迫ってきたが、予想された以上に、自民党は大幅に議席を減らし、かろうじて第一党を維持するものの、単独での過半数は絶望的となってきた。公明党と合わせても、過半数を確保するのが難しい情勢のようだ。
ここまで自民党が追い詰められてしまったのは、石破がまともな政策を掲げることなく、それこそマスコミが囃し立てる「裏金」にこだわったからである。そして、旧安倍派を中心にして公認から外したり、比例から除外したことで、自民党内は大混乱である。それでいて負けが明らかになると、非公認にも公認料を払うという決定を下した。
石破はやることなすこと、全てが支離滅裂なのである。テレビのCMやネット広告で、石破を登場させることは、自民党の票を減らすだけである。200を割るという予想まで出ている。過半数割れした自民党を高市早苗さんが引き継ぐことになると考えると、事は深刻である。最悪を避けるために自民党に投票するかどうか、岩盤保守の人たちも迷うところではないだろうか。